BingのAIパフォーマンスに、問いをテーマ別に束ねる「Topics Portfolio」がベータで加わった。数字は概算の目安 ── 自社の画面で何を読み何を読まないかを確認する13項目(2026年10月時点)
BingのAIパフォーマンスに、問いをテーマ別に束ねる「Topics Portfolio」がベータで加わった。数字は概算の目安 ── 自社の画面で何を読み何を読まないかを確認する13項目(2026年10月時点)
目次
- 01 何が起きたか — BingのAIパフォーマンスに、問いをテーマ別に束ねる「Topics Portfolio」がベータで加わった
- 02 なぜ・背景 — 2月は「どのページが」、6月は「どんな意図とテーマで」、10月は「テーマの全体像」
- 03 用語 — 読み違えやすい言葉を先にそろえる
- 04 型別 — 自社がどれに当たり、何を、どの順で確かめるか
- 🅰 型A — 解説記事やニュースを、定期的に出しているサイト
- 🅱 型B — 小さいサイト・公開して間もないサイト
- 🅲 型C — 店舗・地域のサイト
- 🅳 型D — 制作会社・代理店で、顧客のBingの画面を見る担当
- 公式が書いている制約と、書いていないこと
- 手順1 — AIパフォーマンスを開き、Topics Portfolioのタブの有無と、期間を決める
- 手順2 — テーマの一覧の上から10件を、自社の分類と並べる
- 手順3 — Topic SizeとSites Citedを並べて、大きさと混み具合を見る
- 手順4 — 自社の引用が集中するテーマを開き、問いを、ページと突き合わせる
- 手順5 — Opportunity Queriesを、取り組む問いと、外す問いに分ける
- 手順6 — 分類が違うと感じた行に、親指で知らせる
- 手順7 — 画面を、日付・期間つきで保存し、次の日を決める
- 05 自分のサイトで確認するチェックリスト
- 06 代替・他の選択肢 — テーマ別の画面が使えないとき、何で補うか
- 07 当サイトで確かめたこと
- 08 このテーマの、これまで
- 09 この記事のまとめ
01 何が起きたか — BingのAIパフォーマンスに、問いをテーマ別に束ねる「Topics Portfolio」がベータで加わった
Bingの公式ブログが、2026年10月13日に知らせた
Microsoft Bingの公式ブログに、「Introducing Topics Portfolio (Beta) in AI Performance」(訳: AIパフォーマンスに、Topics Portfolio(ベータ)を導入する)という記事がある。ページには「October 13, 2026」と表示されている。2026年10月14日に開いて読んだ。本文の最初の文は、次のとおりである。
"Today we are announcing a new beta feature inside the AI Performance report in Bing Webmaster Tools."
(訳: 今日、Bing Webmaster ToolsのAIパフォーマンスのレポートの中に、新しいベータ版の機能を発表する。)
続く文が、機能の名前と役割を説明している。
"It is called Topics Portfolio, and it groups the grounding queries where your site appears into broader thematic clusters – for example, football, taxes or AI Chatbots – so you can see the shape of your presence across those clusters rather than one query at a time."
(訳: 名前はTopics Portfolioで、自社のサイトが出ているgrounding queriesを、より広いテーマのまとまりに束ねる。たとえば、サッカー、税金、AIチャットボットである。問いを1つずつではなく、まとまりごとに、自社の出方の形を見られる。)
つまり、これまで1つずつ見ていたAIの回答の根拠になった問いを、テーマごとに束ねて見る画面である。なお、この記事は、画面を見て書いたものではなく、公式ブログの文章を読んで書いている。画面の見え方は、各自の画面で確かめる(07章に、確かめたことと確かめていないことを分けた)。
入口は、「Citations & Pages」の隣のタブ
画面への行き方は、公式ブログに次のように書かれている。
"If there is sufficient data for your site, you will see a new Topics Portfolio tab next to Citations & Pages."
(訳: 自社のサイトに十分なデータがあれば、Citations & Pagesの隣に、新しいTopics Portfolioのタブが見える。)
「十分なデータがあれば」という条件が付いている。データが足りなければ、タブは出ない。どれだけあれば十分かは、公式ブログの本文に書かれていない。なお、記事の最後の節は、同じタブを「Topics tab」(訳: Topicsのタブ)と書いている。「Topics Portfolio」のタブと「Topics」のタブが、同じものを指すと読むのが自然だが、画面での表記は確かめるまで分からない。
一覧には、4つの列がある
タブを開くと、最初に出るのは、自社に意味のある出方があるテーマの一覧で、テーマごとに3つの数字が並ぶ、と公式ブログは説明している。列の意味を、記事の表から日本語にして、読むときの注意を足した。
| 列 | 公式ブログの説明の要旨 | この記事の読み方 |
|---|---|---|
| Topic | 自社が出ている、関連する問いを束ねた、広いテーマのまとまり | 分類はAIが作る。自社の見方と違うことがある |
| Topic Size | 選んだ期間に、そのテーマで、すべてのサイトにわたって引用された回数のおおよその合計。AI検索での需要の大きさを表す | 自社の引用の数ではない。テーマ全体の大きさの目安である |
| Sites Cited | そのテーマの問いに出ているサイトのおおよその数。どれだけ混んでいるかを示す | 数が大きいほど、同じテーマで並ぶサイトが多い、と読む |
| Queries | そのテーマの、異なるgrounding queriesのおおよその数 | テーマの中に、問いがいくつあるかの目安である |
表の下には、「Top Opportunity Queries」(訳: 上位の機会の問い)という欄がある。公式ブログは、ポートフォリオ全体の中で、他のサイトが出ていて、自社が出ていない、最も強い問いと説明している。この欄の引用の量は、正確な数ではなく、範囲で表示される、とも書かれている。
テーマを開くと、詳細の画面になる
一覧のテーマをクリックすると、そのテーマの詳細の画面になる。上に3つの数字のカードがあり、テーマの大きさ(Topic Size)、テーマの中での自社の引用、テーマの中の問いの数が並ぶ。その下に、問いの表が2つある。
- Your Grounding Queries(訳: 自社のgrounding queries):このテーマで、自社がすでに出ている上位の問い。公式は、すでに見慣れた、Citations & Pagesのデータと揃うと書いている。
- Opportunity Queries(訳: 機会の問い):同じテーマで、他のサイトは出ていて、自社は出ていない上位の問い。引用の量は範囲で出る。
02 なぜ・背景 — 2月は「どのページが」、6月は「どんな意図とテーマで」、10月は「テーマの全体像」
2月:AIパフォーマンスは、引用の回数とページを見せる画面として始まった
Bingの公式ブログに、2026年2月の記事「Introducing AI Performance in Bing Webmaster Tools Public Preview」(訳: Bing Webmaster ToolsのAIパフォーマンスの、公開プレビューを導入する)がある。ページには「February 10, 2026」と表示されている。この記事は、AIパフォーマンスを、Microsoft Copilot、BingのAI要約、一部の提携先の画面で、サイトの内容がどう現れるかを示すものと説明している。
ダッシュボードが測るものは、5つ書かれている。引用の総数(Total Citations)、1日あたりの引用されたページ数の平均(Average Cited Pages)、grounding queries、ページごとの引用、時間の推移である。grounding queriesは、引用の動き全体の標本だと、2月の記事は書いている。
ページごとの引用の欄については、次のように書かれている。
"This reflects how often pages are cited, not page importance, ranking, or placement."
(訳: これは、ページが引用された回数を表すもので、ページの重要度、順位、置かれた位置を表すものではない。)
引用の数は、重要度や順位ではないと、公式が2月から書いている点は、10月の画面を読むときにも当てはまる。
6月:意図・テーマ・引用シェア・比較が、プレビューで加わった
2026年6月16日の記事「New AI Visibility Insights in Bing Webmaster Tools: Intents, Topics, Citation Share, Compare」(訳: Bing Webmaster Toolsの、AIでの見え方の新しい情報:意図、テーマ、引用シェア、比較)は、4つの機能を、世界中でプレビューとして展開すると書いている。
- Intents:grounding queriesを、情報収集、商業、ナビゲーション、学習と問題解決、調査、作成、地域などの、広い分類に分ける。
- Topics:関連するgrounding queriesを、より広いテーマのまとまりに束ねる。記事は、「solar panels」「solar energy efficiency」「residential solar installation」が、「Solar Energy」のテーマに入る例を挙げている。
- Citation Share:特定のgrounding queryについて、すべてのサイトに表示された引用のうち、自社が占める割合を示す。
- Compare:前の期間を、現在のグラフに重ねて表示する。たとえば、直近30日と、その前の30日である。
Citation Shareについて、記事は、数字の読み方を、次のように釘を刺している。
"Importantly, Citation Share is designed as an observational metric – not a ranking system or a competitive scoreboard."
(訳: 重要なことに、Citation Shareは観察のための指標として作られており、順位付けの仕組みでも、競争の得点表でもない。)
10月:テーマの一覧と、空いている問いが加わった
10月13日の記事は、Topics Portfolioが、これまでのレポートが見せられなかった3つを加える、と書いている。テーマごとの自社の出方を一目で見る「ポートフォリオの視点」、テーマの大きさと混み具合を示す「エコシステムの文脈」、実際のBingでの根拠づけの動きから選ばれた、特定のテーマの特定の問いという「行動に結びつく機会」である。
また、テーマと機会の問いは、自社のAI検索での出方から選ばれたもので、一般的な一覧から持ってきたものではない、と説明している。
6月の「Topics」と、10月の「Topics Portfolio」の関係は、10月の記事に書かれていない
6月の記事は、Topicsを、関連するgrounding queriesを、広いテーマのまとまりに束ねるものと説明している。10月の記事は、Topics Portfolioを、grounding queriesを、広いテーマのまとまりに束ねるものと説明している。説明は、よく似ている。ただし、2026年10月13日付の本文には、6月のTopicsとの関係を述べた文は見つからなかった。同じものの名前が変わったのか、別の画面なのかは、確かめられていない。画面で、タブの名前を確かめるのが、確実である。
03 用語 — 読み違えやすい言葉を先にそろえる
groundingと、grounding query
用語
grounding(グラウンディング):AIが答えを作るときに、答えを支えて引用するために使う、元になる資料とウェブ上の証拠である。grounding query:AIが、回答に引用された内容を取り出すときに使ったキーフレーズである(2月の記事の説明)。利用者が打った言葉そのものだとは、書かれていない。Bingの6月の記事は、groundingを、次のように説明している。
"In AI-generated answers, grounding refers to the source material and web evidence the system uses to support and cite its response."
(訳: AIが作る回答において、groundingとは、システムが、回答を支え、引用するために使う、元の資料とウェブ上の証拠を指す。)
2月12日付の別の記事は、groundingを、AIを最新で信頼できる情報につなぐ仕組みと説明している(要旨)。grounding queryが、利用者の問いとどれほど似ているかは、公式の記事に書かれていない。
Topic Size・Sites Cited・Queries
用語
Topic Size:そのテーマで、全サイトにわたって引用された回数のおおよその合計である。Sites Cited:そのテーマの問いに出ているサイトの、おおよその数である。Queries:そのテーマの、異なるgrounding queriesの、おおよその数である。3つとも、公式ブログが「approximate」(訳: おおよそ)と書いている。自社の数字ではなく、テーマ全体の数字である。
Opportunity Queries(機会の問い)
用語
Opportunity Queries:同じテーマの中で、他のサイトは出ていて、自社は出ていない問いである。「機会」という名前だが、自社が書けば出られる、という保証ではない。引用の量は、範囲で表示される。
ベータと、「概算」の意味
公式ブログは、ベータの意味を、次のように説明している。分類はAIが作り、全体の数字は集計であるため、早く出して、利用者の意見で直したい、という説明である。数字の読み方は、次の一文で示している。
"Treat the numbers as directional signals for planning, not as a precise ledger."
(訳: 数字は、計画のための方向を示す信号として扱い、正確な台帳としては扱わないこと。)
この一文が、この記事全体の読み方の基準である。AI検索の数字から、仮定を切り離して読む手順は、当サイトの記事「「2027年に半減」の土台は、7.1%の1点だった ── AI検索の数字から「仮定」を分離する3つの手順」にある。数字は、1件単位で合わせるものではなく、方向を見るものである。
04 型別 — 自社がどれに当たり、何を、どの順で確かめるか
🅰 型A — 解説記事やニュースを、定期的に出しているサイト
公式ブログは、Topics Portfolioを、コンテンツの戦略や編集の計画を考える発行者に、最も役立つはずと書いている。記事を継続して出しているサイトは、自社が書いているテーマと、AIが引用しているテーマが、重なっているかを見る。手順2から順に進める。
🅱 型B — 小さいサイト・公開して間もないサイト
公式ブログは、画面が出ないことを、あらかじめ書いている。
"Topics with insufficient site presence or insufficient ecosystem activity are not shown, so smaller sites may see a shorter list or may not even see this feature."
(訳: サイトの出方が十分でないテーマや、全体の動きが十分でないテーマは表示されない。そのため、小さなサイトは、短い一覧しか見えないか、この機能そのものが見えないことがある。)
タブが無いことは、サイトが悪いことを意味しない。手順1で、タブの有無を日付つきで記録して終わりでよい。1か月後に、同じことをもう一度確かめる。
🅲 型C — 店舗・地域のサイト
2月の記事は、地域の事業者に、住所・営業時間・連絡先を最新に保つため、Bing Places for Businessへの登録も勧めている。Topics Portfolioの記事は、地域の事業者について特に書いていない。まず、住所・営業時間・連絡先が正しいかを確かめ、そのあとでテーマの画面を見る順番がよい。
🅳 型D — 制作会社・代理店で、顧客のBingの画面を見る担当
顧客への報告に、Topic SizeやSites Citedの数字を載せるときは、「概算」「範囲」と書き添える。公式が概算と書いているのに、整数の事実のように見せると、次の月に数字が少し違うだけで説明が要る。
公式が書いている制約と、書いていないこと
10月13日の記事は、ベータの制約を4つ書いている。分類がAIで作られること、画面に出ないテーマがあること、ブランド名の問いが機会の問いに出ることがあること、数字が概算で範囲であることである。2つ目は上の型Bで引用した。分類について、次のように書かれている。
"Topic classification is AI-generated and can occasionally be imperfect, so a query may land in a topic you would have labelled differently."
(訳: テーマの分類はAIが作るので、ときに完全ではなく、問いが、自分なら別のテーマと名付けたはずの場所に入ることがある。)
ブランド名の問いについては、次の一文がある。
"Branded queries can appear as opportunity queries."
(訳: ブランド名の問いが、機会の問いに出ることがある。)
記事は、ランニングシューズのテーマで、contososhoes.comが、他社のブランド名の問いを機会として見る例を挙げている。一方、2026年10月13日付の本文には、次の記述が見つからなかった。「十分なデータ」の具体的な基準、テーマの分類の更新の頻度、日本語のサイトでの精度、レポートの数字をAPIで取れるかどうか。見つからなかったことは、「無い」ことの証明ではない。確かめた範囲は、この記事で読んだ本文までである。
手順1 — AIパフォーマンスを開き、Topics Portfolioのタブの有無と、期間を決める
公式の手順は、Bing Webmaster Toolsにログインして、AIパフォーマンスを開くところから始まる。自社のサイトを選び、タブの名前を、画面のまま書き写す。タブが無ければ、「無い」と日付つきで書く。ある場合は、期間を3か月にして、一覧を開く。3か月は、公式が選べる最も長い期間である。
手順2 — テーマの一覧の上から10件を、自社の分類と並べる
一覧の上から10件の、テーマ名と、3つの数字を、表に書き写す。隣の列に、自社のサイトで使っている、カテゴリや見出しの分類名を書く。一致するものと、しないものを数える。一致しないテーマは、AIの分類が自社の見方と違うか、自社が書いていないテーマに出ているか、のどちらかである。
手順3 — Topic SizeとSites Citedを並べて、大きさと混み具合を見る
Topic SizeもSites Citedも大きいテーマは、需要が大きく、並ぶサイトも多い。Topic Sizeが大きくSites Citedが小さければ、並ぶサイトが少ないと読める。ただし、どちらも概算で、同じ画面の同じ期間の中で、相対的に比べるものである。他の期間や他のサイトの数字と、小数点まで合わせようとしない。
手順4 — 自社の引用が集中するテーマを開き、問いを、ページと突き合わせる
自社の引用が多いテーマを1つ開き、Your Grounding Queriesの上位を、Citations & Pagesの、ページごとの引用と照らす。どのページが、どの問いで引用されているかを見る。テーマの名前とページの内容が合っていなければ、分類のずれか、想定と違う使われ方をしている可能性がある。
手順5 — Opportunity Queriesを、取り組む問いと、外す問いに分ける
機会の問いを、1テーマにつき5件ほど選び、2つに分ける。取り組む問いは、自社が実際に答えを書ける問いである。外す問いは、自社の名前や商品名を含む問い、他社のブランド名の問い、事業と関係のない問いである。公式が、ブランド名の問いが出ることがあると、前もって書いているためである。取り組む問いは、3件に絞る。
手順6 — 分類が違うと感じた行に、親指で知らせる
各テーマの行と、各機会の問いに、上向きと下向きの親指がある、と公式は説明している。分類が合わないテーマや、的外れな問いには下向き、合うものには上向きを付ける。公式によれば、これらの信号は、分類と機会の選び方を担当するチームへ直接届く。
手順7 — 画面を、日付・期間つきで保存し、次の日を決める
画面を保存し、日付・期間・見た件数を1行にまとめ、数字には「概算」と書き添える。次に見る日を、カレンダーに登録する。同じ手順を、1か月後にもう一度行い、違いを書くと、数字の方向が見える。
| 画面の項目 | 読んでよいこと | 読まないこと |
|---|---|---|
| テーマの名前 | AIが、問いをどのようにまとめたかの見方 | 自社の正式なカテゴリの名前だと決めること |
| Topic Size | テーマ全体の需要の、おおよその大きさ | 自社の引用の数や、自社の取り分としての読み |
| Sites Cited | 同じテーマに、おおよそどれくらいのサイトが並ぶか | 競合の一覧や、自社の順位 |
| 自社の引用(カード) | そのテーマの中での、自社の引用の方向 | ページの重要度や、検索の順位(2月の記事は、引用の数は重要度ではないと書く) |
| Opportunity Queriesの量 | 範囲として、大きいか小さいかの見当 | 範囲の中の1つの数字を、期待値として使うこと |
05 自分のサイトで確認するチェックリスト
下の13項目は、1項目5分ほどでできる作業である。チェックの状態はブラウザの中にだけ保存され、サーバーには送られない。
- Bing Webmaster Toolsにログインし、AIパフォーマンスを開いて、画面にあるタブの名前を、すべて書き写す
- 期間を3か月にして、Citations & Pagesのタブにある、引用の合計の数字を、期間と一緒に書き写す
- Topics Portfolioのタブ(または「Topics」のタブ)が見えるかを確かめ、見えなければ「無し」と今日の日付を書く
- 見える場合は、テーマの一覧の上から10件の名前と、Topic Size・Sites Cited・Queriesの数字を、表に書き写す
- 自社のサイトで使っているカテゴリや見出しの分類名を10個書き、項目4のテーマ名と並べて、一致する数と、しない数を数える
- Topic Sizeの大きい順に3つのテーマを選び、それぞれのSites Citedの数字を、隣に書く
- 選んだ3つのテーマを開き、自社の引用の数字(カード)を、テーマごとに書く
- Your Grounding Queriesの上位5件を、Citations & Pagesのページ一覧と照らし、同じ内容のページがあるかを「はい」「いいえ」で書く
- Opportunity Queriesから、1テーマにつき5件を選び、自社名・商品名・他社のブランド名を含む問いの数を数え、あれば外す
- 残った機会の問いから、自社が答えを書ける問いを3件選び、書ける理由を1行ずつ書く
- 分類が自社の内容と違うと感じた行に、下向きの親指を最大3つまで付け、付けたテーマの名前を書く
- 画面を保存し、日付・期間・見た件数を1行にまとめ、同じ手順をやり直す日を、カレンダーに1つ登録する
- 社内や顧客への報告に載せる数字ごとに、「概算」または「範囲」の注を、1語ずつ書き添える
時間が限られているときは、項目1・3・4・13の4つだけでも、状況が分かる。タブが見えない場合は、項目3で終わりにする。
06 代替・他の選択肢 — テーマ別の画面が使えないとき、何で補うか
タブが出ないときは、自分でテーマに分ける
Topics Portfolioのタブが出ない場合でも、Citations & Pagesのページごとの引用は見られるはずである。そのページの一覧を表計算に書き出し、URLの階層やカテゴリで、自分でテーマに分ける方法がある。公式の分類より粗くても、自社の編集の分け方に合っている分類のほうが、手を打ちやすい。
Googleの側の画面とは、分け方が違う
Search Consoleには、生成AIパフォーマンスのレポートがある。Googleのヘルプのページ(2026年10月14日に開いた英語版)は、このレポートを、GoogleのAI OverviewsとAI Modeでの、インプレッションの動きを見るものと説明している。表のまとまり(ディメンション)として、ページ、国、日付、デバイスの4つが書かれている。また、2026年8月31日の時点で、全世界のすべてのサイトに展開済み、と書かれている。このページの説明には、テーマで束ねる見方は出てこない。Googleが見せたのが表示回数までだったことは、当サイトの記事「Googleが見せたのは表示回数までだった ── 生成AIパフォーマンスレポートの「半分」と、自分で測る指標が止まっていた93日」で書いた。Bingは引用の回数、Googleはインプレッションと、数える単位が違うので、足したり比べたりしない。
当サイトの記事「生成AIパフォーマンスレポートが全世界に届いた。それでも「空」の理由は2つ残っている ── 自分のサイトで確認する13項目(2026年9月時点)」と「Search ConsoleのAIパフォーマンスレポート、結局どこまで見えるようになったのか ── 全サイト公開の噂と、インプレッションしか測れない現実を確認する(2026年8月時点)」に、Google側のレポートの読み方を書いた。3つのツールを並べて、AIでの見え方を測る話は、記事「AIに表示された回数を知っているか — GSC・GA4・Bing、3ツール立体計測の正直な現在地」にある。Search Consoleの画面で迷ったときは、当サイトの無料ツール🔧 Google Search Console お助け。もうちょっと詳しく知りたいよツールが使える。
IndexNowで、変更をBingに知らせる
2月の記事は、内容を新しく保つ手段として、IndexNowを案内している。ページの追加・更新・削除を、参加する検索エンジンへ知らせる仕組みである。Bing Webmaster ToolsのAPIの変更は、記事「Bing WebmasterのSOAP・POX APIは、もう応答しない ── 自社の自動送信が止まっていないか確認する13項目(2026年9月時点)」で扱った。
いまは使わない、という選択
タブが出ない場合や、機会の問いが自社の事業に合わない場合は、いまは何も手を打たないのも、1つの判断である。手順1の記録と、1か月後の確認だけは続けると、画面が出た日に気づける。
注意
ベータ版の数字を根拠に、「このテーマで引用される」「この問いに書けば、引用される」と、顧客や社内へ約束しない。公式が、数字を概算と書き、分類にも誤りがありうると書いている。約束できるのは、「画面でこう見えた。次に、この3つを確かめる」までである。
07 当サイトで確かめたこと
読んだ公式の文章と、その日付
2026年10月14日に、Bingの公式ブログの3本(2月・6月16日・10月13日)、2月12日のgroundingの記事、Googleのヘルプの1ページを、本文を取得して読んだ。この記事の英文の引用は、すべて、取得した本文から、1文字ずつ照らして書いた。照らせなかった文は、引用の形にせず、要旨で書いている。
読めなかったもの
6月の記事は、AIパフォーマンスのよくある質問のページ(Bing Webmaster Toolsのヘルプ)を案内している。2026年10月14日に開いたが、ページがJavaScriptで内容を作る形で、取得できたのは、JavaScriptを有効にする必要があるという英文だけで、本文は読めなかった。この記事は、よくある質問の中身を、一切引いていない。
当サイトの画面は、この記事を書いた時点で、確かめていない
当サイトのBing Webmaster Toolsで、AIパフォーマンスのタブが見えるか、Topics Portfolioが出るかは、この記事を書いた時点で、確かめていない。当サイトも、この記事の13項目の順で確かめる。確かめた結果は、日付をつけて、この記事に書き足す。
「書かれていなかった」と言えるのは、読んだ範囲までである。他人が測った数字を、自分のサイトに当てはめる前の注意は、当サイトの記事「「+28%」と「+9%」は、同じ調査の、同じプラットフォームの数字だった ── 他人が測った数字を自分のサイトに当てはめる前に確かめる3点」にまとめてある。
08 このテーマの、これまで
日付つきの記録
- 2026年2月:BingがAIパフォーマンスを、Bing Webmaster Toolsの公開プレビューとして導入した(Bing Blog・ページ上の日付は2月10日)。
- 2026年6月16日:Intents、Topics、Citation Share、Compareの4つが、プレビューで加わった(Bing Blog)。
- 2026年8月31日:この日の時点で、Search Consoleの生成AIパフォーマンスのレポートが、全世界のすべてのサイトに展開済み(Googleのヘルプの記述)。
- 2026年10月13日:AIパフォーマンスにTopics Portfolioがベータで加わった(Bing Blog)。
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