なぜSEOに効果があるのか? ウェブアクセシビリティに取り組むべき4つの理由(前編)
なぜSEOに効果があるのか? ウェブアクセシビリティに取り組むべき4つの理由(前編)
ポイント整理 — なぜアクセシビリティに取り組むべきか、4つの理由
ウェブアクセシビリティとは『能力に関係なく誰もが利用できるようにサイトを設計・開発すること』と定義した上で、SEOに効果がある理由として4点が紹介されています。理由1は『オーディエンスが広がる』こと。世界保健機関(WHO)の推計によると、重大な障害を抱えている人は世界人口の16%に相当する13億人にのぼるとされ、サイトをアクセシブルにすることは膨大な数の多様な人々にコンテンツを開放することを意味します。理由2は『SEOが強化される』ことで、検索エンジンは構造がしっかりしていて使い勝手のよいサイトを優先する傾向があります。
理由3は『信頼と忠誠心が高まる』ことです。英国の消費者を対象にした調査では、アクセシビリティの問題で購入を諦めたと回答した人が全体の55%に達し、そのために小売業者が失った売上は120億ポンド(約2兆3800億円)にものぼる可能性があるとされています。理由4は『競合他社はおそらく後れを取っている』こと。WebAIMが上位100万のウェブサイトを対象に実施した調査では、95.9%がウェブコンテンツアクセシビリティガイドライン(WCAG)に準拠していなかったといい、これは対応した企業にとって大きな差別化の機会になるとされています。
チェックしておきたいこと
- 自社サイトのアクセシビリティ対応状況を、スクリーンリーダーやキーボード操作で実際に確認してみる
- アクセシビリティ対応の遅れが顧客離脱(購入を諦める)につながっていないか、離脱率などのデータを確認する
- 競合サイトのアクセシビリティ対応状況を調査し、自社の改善優先度を検討する
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アクセシビリティは『機会損失』を防ぐ経営課題
アクセシビリティ対応の遅れは、単にユーザー体験を損なうだけでなく、実際の購入機会の損失にもつながっているというデータは注目に値します。WebAIM調査が示す『上位100万サイトの95.9%が非準拠』という状況は、逆にいえば基本的な対応を行うだけで競合との差別化が図れる余地が大きいことも意味しています。
あわせて確認したいこと
- 自社サイトの離脱率の高いページで、アクセシビリティ上の問題(コントラスト不足・操作困難な要素等)がないか確認する
- アクセシビリティ対応をSEO施策の一環として、コンテンツ制作フローに組み込む
この記事でこんな事が
学べそうですね
ポイント要約
アクセシビリティに取り組むべき4つの理由(オーディエンス拡大・SEO強化・信頼向上・競合の遅れ)を、WHOやWebAIMの調査データとともに紹介した。
このトピックで身につけるべきスキル
- 1アクセシビリティ対応がビジネス上の機会損失を防ぐ施策であることを理解するWeb担当者Forum見てみるSEOとアクセシビリティの関係を解説する連載記事を掲載するメディア
- 2WebAIM調査で上位100万サイトの95.9%がWCAG非準拠という業界全体の遅れの実態を知る
- 3アクセシビリティ対応がSEOと顧客ロイヤルティの両方に効果を持つ複合的な施策である点を学ぶ
学習の要点
- 1自社サイトのアクセシビリティ対応状況を、まず基本項目(alt属性・キーボード操作・コントラスト)から棚卸しする
- 2競合サイトのアクセシビリティ対応状況を確認し、自社の差別化ポイントとして活用できないか検討する
重要キーワード・学習リソース
WCAG
オーディエンス拡大
顧客ロイヤルティ
本記事の参照元
なぜSEOに効果があるのか? ウェブアクセシビリティに取り組むべき4つの理由(前編)
出典: Web担当者Forum
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