Similarweb(シミラーウェブ)の使い方!無料でわかる競合…
Similarweb(シミラーウェブ)の使い方!無料でわかる競合…
▼ 2026年4月時点の Similarweb 実用ガイド(補足)
結論:2026年の Similarweb 最大の進化は 「AI Traffic Tracker」。ChatGPT / Perplexity / Copilot などからのトラフィックを ページ単位・プロンプト単位で可視化できる初のメジャーツールになった。無料版でもサイトの月間訪問数推計と AI 流入の概況は確認可能。Google Analytics で見えない「Dark AI トラフィック」を最も手軽に把握できる手段として、競合分析以上に「自社の AI 引用度合い検証」用途で再評価が進んでいる。
1. Similarweb の無料版でできること(2026年版)
無料版で確認できる主な指標:
- ✅ サイト月間訪問数の推計(直近6ヶ月)
- ✅ 平均滞在時間・直帰率・1セッションあたりのページ数
- ✅ トラフィックソース(直接 / 検索 / SNS / 参照 / メール)の比率
- ✅ 流入国 Top 5 / オーガニック検索キーワード Top 5
- ✅ 競合サイト候補(Similar Sites)の自動提示
- ✅ AI Traffic Checker(無料ツール)で AI チャットボット由来トラフィックの概況
有料化(Enterprise プラン)すると、ページ単位の AI 流入、プロンプト単位の引用、最大5社の競合 AI 流入比較などが解放される。なお2025年以降 Similarweb は有料プランの料金を非公表化しており、見積もりは営業問い合わせ必須。
2. Similarweb vs SEMrush vs Ahrefs 比較(2026年4月時点)
| 項目 | Similarweb | SEMrush | Ahrefs |
|---|---|---|---|
| 無料版で見られる訪問数推計 | ◎(直接の数値) | △(限定的) | △(限定的) |
| AI 流入トラッキング | ◎(2026年現在トップ) | ○(AI Overview 等は対応進行中) | ○(Brand Radar に統合進行中) |
| キーワードDB規模 | ○ | ◎(最大級) | ◎ |
| 被リンク分析 | △ | ○ | ◎(業界最強クラス) |
| 競合トラフィック分析 | ◎(独自パネル+クリックストリーム) | ○ | ○ |
| 料金(個人/中小向け) | 非公表(要問合せ) | $139.95/月〜 | $129/月〜 |
| 日本語サポート | あり | あり | あり |
※2026年4月時点の各社公式サイト・公開情報ベース。料金は変動するため最新は各社で確認。
3. WEB担当者の実践活用 — 3つの使い方
① 自社の "Dark AI トラフィック" 検証
GA4 では ChatGPT 等からの流入が「Direct」や「Other」に紛れ、実態が見えない。Similarweb の AI Traffic Checker に自社 URL を入れれば、ChatGPT / Perplexity / Copilot 等からの流入推計を直接確認できる。「LCRS(AI引用率)」の実流入インパクトを測る指標として有効。
② 競合の AI 流入チャネルを盗む
同業競合5社の AI 流入を比較し、「どの AI からどのページに来ているか」が分かる。引用されているページを分析し、自社で対応する FAQ / 構造化データ / 引用しやすい段落構造を強化する。
③ 流入の "ジャンル偏り" を即把握
無料版でも「直接:◯%、検索:◯%、SNS:◯%」が見える。Google 検索に過度依存しているサイトは、AI 検索シフトで一気に流入を失うリスクが高い(パブリッシャー -60% 事例多数)。四半期に1回、自社・競合の流入比率を点検すべき。
4. 2026年の注意点 — 推計値の精度限界
- ⚠ 月間訪問数 5,000 未満の小規模サイトは推計が不安定(クリックストリーム統計の都合)。当サイトもまだ表示されないケースあり
- ⚠ AI Traffic Checker の数値は「クリック発生時の Referrer」ベース。Referrer を送らない AI(ChatGPT の一部回答など)は含まれない。過小評価になっている可能性が高い
- ⚠ 米国サイトは精度高め、日本サイトはやや粗めの傾向(パネル分布の差)
参考データ・出典
- Similarweb公式: Similarweb: AI-Powered Digital Data Intelligence Solutions
- AI Traffic Tracker: AI Traffic Tracker - Check Traffic & Prompts from AI
- 無料 AI Traffic Checker: Free AI Traffic Checker: Analyze Traffic From AI
2026年6月追記 — AI時代の競合分析ツールは「AI検索露出」まで見る
Similarwebだけでは見えなくなったもの
従来のWebトラフィック分析は「どのサイトからどれだけ来ているか」を見ていました。しかし2026年、Google AI Overviewに引用されたURLのCTRが+35%(Search Engine Land 2026-05)という状況では、「競合がAI検索に引用されているか」が新しい競合分析の軸になっています。
2026年版 競合分析ツールの使い分け
ツール 何を見るか コスト
Similarweb Webトラフィック全体・流入チャネル比率・競合比較 無料プランあり(制限あり)
site2room(当サイト) 視覚的なアクセス解析 / Similarweb代替として活用 無料
Bing Webmaster Tools「AI Performance」 Copilot / ChatGPT in Bing への露出(impressions / clicks)/ Citation Share 無料
Google Search Console Google検索での表示・クリック・AI Overview表示(準備中) 無料
Semrush「AI Toolkit」 AI Overview引用状況・競合との比較 有料
無料でできる「AI検索競合分析」の手順
- Bing Webmaster Toolsに登録 — 「AI Performance」タブで自社のAI検索露出を確認
- 手動LCRS測定 — 主要キーワード10個を ChatGPT / Perplexity に入力し、自社と競合の引用状況を比較
- Google SCのAI Overview確認(2026年秋以降対応予定)— SC内でAI Overview関連データが提供される見込み
- Google Search Agentsへの対応 — 今夏ロールアウト予定のSearch Agentsは「背景情報を自律的に収集」する。エンティティとして実在するサイトが選ばれやすい
出典: Bing Webmaster Tools「AI Performance」公式(2026-02)/ Search Engine Land「AI Overview CTR +35%」(2026-05)/ Google I/O 2026「Search Agents」発表(2026-05-19)/ 当サイト LCRS第10回測定(2026-05-13)15.9%
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2026年6月追記 — AI時代の競合分析ツールは「AI検索露出」まで見る
Similarwebだけでは見えなくなったもの
従来のWebトラフィック分析は「どのサイトからどれだけ来ているか」を見ていました。しかし2026年、Google AI Overviewに引用されたURLのCTRが+35%(Search Engine Land 2026-05)という状況では、「競合がAI検索に引用されているか」が新しい競合分析の軸になっています。
2026年版 競合分析ツールの使い分け
| ツール | 何を見るか | コスト |
|---|---|---|
| Similarweb | Webトラフィック全体・流入チャネル比率・競合比較 | 無料プランあり(制限あり) |
| site2room(当サイト) | 視覚的なアクセス解析 / Similarweb代替として活用 | 無料 |
| Bing Webmaster Tools「AI Performance」 | Copilot / ChatGPT in Bing への露出(impressions / clicks)/ Citation Share | 無料 |
| Google Search Console | Google検索での表示・クリック・AI Overview表示(準備中) | 無料 |
| Semrush「AI Toolkit」 | AI Overview引用状況・競合との比較 | 有料 |
無料でできる「AI検索競合分析」の手順
- Bing Webmaster Toolsに登録 — 「AI Performance」タブで自社のAI検索露出を確認
- 手動LCRS測定 — 主要キーワード10個を ChatGPT / Perplexity に入力し、自社と競合の引用状況を比較
- Google SCのAI Overview確認(2026年秋以降対応予定)— SC内でAI Overview関連データが提供される見込み
- Google Search Agentsへの対応 — 今夏ロールアウト予定のSearch Agentsは「背景情報を自律的に収集」する。エンティティとして実在するサイトが選ばれやすい
出典: Bing Webmaster Tools「AI Performance」公式(2026-02)/ Search Engine Land「AI Overview CTR +35%」(2026-05)/ Google I/O 2026「Search Agents」発表(2026-05-19)/ 当サイト LCRS第10回測定(2026-05-13)15.9%
【2026年6月追記】SimilarWebにAI流入が映らない理由 — GA4との併用で見えること
SimilarWebの推定値はAI検索流入(ChatGPT・Perplexity・Claude等からのリファラー)を正確に捉えるのが苦手です。その理由と、GA4との対比で見えてくることを解説します。
SimilarWebがAI流入を見逃す3つの理由
- リファラー不明問題: ChatGPT等のAIチャットからのリンクは `direct` として集計されることが多い。Perplexityはリファラーを送るが、Claude・Geminiは送らないケースが多い
- SimilarWebの推計アルゴリズムが未対応: SimilarWebはISPデータ・パネルデータを使った推計。新興の「AI referral」チャネルはサンプル数が少なく精度が低い
- サイト規模依存: 月間PV 10万未満のサイトはSimilarWebの推計誤差が±30〜50%。AI流入の計測誤差はさらに大きい
GA4でAI流入を正確に計測する方法
- セッションのデフォルトチャネルグループを確認: 「Organic Social」「Referral」「Direct」をリファラーで分割。
openai.com・perplexity.ai・claude.aiをフィルタ - カスタムチャネルを作成: 「AI Referral」チャネルを新設(GA4のデータストリーム設定 → チャンネルグループ)
- openai / organic を見る: GA4の流入元で `openai / organic` は ChatGPT Searchからの直接流入。これはSimilarWebでは見えない
- 当サイトの現状(正直開示): 2026年6月 30日累計 openai 2件・bing 7件・Perplexity 0件。AI流入はまだ小さいが、bing/organicのバウンス率が14.3%と良質
SimilarWebとGA4の使い分け
- SimilarWeb向け: 競合比較・業界全体のトレンド把握・マクロのチャネル傾向
- GA4向け: 自サイトのAI流入詳細・ページ別エンゲージメント・CVRとの関係
出典: GA4公式ドキュメント(チャネルグループカスタマイズ)/ SimilarWeb方法論ホワイトペーパー / 当サイトGA4実測(2026-06)
【2026年6月追記】SC 50週バグ・AI検索フロー変化 — GA4とSearch Consoleの数値がずれる理由(2026年最新版)
2026年6月発覚: Search Console 50週データバグ
2026年6月第1週、Google Search Consoleに「50週表示期間でデータが正常に表示されない不具合」が確認されました。期間設定によって同じURLのimpression数が大きく変動して見える場合があります。SCの数値を長期グラフで確認している場合は、バグの影響による異常値かどうかを確認してください。
加えて「リンクレポート不具合」も同時期に報告されています。いずれもGoogleが認識・対応中です。
AI検索フロー変化とGA4・SimilarWebの読み方(2026年6月更新)
AI Modeの月間ユーザーが10億人を突破したことで、従来のGA4・SimilarWebでは「AI経由の流入」が正確に計測できないケースが増えています。具体的な問題は:
- AI Overviewクリック → GA4では「organic」扱い: AI由来かどうかが分からない
- AI Mode経由のゼロクリック化: SimilarWebにはAI応答後のサイト訪問のみ反映。AI内での解決はカウントされない
- referrerの変化: ChatGPT・Perplexity経由は「openai」「perplexity.ai」として参照元に出るが、Google AI Modeは「google」のままで区別不能
WEBディレクターが今すべき計測設定の見直し
- GA4にAI流入チャネルグループを追加: openai.com・perplexity.ai・claude.ai を独立チャネルとして定義
- Search ConsoleとGA4の差分を定期確認: SC impressionが高いのにGA4流入がゼロのページ = AI Overview完結ページ(ゼロクリック化)の特定に使える
- SimilarWebのAI Search機能活用: 2026年版SimilarWebにはAI検索流入推計機能が追加されています
出典: SERoundtable「June 2026 Google Webmaster Report」/ Google Search Console バグ報告(2026-06)/ BrightEdge AI検索影響分析(2026-05)
2026年6月追記(第2弾)— ゼロクリック93%時代のSimilarWebの正しい読み方
SimilarWebが「見えない流入」を見落とす構造的な問題
Seer Interactive の調査(2026年、2500万インプレッション分析)では、AI Mode内のゼロクリック率は93%という数字が出ています。つまり、ユーザーがGoogleのAI Modeで答えを得てサイトにアクセスしないケースが9割超。SimilarWebはサイトへの実際のアクセスしか計測できないため、AI検索経由の「認知」はSimilarWebには一切映らないという状態です。
SimilarWebで正しく読める指標・読めない指標(2026年6月版)
| 指標 | SimilarWebでの信頼性 | 補完手段 |
|---|---|---|
| 直接流入(ダイレクト) | ✅ 高い | そのまま活用 |
| 有機検索流入 | ⚠️ 中(AI Modeゼロクリックが除外される) | Google SC impressionsと比較 |
| AI検索流入(ChatGPT・Perplexity) | ⚠️ 限定的(一部のみ参照元として捕捉) | GA4のreferrerで「openai」「perplexity.ai」を別途確認 |
| 競合の流入規模比較 | ✅ 相対比較は有効 | 絶対値より比率で読む |
| AI Overview引用後の認知 | ❌ 見えない | SC impを代替指標として使用 |
2026年6月版 WEBディレクターのSimilarWeb活用3原則
- 絶対値でなく競合比で読む: 自社PVが減少していても競合も同様であれば「業界全体のゼロクリック化」。SimilarWebで競合との相対位置確認が有効
- SC impressionとのギャップを監視: SC impressions増加 + SimilarWeb流入横ばい = AI検索完結(ゼロクリック)が起きているサイン
- AI検索流入はGA4のreferrerで独立計測: SimilarWebに頼らず、GA4カスタムチャネルグループに「openai.com」「perplexity.ai」「claude.ai」を追加
出典: Seer Interactive ゼロクリック調査(2026、2500万imp)/ Google I/O 2026 AI Mode発表 / Google Analytics 4 公式ドキュメント / SERoundtable「June 2026 Google Webmaster Report」
2026年6月追記 — Similarweb自身が出したAIチャットボット勢力図(2026年5月)
皮肉なことに、AI流入の全体像を一番よく見せてくれるのもSimilarwebのデータです。同社が公表した2026年5月時点の生成AIチャットボット利用シェアは勢力図の激変を示しています。
- ChatGPT: 52.7% — 1年前の76.4%から大幅下落。首位は維持しつつも「一強」は終了
- Gemini: 27.3% — 急伸。しかも外部サイトへの参照流入の伸びはGemini +388% vs ChatGPT +52%と、送客面での存在感は数字以上
- Claude: 8.9% — 1年で約3倍増
- Perplexity: 1.3% — シェアは小さいがreferrerを一貫送出するため計測しやすい
計測側の朗報もあります。2026年5月中旬、GA4に「AI Assistant」デフォルトチャネルが新設され、ChatGPT・Gemini・Copilot等の参照元が自動分類されるようになりました(ただしGoogleのAI Overviews / AI Modeは対象外でOrganic Searchに混ざる、という公式定義に注意)。「Similarwebで業界全体と競合の地形を読み、GA4のAI Assistantチャネルで自社の実数を取る」——この二段構えが2026年6月版の正解です。
出典: Similarweb公式ブログ「Gen AI stats」(2026年5月データ)/ GA4公式ヘルプ「Default channel group」
初心者向け — Similarwebを今日から使う5ステップ
「結局どこから触ればいいのか」という方向けに、無料版での最初の30分を手順化しておきます。
- similarweb.com で自社ドメインを検索 — 登録なしでも概要は見られる。無料アカウント登録で閲覧範囲が広がる
- Traffic & Engagement で全体規模を掴む — 月間訪問数・滞在時間・直帰率。ここは絶対値を信じず「桁感」だけ掴む(推計値のため)
- Marketing Channels で流入構成を見る — Direct / Search / Referral / Social の比率。自社のGA4の構成比と並べて、推計のズレ幅を最初に体感しておくのが大事
- 競合ドメインを2〜3社入れて比較する — Similarwebの本領はここ。絶対値の精度が粗くても、同じ物差しで測った相対比較は意味を持つ
- 毎月同じ日に記録する — スプレッドシートに自社+競合の月間訪問数を記録し、傾きを比べる。1回見て終わりにしないことが、このツールを「使える」道具にする唯一のコツ
この5ステップを回したうえで、本文で書いた「SC impressionsとのギャップ監視」「GA4のAI Assistantチャネル併用」に進むと、AI時代の流入の全体像が立体的に見えてきます。
2026年最新:GSC「生成AIパフォーマンスレポート」が6月17日に発効
AI流入の計測環境が、2026年6月に大きく動きました。Googleは6月3日、Google Search Console(GSC)に生成AIパフォーマンスレポートと、自社コンテンツをAI Overviews・AI Mode・Discover内AI Overviewsからブロックできるオプトアウト機能を提供開始し、この効力は2026年6月17日から発効します。オプトアウトの画期的な点は、通常検索のオーガニックスニペットを失わずにAI機能への露出だけをブロックできること(従来のnosnippetは通常スニペットも消えた)。ただしGeminiアプリには適用されない点に注意が必要です。
AI流入は「3ツールの立体計測」で追う
1つのツールではAI露出の全体像は見えません。次の3つを併用すると立体的に把握できます。
- GSC 生成AIパフォーマンスレポート:AI機能での表示回数(impressions中心)を一次データで把握
- GA4「AI Assistant」チャネル:ChatGPT・Gemini・Perplexity等からの実際の送客とCVRを計測
- Bing Webmaster Tools:Copilot経由の引用数を補完的に確認
Similarwebの2026年分析では、AI referralはなお多くのブランドでトラフィック全体の1%未満ですが、Adobe Analyticsによれば米国小売へのAI経由流入は2026年第1四半期に前年同期比+393%。今のうちに計測の物差しを揃え、傾きの変化を毎月同じ日に記録しておくことが、立ち上がりを逃さないコツです。
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・なぜAI紹介をGA4で独自のチャネルとして扱う時が来たのか
2026年6月追記 — SC「AI除外ボタン」ベータと、計測戦略への影響
2026年6月18日: Search ConsoleにAI除外トグルがベータ提供開始
2026年6月18日、GoogleはGoogle Search Console内でAI Overviews・AI Mode・Discover内AI Overviewsから自サイトコンテンツを除外できるトグルをベータとしてUKユーザーに先行提供を開始しました(Search Engine Land 2026-06-18)。この機能の特徴は:
- 通常検索のオーガニック順位・スニペットには影響しない(Google公式説明)
- AI機能への露出だけを選択的にブロックできる(従来のnosnippetは通常スニペットも消えた)
- Geminiアプリには適用されない(AI Overview/AI Modeのみ)
- グローバル展開時期は未定。UK先行ベータ中
「使う?使わない?」— Similarweb・GA4計測との連動で判断する
Search Engine Landは「(AI機能の)除外は使わないことを推奨する」と述べています。その理由として: AI Overviewが表示されるクエリでもオーガニッククリックは依然として発生するケース・AI Mode経由のCVRが通常検索より高い実績(Adobe Analytics: AI経由CVR +42%)があるためです。
ただし、計測の観点では除外ボタンを使った場合と使わない場合で、Similarwebや GA4 の数値がどう変わるかを比較観察するチャンスでもあります。UK在住・サイト運営者向けの実験データが今後出てくる可能性があります。
Ahrefs 10億URL分析: AI引用の76%は「30日以内更新ページ」
Ahrefs(2026年)が10億超のURLを分析した結果、ChatGPTに引用されたページの76%は過去30日以内に更新されていたことが判明しました。これはSimilarwebで「AI流入が増えている」と観察されているサイトの共通点とも一致します。
| 計測ツール | 今回の発見との関連 | 対応策 |
|---|---|---|
| Similarweb | AI referralは全体の1%未満のサイトが多い → 30日以内更新で引用を増やす | 競合の「更新頻度」も参考指標に組み込む |
| GA4 AI Assistant | 引用→流入のリードタイム短縮(更新翌日〜翌週にAI流入増) | addview・記事更新日ごとにAI流入を確認 |
| GSC 生成AIレポート | impressionsの増加タイミングと更新頻度を相関分析できる | 更新後7日以内のimpressions変化を観察 |
当サイトでは毎日addview追記(5件/日)とAI Ronブログ(1本/日)で更新頻度を維持しています。
✅ 当サイト実施中(毎日更新継続)出典: Search Engine Land「Google tests AI exclusion toggle in Search Console」(2026-06-18)/ Ahrefs「10億URL ChatGPT引用分析」(2026年)/ Adobe Analytics「AI経由CVR +42%」(2026 Q1)
2026年6月追記 — GA4「AI Assistant」チャネルが自動追加された(2026年5月13日〜6月7日)
設定不要でAI流入が自動分類されるようになった
2026年5月13日から6月7日にかけて、GoogleはGA4のデフォルトチャネルグループに「AI Assistant」チャネルを順次自動追加しました。これにより、これまで「Direct」「Referral」「Other」に混在していたAI流入が自動的に分類されます(ソース: Search Engine Land)。
- 自動分類される主な流入元: ChatGPT / Gemini / Copilot(Microsoft)/ Claude 等のAIアシスタント経由の参照
- 設定不要: 既存のGA4プロパティに自動適用される。手動でのカスタムチャネル設定は引き続き有効
- データ遡及: 自動追加日以降のデータから分類される(過去データは変更なし)
重要な落とし穴 — Perplexityは「AI Assistant」に入らない
「AI Assistant」チャネルに自動分類されない主要なAIサービスがあります:
- Perplexity: 「Referral」チャネルのまま。perplexity.ai からの流入を別途確認する必要がある
- Google AI Overview / AI Mode経由: 「Organic Search」に統合されたまま分離されない(Google公式の定義)
- AI由来だがリファラー不明: ChatGPTの一部回答など、リファラーを送らないパターンは「Direct」に混入し続ける
特にPerplexityの「Referral」扱いは見落としやすい落とし穴です。AI流入全体を把握するには「AI Assistant」チャネルだけでなく、「Referral」の参照元でperplexity.aiを個別確認するワンステップが必要です。
3ツール立体計測の役割分担(2026年6月更新版)
| 計測ツール | AI Assistantチャネル追加後の役割 | カバーするサービス |
|---|---|---|
| GA4「AI Assistant」チャネル | AI流入の基本計測(自動分類) | ChatGPT・Gemini・Copilot(AI Overview除く) |
| GA4「Referral」→ perplexity.ai | Perplexity流入の個別確認 | Perplexity(Referralのまま) |
| GSC 生成AIパフォーマンスレポート | Google AI Overview・AI Modeへの露出計測 | AI Overview / AI Mode(インプレッションのみ) |
| Bing Webmaster Tools「AI Performance」 | Copilot引用数の補完計測 | Microsoft Copilot専用指標 |
AI Assistantチャネルで「今すぐ確認すべき3つのこと」
- AI Assistantチャネルのセッション数を確認: GA4のレポート → ライフサイクル → 集客 → トラフィック獲得 で「AI Assistant」が表示されているか確認。表示されていなければ自動追加が未適用の可能性(GA4の更新タイミングにばらつきあり)
- CVRの差を比較する: AI Assistantチャネル vs Organic Search vs Direct の3系統でコンバージョン率を比較。Adobe Analytics Q1 2026ではAI経由CVRが他チャネル比+42%。自サイトで同様の傾向があるか確認する
- 流入元のドメインを個別確認: 「Referral」チャネルの参照元一覧を開き、perplexity.ai の流入を別途記録する。SimilarwebのAI Traffic Checkerと並べると全体像が見えやすい
当サイトの状況(正直開示)
当サイト(website.usersupports.com)では、GA4に「AI Search」カスタムチャネルグループを2026年6月11日に設定済みです。GA4デフォルトの「AI Assistant」チャネルとの重複・補完関係を現在確認中です。Perplexityの参照元は「Referral」として別途追跡しています。
✅ 当サイト AI Searchチャネル設定済み(2026-06-11)出典: Search Engine Land「GA4 adds AI Assistant as a default channel」(2026年)/ Google Analytics 4公式ヘルプ「Default channel group」/ Adobe Analytics「AI経由CVR +42%」(Q1 2026)
2026-06-26 追記 — QRG 3新スパムカテゴリと、AI Overview引用に「残る側」になる実装観点
2025年9月版 Google 検索品質評価ガイドライン(QRG)で新設された 3つの新スパムカテゴリ は、AI Overview / AI Mode の引用対象から外される条件と直結します。当サイトのアクセス計測実装と合わせて、対策の具体観点を整理します。
3新スパムカテゴリの正式定義
| カテゴリ | 定義 | 典型例 |
|---|---|---|
| Scaled content abuse(量産コンテンツ) | 付加価値なしのAI/テンプレ量産で検索順位を狙う行為 | 同じテンプレートで1000記事を機械生成 |
| Expired domain abuse(失効ドメイン悪用) | 失効した既存ドメインを買い、既存権威で別ジャンルのコンテンツ展開 | 大学ドメインを買って通販サイトに転用 |
| Site reputation abuse(サイト評判悪用) | 既存サイトのサブディレクトリを第三者に貸し出してSEOブースト | 新聞社サイトの /coupons/ を外部広告主に貸す |
3新スパムカテゴリと AI Overview 引用の関係
Google は QRG で「Quality Rater が高品質と評価したサイト」を AI Overview / AI Mode の引用源として優先採用する設計を取っています。3新スパムカテゴリに該当するサイトは、AI 検索の引用対象から構造的に外されます。
- Scaled content abuse → AI Overview は人間が編集した独自視点を優先する仕様(Princeton GEO 研究 2024)
- Expired domain abuse → Wikidata QID 等で運営者の設立年・実体が機械可読に示されていれば、失効ドメイン買いの偽装は識別可能
- Site reputation abuse → Organization schema で運営主体の一意性が明示されていれば、サブディレクトリ貸しの第三者コンテンツは Quality Rater の評価対象から外れる
当サイトの計測実装 — Similarweb・GA4・SC・Bing AI Performance の4ツール立体計測
AI Overview 引用に「残る側」になっているかは単一ツールでは測れません。当サイトは以下の4ツール立体計測で監視しています。
| ツール | 計測対象 | 取得値 |
|---|---|---|
| Similarweb | 全AI検索からの流入推定 | 2026-05時点 ChatGPT 52.7% / Gemini 27.3% / Claude 8.9% |
| GA4「AI Search」チャネル | 当サイトへの実AI流入 | カスタムチャネルグループで openai / claude / perplexity / chatgpt を集計 |
| Search Console「生成AIパフォーマンス」 | Google AI Overview 表示回数(impressionsのみ・clicksなし) | 2026-06-03発表・正式リリース |
| Bing AI Performance(Webmaster Tools) | Bing Chat / Copilot の引用数 | 引用数を直接取得可能・GA4と相互補完 |
WEBディレクターの4ツール実装手順
- GA4「AI Search」チャネル設定: 管理 → チャネルグループ → カスタムチャネルグループ → 「AI Search」を作成し、正規表現で
openai|chatgpt|claude|perplexity|copilot|geminiをマッチさせる - SC 生成AIパフォーマンスを月次比較: 6月新リリース。impressions のみ取得可能・clicks は未取得(仕様)
- Bing Webmaster Tools 登録: Bing AI Performance レポートを毎週確認・Bing AI の引用数推移を追う
- Similarweb で AI 検索全体のシェア把握: 月次でシェアトレンドを確認・特定 AI に依存していないか分散リスクを点検
当サイトの実装 — self-proof
- GA4「AI Search」チャネル設定済み ✅ 2026-06-11 実装完了
- SC 生成AIパフォーマンスの月次比較運用中 ✅ 実施中
- Organization schema で運営主体の一意性明示済み(Wikidata QID Q140030002) ✅ 実施中
- 3新スパムカテゴリのいずれにも該当しない運営構造 ✅ self-proof 公開済み(archives/66)
出典: Google公式 Search Quality Evaluator Guidelines(2025-09-11版・181p) / 鈴木謙一「Google updated Search Quality Raters Guidelines reflecting new spam policy」 / archives/66「エンティティSEOを実際にやった」 / archives/76「AIに表示された回数を知っているか — 3ツール立体計測」
2026-06-28 追記 — クロール対リファラー比の最新比較 / ClaudeBot 11,122:1(過去最悪更新)
2026年6月の Cloudflare 直近集計で、AI クローラーが何ページ取得するごとに1人の人間が来訪するか(クロール対リファラー比)の数字が更新されました。当サイトの archives/83「ボットが世界の57%を占めた日」の続編として、SimilarWeb 比較分析と並走させる重要なデータです。
主要クローラーの最新比率(May 25 - Jun 1, 2026)
| クローラー | archives/83 時点(4月) | 2026-06 直近 | 変化 |
|---|---|---|---|
| ClaudeBot | 約7,000:1 | 11,122:1 | 悪化(過去最悪更新) |
| OpenAI(GPTBot) | 1,252:1 | 857:1 | 改善 |
| Perplexity | 95:1 | 190:1 | 2倍悪化(CNN訴訟 5/28 と連動) |
| Googlebot | 5:1 | 5:1 | 不変 |
クローラー全体シェアの構造変化
- GPTBot が ClaudeBot を抜いて3位: GPTBot 11.48% vs ClaudeBot 9.73%。訓練データ需要の主役が交代
- Bytespider が +61% 急増: 4位(10.5%)に。中国系訓練クローラーの急成長
- クローラー全体の目的別構成: 51.8% が訓練目的 / 35.7% が混在 / 9.3% が検索目的
SimilarWeb で比較分析する5観点
- 競合サイトのクローラー流入率(Cloudflare で見える場合は突合)
- 自サイトとの AI 引用率の差
- 同業他社の「Verified AI Agent 設定」の有無
- クロールはされているがリファラーが少ない構造の業界平均
- 競合の Knowledge Graph 接続度(Wikidata 等)
出典: Cloudflare「The crawl-to-click gap」 / Cloudflare「AI crawler traffic by purpose and industry」 / 当サイト archives/83「ボットが世界の57%を占めた日」 / 当サイト archives/89「機械が人間を超えた日」
2026-06-29 追記 — Verified AI Agent 19体の全リスト + 認識済みAIブラウザトラフィックの84%カバー
Cloudflare が 2026年6月に公開した「Signed agents」blog で、Verified AI Agent 19体の初期リストが確定しました。導入から72時間以内に verified AI agent トラフィックが 2.8%→9.4% へ急増し、認識済み AI ブラウザトラフィックの 84% をカバーするとされています。
Verified AI Agent 19体(主要リスト・2026年6月時点)
- ChatGPT Atlas(OpenAI)— ブラウザ統合型 AI エージェント
- Claude in Chrome(Anthropic)— Google Chrome 拡張 AI
- Perplexity Browser(Perplexity AI)— 独自ブラウザ内蔵型エージェント
- Gemini Agent Mode(Google / Spark)— AI Mode 連携エージェント
- Brave Leo(Brave)— プライバシー特化 AI ブラウザ統合
- Arc Browse for Me(The Browser Company)— 自律ページ要約エージェント
- その他13体(Microsoft Copilot Browser / Opera Aria / Vivaldi Assistant 等)
なぜ「クローラー数」より「Verified AI Agent」が重要か
従来の「ClaudeBot や GPTBot のクローラー制御」は「訓練データの入口」でした。一方 Verified AI Agent は 「リアルタイムに人間の代わりにサイトを閲覧する Agent」 の制御です。これは「Agent がユーザーの代わりに購入申込をする Agentic Commerce 時代」の直前フェーズであり、Agent を弾くかどうかが直接的なビジネス機会の損失に直結します。
archives/86 では「Cloudflare のデフォルト AI bots ブロックが GEO を殺す」と警告しました。今回の Verified AI Agent 19体リストは「どの Agent に必ず通過させるべきか」の具体的な答えになります。
WAF Custom Rule で個別制御する方法
Cloudflare WAF Custom Rule:
フィールド: cf.verified_bot_category
値: "Verified AI Agent"
アクション: Skip(Managed Rules + Rate Limiting + Bot Fight Mode を一括スキップ)
これにより「未署名スクレイパーはブロック・Verified AI Agent は通過」という設計が Free plan でも実現できます。✅ 当サイト実施済(archives/86 + archives/89 参照)
出典: Cloudflare「Signed agents: verifiable identity for AI agents」 / 当サイト archives/86「Cloudflare AI bots ブロック問題」 / archives/90「IETF WebBotAuth WG が発足した日」
2026-06-30 追記 — Verified AI Crawler 18体 + Signed Agent 19体(合計37体)の公式分離 + WAF Custom Rule 設計例
2026年6月時点で、Cloudflare の検証済み AI トラフィックは 2つの公式リストに分離されて運用されています。Verified AI Crawler(訓練データ収集系)18体と Signed Agent / Verified AI Agent(リアルタイム閲覧系)19体、合計 37体規模。これは「クローラー対策」と「Agent 対策」を一括ブロックすると Agentic Commerce 機会を丸ごと失うことを意味します。WAF Custom Rule で目的別に skip 設計することが、現代の WEBディレクターの必須スキルになりました。
2つのリストの違い — なぜ分離されたか
- Verified AI Crawler(18体): ClaudeBot / GPTBot / Google-Extended / PerplexityBot / Anthropic-AI / Applebot-Extended / Bytespider / cohere-ai / Meta-ExternalAgent 等。訓練データ収集 + RAG 用インデックス構築が目的。robots.txt + IP 検証 + Ed25519 署名検証の3層で身元確認
- Signed Agent / Verified AI Agent(19体): ChatGPT Atlas / Claude in Chrome / Perplexity Browser / Gemini Agent Mode / Brave Leo / Arc Browse for Me / Microsoft Copilot Browser / Opera Aria 等。リアルタイムに人間の代わりにサイトを閲覧。Agentic Commerce 直前フェーズで、ユーザーの代わりに購入・申込まで実行する
- 合計 37体規模。両リストは「カテゴリフィールド値」が異なるため、WAF Custom Rule での個別制御が可能
WAF Custom Rule 設計例 — 目的別 skip パターン
Cloudflare WAF Custom Rule で、両リストを目的別に skip させる設計例:
# Rule A: Verified AI Crawler を許可(訓練データ提供)
フィールド: cf.verified_bot_category
値: "Search Engine Crawler" OR "AI Crawler"
アクション: Skip (Managed Rules + Rate Limiting + Bot Fight Mode + Super Bot Fight Mode)
# Rule B: Verified AI Agent / Signed Agent を許可(Agentic Commerce 対応)
フィールド: cf.verified_bot_category
値: "Verified AI Agent"
アクション: Skip (Managed Rules + Rate Limiting + Bot Fight Mode + Super Bot Fight Mode)
# Rule C: 未署名スクレイパー / 攻撃 UA はブロック維持
(デフォルトの Super Bot Fight Mode + Managed Rules が引き続き適用される)
この3層設計で「未署名スクレイパーはブロック・Verified AI Agent と Verified AI Crawler は通過」が Free plan でも実現できます。✅ 当サイト実施済(SBFM 14 UA 全 403 → 200 切替・archives/86 + archives/89)
archives/86 警告の標準化 — 半歩先で警告した側の責任
当サイト archives/86(2026-06-24 公開)で「Cloudflare のデフォルト AI bots ブロックが GEO を殺す」と警告し、Playwire など業界の主要プレイヤーが数日後に同じ警告を出した経緯があります。今回の Verified AI Agent / Crawler の公式分離と Google Web Bot Auth テスト合流(archives/90 / addview 1083 参照)により、半歩先の警告が業界連合の標準として確定しつつあります。
📌 関連コンテンツ
- archives/86「Cloudflareのデフォルト『AI bots ブロック』があなたのGEOを殺している」
- archives/89「機械が人間を超えた日 — Cloudflare『検証署名』への転換」
- archives/90「IETF WebBotAuth WG が発足した日」
- archives/83「ボットが世界の57%を占めた日 — AIクローラー時代のアクセスログ」
- archives/79「Googleが『やるな』と言ったGEO施策」
出典: Cloudflare「Signed agents: verifiable identity for AI agents」(Verified AI Agent 19体 launch) / IETF webbotauth WG (Active) / Cloudflare Radar(AI Crawler トラフィック実測)
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