Googleマップの禁止コンテンツの方針で、事業者が掲載情報と投稿に載せられないものが書き分けられた ── 自社プロフィールの名前・説明・投稿を確認する13項目(2026年10月時点)
Googleマップの禁止コンテンツの方針で、事業者が掲載情報と投稿に載せられないものが書き分けられた ── 自社プロフィールの名前・説明・投稿を確認する13項目(2026年10月時点)
目次
01 何が起きたか、いま最新版は何か
10月6日に報じられた、広告と勧誘の節の書き足し
Googleマップとビジネスプロフィールの「Prohibited & restricted content(禁止・制限されるコンテンツ)」には、「Advertising & solicitation(広告と勧誘)」の節がある。この節に、事業者が載せてはいけないものを書き分けた記述が加わったことを、Search Engine Roundtableが2026年10月6日に報じた。更新の日付は、この報道だけが根拠だ。公式のページには「最終更新」の日付が無いため、本記事では「2026年10月11日に確認した本文」として扱う。
節の冒頭は、次のとおりだ。
"Contributions to Google Maps should reflect genuine experiences or define a business’s permanent identity. This helps users discover listings and ensures the platform remains reliable rather than a marketplace."
(訳: Googleマップへの投稿は、本物の体験を反映するか、事業の恒久的な実体を示すものであるべきだ。これは、利用者が掲載情報を見つけやすくし、プラットフォームがマーケットプレイスではなく信頼できる場であり続けることにつながる。)
事業者向けの禁止は、掲載情報と投稿で書き分けられている
同じ節に、「For merchants(事業者向け)」として、掲載情報(listing)と投稿(posts)の別に、載せてはいけないものが書かれている。
"In the listing: Promotional or commercial content that contains any of the following: Time-bound promotions, pricing, or direct calls-to-action."
(訳: 掲載情報では: 次のいずれかを含む、販促的または商業的な内容。期間を限った販促、価格、直接の行動喚起。)
"In posts: Email addresses, phone numbers, social media links, or links to other websites in your posts that are not related to your business."
(訳: 投稿では: 事業に関係のない、メールアドレス、電話番号、SNSのリンク、ほかのウェブサイトへのリンク。)
"Offers and updates that may be seen as promotional or commercial content are otherwise permitted in posts."
(訳: 販促的または商業的と見られるかもしれない特典やお知らせは、そのほかの点では、投稿に載せてよい。)
読み取れることは3つある。掲載情報では、期間限定の販促・価格・直接の行動喚起が対象で、投稿では、事業に関係のない連絡先とリンクが対象だ。そして、投稿の特典やお知らせは、その2つに当たらなければ許されている。同じ「宣伝」でも、載せる場所で扱いが違う。
「掲載情報」の範囲は、このページに定義が無い
英語のlistingを、本記事では「掲載情報」と訳す。ページはlistingの範囲を定義していない。名前・説明など、投稿以外の項目を指すと読めるが、これは本記事の読みだ。名前と説明の細かい規定は、別のページ「Guidelines for representing your business on Google」にある(04章で読む)。
公式情報の扱い
本記事の英文の引用は、2026年10月11日に、Googleビジネスプロフィールヘルプの英語版の本文を開いて、原文と照らしたものだ。日本語版の文言は確認していないので、日本語は本記事の訳になる。ビジネスプロフィールの管理画面はログインが要るため、画面そのものは開いていない。
02 なぜ、いま確かめるのか
最初の1文は、「恒久的な実体」を求めている
節の冒頭が求めるのは、本物の体験か、事業の恒久的な実体を示す内容だ。期間限定の割引や、日々変わる価格は、恒久的な実体ではない。事業者向けの禁止が「期間を限った販促・価格・直接の行動喚起」と並ぶのは、この考え方に沿っていると読める。ただし、この読みは本記事のもので、ページが理由を説明しているわけではない。
名前と説明には、同じ方向の規定が既にある
名前と説明のガイドラインにも、販促と価格を入れない旨の記述がある。説明について、ガイドラインは次のように書いている。
"Focus on special promotions, prices, and offer sales."
(訳: 特別な販促、価格、セールの案内に重点を置くこと。(説明に入れてはいけないものの1つとして挙げられている。))
"Display links. No links of any type are allowed."
(訳: リンクを表示すること。どんな種類のリンクも許されない。)
どちらも「説明が〜しないように」という禁止の項目の1つとして並んでいる。公式が挙げる例は、「全品セール、50%オフ」と「町いちばんのベーグルが5ドル」の2つだ。2026年10月に加わった記述は、掲載情報の全体に、この方向を広げたものと読める(本記事の読み)。
投稿の連絡先は、確認できないと削除されることがある
投稿の規定には、連絡先についての記述が別にある。
"To avoid fraud or abuse, we may remove posts with unverified contact information. This includes phone numbers, email addresses, and social media handles. Alternatively, attach a Call now button to your post."
(訳: 不正や悪用を避けるため、確認できていない連絡先を含む投稿は削除することがある。これには、電話番号、メールアドレス、SNSのアカウント名が含まれる。代わりに、投稿に「今すぐ電話」のボタンを付けられる。)
確認できていない番号を本文に書く代わりに、プロフィールの電話番号を使う通話ボタンを付ける形が、公式に示されている。
予約や注文のリンクにも、条件がある
プロフィールの予約・注文などの「ビジネスリンク」は、別の規定で決まっている。次の1文が、その要になる。
"Local business links must lead to a dedicated landing page for your business."
(訳: 地域ビジネスのリンクは、その事業専用のランディングページにつながっていなければならない。)
同じページは、ビジネスリンクにしてはいけないものとして、SNSのサイト、メッセージのリンク、アプリストアのリンク、短縮リンクを挙げている。複数の店舗がある会社は、店舗ごとのページに飛ばす必要があると、ページに書かれている。
違反の積み重ねは、アカウント全体に及ぶ
ビジネスプロフィールの方針の概要は、違反が起きたときの扱いを書いている。
"When violations occur, we’ll take necessary steps to restrict the content from displaying, or restrict access to the profile or merchant account."
(訳: 違反が起きたときは、内容を表示しないようにするか、プロフィールや事業者アカウントへのアクセスを制限するなど、必要な措置をとる。)
続けて、同じ文書は、違反を繰り返した場合の扱いを書いている。
"If a merchant displays a pattern of violating Google Business Profile policies, they may have their Business Profile access restricted."
(訳: 事業者がビジネスプロフィールの方針に繰り返し違反する場合は、その事業者のビジネスプロフィールへのアクセスが制限されることがある。)
"If a merchant’s account is restricted, all Business Profiles associated with that account will be suspended."
(訳: 事業者のアカウントが制限されると、そのアカウントに関連付けられたすべてのビジネスプロフィールが停止される。)
1つのアカウントでの違反が、そのアカウントに関連付けられたほかのプロフィールにも及びうる、という書き方だ。今回加わった節が、どの程度の違反で、どこまでの措置につながるかは、ページに書かれていない。推測で補わず、まず自社の投稿を確かめる。
03 この記事に出てくる用語
掲載情報と投稿
用語
掲載情報:プロフィールの名前・説明など、投稿以外の項目(本記事の読み。公式ページに定義は無い)。投稿:プロフィールから出す、お知らせや特典の短い記事。この2つで、載せられないものが違う。
期間限定の販促と、直接の行動喚起
期間限定の販促は、「今月限り」「先着50名」のように、期間や数に区切りのある案内だ。直接の行動喚起は、「今すぐ予約」のように、特定の行動をうながす呼びかけを指すと読める。どちらも、公式のページに定義や例は見つけられなかったので、本記事では一般的な意味で使う。
事業に関係するリンクと、関係しないリンク
投稿のリンクが対象になるのは、事業に関係のないものだ。公式は「関係する」の範囲を示していない。自社の事業を説明する自社サイトのページは関係すると読めるが、取引と無関係な他社の宣伝は関係しないと読める。迷うものは、リンク先の中身を開いて、事業の説明になっているかを見る。
勧誘(solicitation)
勧誘(solicitation)は、節の題に出てくる語だ。Googleマップの利用者向けの方針の用語集に、別の文脈の定義がある。
"Solicitation is the act of asking somebody for something in exchange for posting content, such as free services, discounts, or other similar benefits."
(訳: 勧誘とは、コンテンツを投稿してもらう見返りに、無料のサービスや割引など、同じような利益を、誰かに求める行為だ。)
この用語集の定義は、口コミの見返りを求める行為に関するものだ。今回の節の題にある「solicitation」と同じ意味で使われているかは、ページに書かれていない。本記事は、事業者向けに加わった記述(掲載情報と投稿)だけを扱い、口コミの見返りは扱わない。
事業者アカウントと、第三者
事業者アカウントは、プロフィールを管理するGoogleアカウントだ。第三者は、事業者が所有していないプロフィールの情報を、権限を受けて管理する代理店などを指す。公式の方針は、デジタルマーケティング会社、SEO・SEMの会社、予約・注文の事業者を、第三者の例に挙げている。
04 型別に見る、確認すべき範囲と手順
適用範囲 ── この手順が向いている会社
実店舗や事務所があり、ビジネスプロフィールを持つ会社に向いている。向いているのは、次のような会社だ。
- 店舗や拠点が複数ある会社:プロフィールごとに、別の担当者が投稿していることがある。
- 制作会社や代理店に運用を任せている会社:投稿の中身を、事業者が全部は見ていないことがある。
- 期間限定のキャンペーンを、投稿でよく出す会社:投稿の特典は許されているが、連絡先とリンクの条件がある。
この記事が結論を出さないこと
個々の投稿が違反かどうかの判定は扱わない。判定はGoogleが行い、ページはその基準を細かく書いていないからだ。扱うのは、「自社の掲載情報と投稿に、公式が名指しした種類のものが入っているかを探す」ところまでだ。
ページに書かれていないこと
2026年10月11日に開いた本文で、次の4点の記述は見つけられなかった。
- 「期間限定の販促」「直接の行動喚起」「事業に関係する」の具体的な例と範囲
- 掲載情報の違反が見つかったとき、即座に削除されるのか、通知のあとで直すことになるのか
- 過去に出した投稿が、新しい記述の対象になるのか
- 日本語の掲載情報と投稿に、英語版と同じ基準が使われるか
この4点は、自社の画面や、Googleからの通知で確かめる。推測で「消される」「消されない」と決めない。
手順1 ── 管理者を、全員分書き出す
最初に、ビジネスプロフィールを管理しているアカウントを書き出す。違反が続いた事業者のアカウントは、関連付けられたすべてのプロフィールが停止されることがあるからだ。オーナー・管理者の名前と所属(社内か、制作会社か)を、プロフィールごとに表に書く。
手順2 ── 名前を、看板や名刺と見比べる
名前のガイドラインは、実際の店の呼び方と合わせるよう求めている。
"Represent your business as it’s consistently represented and recognized in the real world across signage, stationery, and other branding."
(訳: 事業を、看板、文房具、そのほかのブランド表示を通じて、実世界で一貫して表され、認識されている形で表すこと。)
名前に余計な情報を入れることについては、次の記述がある。
"Including unnecessary information in your business name isn't permitted, and could result in the suspension of your Business Profile."
(訳: 事業の名前に不要な情報を入れることは認められておらず、ビジネスプロフィールの停止につながることがある。)
ガイドラインは、入れてはいけないものの例を表にしている。次の表は、その例から4つを選んだものだ。
| 入れないもの | 入れてはいけない例(公式の例) | 入れてよい形 |
|---|---|---|
| キャッチコピー | TD Bank, America’s Most Convenient Bank | TD Bank |
| 営業時間 | Regal Pizzeria Open 24 hours | Regal Pizzeria |
| 営業の状況 | Sears Outlet (Closed) | Sears Outlet |
| 電話番号 | Airport Direct 1-888-557-8953 | Airport Direct |
営業時間は、名前ではなく、営業時間の欄に入れる。住所・サービスの範囲・カテゴリも、それぞれの欄に入れるとガイドラインは書いている。自社の名前に、同じ種類のものが入っていたら、書き出す。
サイト側の事業者名の書き方をそろえたいときは、🔧 【SEO】WEBサイト・構造化データ 自動作成ツール(たたきファイルね) ★コウゾウで、構造化データのたたきを作れる。名前の書き方がサイト・構造化データ・広告でそろっているかの確認は、Google広告のビジネス名は、3つの条件がそろえば、限られた場合にドメインと違っていてもよくなる ── 自社名の書き方が、サイト・構造化データ・広告アカウントでそろっているか確認する13項目(2026年10月時点)と記事に書いた弱点が、自分のサイトにあった ── 公開した日にチェック項目を当てたら、エラー画面の返し方と、サイトの名前の書き方がそろっていなかったに書いた。
手順3 ── 説明に、価格と割引とリンクが無いか数える
説明の欄を開き、価格、割引、期間限定の語、URLの有無を、1つずつ数える。ガイドラインによれば、説明は、サービスと商品、事業の使命や歴史など、役に立つ情報を、正直に書く欄だ。
手順4 ── 投稿を直近10件開き、4つの列で書く
投稿を、新しいものから10件開く。1件ごとに、期間(今月限りなど)・価格・連絡先・リンクの4つが入っているかを、表に○×で書く。特典やお知らせの投稿は、そのほかの点では許されている。投稿で確かめるのは、事業に関係しない連絡先とリンクの2つだ。期間と価格の列は、同じ文言が説明の欄にも入っていないかを見る手がかりにする。
実務のヒント
投稿の特典やお知らせは、そのほかの点では許されている。期間や価格が書かれているだけでは、投稿の規定の対象ではない(ホテルを除く。06章)。確かめるのは、事業に関係しない連絡先とリンクだ。掲載情報に書かれた期間限定の販促や価格と、混ぜない。
手順5 ── 連絡先とリンクの行き先を確かめる
投稿に載せた電話番号・メールアドレス・SNS・外部サイトのリンクを、全部書き出す。それぞれが自社の事業に関係するかを、リンク先を開いて確かめる。予約や注文のビジネスリンクは、店舗ごとのページに飛んでいるか、SNSや短縮リンクになっていないかを見る。
自社サイト側のリンクが、リンク切れになっていないかは、🔧 【UX】WEBサイト内のリンク漏れ・チェックツールで、サイト内のリンクの漏れを確かめられる。リンクが生きているかと、飛び先が正しいかは別の確認なので、「リンク切れ0本」も「200が返る」も、まだ2段目だった ── 番号が変わるサイトで見つけた、リンクの3段目のずれの3段の考え方で見る。
手順6 ── ログアウトで、外から見える姿を確かめる
管理画面ではなく、ログインしていないブラウザで、自社名をGoogleマップで検索する。名前・説明・直近の投稿が、手順2〜5で見た内容と同じかを確かめる。外から取った画面が、目当ての画面とは限らない点は、外から取った画面は、目当ての画面とは限らない ── 遮断の画面を404と読み、引用符の違いでnoindexを「無い」と読みかけたに書いた。
手順7 ── 直す順番と、直す人を決める
見つけたものを、名前・説明・投稿・リンクの4種類に分けて数える。直す順番は、掲載情報の名前と説明を先にして、投稿は新しいものから直す。直す前の画面は、スクリーンショットで残し、保存場所と日付をメモに書く。誰がいつ直したかを残せば、あとで通知が来たときも、経緯をたどれる。
注意
見つけた投稿を、慌てて全部消さない。投稿の特典やお知らせは、連絡先とリンクの条件に当たらなければ許されている。消す前に、4つの列の表で、本当に当たるものだけを選ぶ。直す前の画面を残してから、直す。
05 自社のプロフィールで確認するチェックリスト
このチェックリストの使い方
以下は、01章から04章を、自社のビジネスプロフィールで確かめるための13項目だ。前半は管理者と名前・説明、中盤は投稿とリンク、後半は外からの見え方と直す段取りになっている。1番目から5番目は管理画面を開いて確かめる。チェックの状態はブラウザ内にのみ保存され、サーバーには送信されない。
- ビジネスプロフィールの管理画面で、オーナーと管理者の名前と所属を、メモに全員分書き出す
- プロフィールが複数あるなら、全プロフィールの名前を、1行ずつ表に書き出す
- プロフィールの名前を1つ開き、看板・名刺・自社サイトのトップで使っている名前と、1文字ずつ見比べて、違う箇所を書く
- 名前に、キャッチコピー・営業時間・電話番号・URL・店舗コードが入っていないかを、1プロフィールずつ確かめ、入っていれば書き出す
- 説明の欄を開き、価格・割引・期間限定の語(「%オフ」「今月限り」など)とURLが入っていないかを、画面を見ながら数える
- 直近の投稿を10件開き、投稿ごとに、期間・価格・連絡先・リンクの有無を、4つの列に○×で書く
- 投稿に載せた電話番号・メールアドレス・SNS・外部サイトのリンクを全部書き出し、それぞれが自社の事業に関係するかを、リンク先を開いて確かめる
- 予約・注文などのビジネスリンクを開き、飛び先が店舗ごとのページか(総合ページやSNSでないか)を、1本ずつ確かめる
- ログインしていないブラウザで、自社名をGoogleマップで検索し、名前・説明・直近の投稿の見え方が、管理画面で見た内容と同じかを確かめる
- 見つけたものを、名前・説明・投稿・リンクの4種類に分け、種類ごとの件数を書く
- 直す順番を決める。名前と説明を先に、投稿は新しいものからと決めて、直す人の名前を書く
- 直す前の画面を、スクリーンショットで残し、保存場所と日付を、メモに書く
- 直した日から2週間後と3か月後に、同じ表を開き直す予定を、カレンダーに入れる
所要時間の目安と、手を付ける順番
1番目と2番目は、画面とメモの作業で10分ほどだ。3番目から5番目は、名前と説明を見比べる作業で20分前後。6番目から8番目は、投稿とリンクを1つずつ開く作業で、投稿が多いと30分以上かかる。9番目と10番目は、外からの確認と集計で15分ほど。11番目から13番目は、段取りの作業で15分ほどだ。全部を通して1時間半ほどが目安になる。
時間がないときの3項目
時間がないときは、3番目、5番目、6番目の3つだけを先に済ませる。名前を看板と見比べ、説明に価格とURLが無いかを数え、直近10件の投稿を4つの列で見るだけで、公式が名指しした種類が自社にあるかどうかは、おおよそ分かる。管理者の書き出しと、リンクの確認は、次の日に回してよい。
実務のヒント
12番目の「直す前の画面を残す」は、手を止める約束ではなく、あとで経緯をたどれる状態を保つための約束だ。直した内容が、Googleの判断と合っていたかを、あとで確かめるときに使う。
06 代替・他の選択肢の比較
載せたい内容を、どこに書くか
期間限定の割引や価格を知らせたいとき、書く場所によって扱いが変わる。次の表は、公式の記述にある範囲で、場所ごとの違いを整理したものだ。表にない項目は、ページに書かれていない。
| 載せたい内容 | 掲載情報(名前・説明など) | 投稿 |
|---|---|---|
| 期間限定の販促・価格・直接の行動喚起 | 載せられない(禁止として明記) | 特典やお知らせは、そのほかの点では許されている |
| 電話番号・メールアドレス | 名前には入れない。説明の欄での扱いは、見つけられなかった | 事業に関係しないものは載せられない。確認できない連絡先は削除されることがある |
| SNSや他サイトへのリンク | 説明にはリンクを入れられない | 事業に関係しないものは載せられない |
| 店舗ごとの予約・注文のリンク | ビジネスリンクで案内する(店舗ごとの専用ページに飛ばす。SNS・短縮リンクは不可) | 事業に関係しないリンクは載せられない |
期間限定のお知らせを出したいとき
期間限定の特典やお知らせは、投稿に載せてよいと、公式の記述から読める。ただし、投稿に電話番号などの連絡先を書くと、確認できないものは削除されることがある。電話での申し込みを受けたいときは、本文に番号を書く代わりに、通話ボタンを付ける形が、公式に示されている。
価格を知らせたいとき
価格は、掲載情報には載せられない。価格表は、自社サイトの該当のページで案内し、必要な場合に限って、事業に関係するリンクとして投稿から案内する、という分け方が考えられる。これは本記事の提案で、公式の記述は、価格の置き場所を指定していない。
ホテルの投稿は、さらに条件がある
ホテルは、投稿の規定で別の扱いになる。公式は、ホテルは「オファー」の投稿を作れず、取引や特別なオファー、割引に触れる投稿も作れないと書いている。宿泊の事業者は、特典の投稿を出す前に、この条件を確かめる。
制作会社や代理店に任せているとき
第三者の方針は、事業者への知らせについて、次のように求めている。
"Ensure that end customers are informed of all changes and edits to their profile."
(訳: エンドカスタマー(顧客の事業者)に、プロフィールへのすべての変更と編集を知らせること。)
任せている側から見れば、投稿や編集の内容を、報告してもらえる前提がある。自分の目で確かめるときも、この前提を使い、誰が何を変えたかを、代理店に聞ける。
07 複数の店舗と代理店がある会社が、先に決めること
「誰が投稿しているか」を棚卸しする
プロフィールが複数あると、投稿する人が増える。店長が自分のスマートフォンから出す投稿、制作会社が定期的に出す投稿、本部の広報が出すキャンペーンの投稿が、同じ会社の中で別々に動いていることがある。台帳には、プロフィールごとに、管理アカウントと投稿する人を書く。
オーナー権限の持ち主を確かめる
第三者の方針は、プロフィールの所有について、次のように書いている。
"Businesses have the right to determine whether a partner should have a Co-Owner, Manager, or no access at all."
(訳: 事業者には、パートナーに共同オーナー、管理者、またはアクセスなしのどれを与えるかを決める権利がある。)
代理店に、オーナー権限と管理者権限のどちらを渡しているかを、プロフィールごとに確かめる。社内の担当者が替わったときに、権限が古いままになっていないかも見る。
店舗ごとの名前を、そろえる
複数の店舗の名前は、チェーンのガイドラインが、そろえるよう求めている。
"All locations must have the same name unless the business’s real world representation consistently varies from location to location."
(訳: すべての店舗は、実世界での表し方が店舗ごとに一貫して違う場合を除き、同じ名前でなければならない。)
店舗ごとに、駅名や地名を名前に付けていないかを見る。ガイドラインは、場所の情報を名前に入れることを、入れてはいけないものの1つとして挙げている。
代理店と社内に、同じ約束を伝える
- 掲載情報には、期間限定の販促、価格、直接の行動喚起を載せない。
- 投稿には、事業に関係しない連絡先とリンクを載せない。電話は通話ボタンを使う。
- 変更したときは、誰が何を変えたかを、台帳の「見つけたもの」の列に残す。
08 このテーマの、これまで
編集が自動で公開される、4日のルール
提案された編集に4日以内に返事がないと、自動で公開されることがある仕組みは、Googleビジネスプロフィールは、提案された編集に4日以内に返事がないと自動で公開することがある ── 通知の届き方と自社サイトの情報の一致を確認する13項目(2026年10月時点)にまとめた。通知が誰に届くかを決めておく、という考え方は、本記事の台帳と同じ形だ。
サポート窓口の使い方の決まり
修正を依頼する前に、自分で確かめる14項目は、ビジネスプロフィールのサポート窓口にも「使い方の決まり」ができた ── 修正依頼を出す前に自分で確認する14項目(2026年9月時点)に書いた。今回の節の確認も、修正を依頼する前の確認と同じ順番に置ける。
ローカル検索の順位で、直せること・直せないこと
関連性・距離・知名度のうち、ビジネスプロフィールで直せるものと直せないものは、ローカル検索の順位は、関連性・距離・知名度で決まる ── ビジネスプロフィールで直せること・直せないことを確認する15項目(2026年9月時点)に整理した。今回の節が扱う名前・説明・投稿は、プロフィールの側で自分で直せる部分にあたる。
リンクの確認を、3段で行う
リンク切れが0本でも、飛び先の中身と、リンクの文字がずれていることがある。自社ブログの内部リンクで確かめた記録は、「リンク切れ0本」を確認して、安心しかけた ── 自社ブログの内部リンク、59.2%はnoindexへの飛び先だったと「リンク切れ0本」も「200が返る」も、まだ2段目だった ── 番号が変わるサイトで見つけた、リンクの3段目のずれに残した。ビジネスリンクの確認にも同じ見方が使える。
自分のチェック項目を、自分に当てた記録
記事に書いた確認項目を、公開した日に自分のサイトに当てたら、弱点が見つかった話は、記事に書いた弱点が、自分のサイトにあった ── 公開した日にチェック項目を当てたら、エラー画面の返し方と、サイトの名前の書き方がそろっていなかったに書いた。外から取った画面の読み違いは外から取った画面は、目当ての画面とは限らない ── 遮断の画面を404と読み、引用符の違いでnoindexを「無い」と読みかけたに、通知を放っておいた経験はSearch Console の通知 65 件のうち 33 件が未読だった ── 「修正を検証」を押さなかった理由と、毎週の点検にした日にある。
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