Googleの学習パスは初心者向け15本・技術者向け21本の動画 ── 担当者の研修に使う前に確認する13項目(2026年10月時点)
Googleの学習パスは初心者向け15本・技術者向け21本の動画 ── 担当者の研修に使う前に確認する13項目(2026年10月時点)
目次
01 何が起きたか — 公式の動画が、初心者向け15本と技術者向け21本の再生リストにまとまった
公式ブログが、2026年10月6日に2つの再生リストを案内した
Google検索セントラルのブログに、「New learning paths: curated YouTube playlists for Search fundamentals and Technical SEO」(訳: 新しい学習パス: 検索の基礎と、技術的なSEOのために選んだYouTubeの再生リスト)という記事がある。この記事を、2026年10月14日に開いて読んだ。日付は「Tuesday, October 6, 2026」と書かれ、書き手は、検索セントラルで「Search advocate」の肩書をもつDaniel Waisbergである。
記事の言い分は短い。検索セントラルのYouTubeチャンネルには、これまでに何百本もの動画がある。ただ、シリーズごとに分かれているため、何から順に見ればよいかが分かりにくい。冒頭の近くに、次の一文がある。
"While our series structure works well for deep dives and episodic updates, we know that finding a clear, sequential learning path from scratch can sometimes be challenging."
(訳: 私たちのシリーズ構成は、深い解説や、そのときどきの更新には向いているが、ゼロから順に学ぶ明確な道筋を見つけるのは、ときに難しいと承知している。)
そこで、動画を2つの再生リストにまとめた。名前は「Search fundamentals for beginners」(訳: 初心者のための検索の基礎)と「Technical SEO fundamentals」(訳: 技術的なSEOの基礎)である。ブログが案内しているのは新しい動画ではなく、すでにある動画の並べ直しだと読める。新しい動画かどうかは、ブログには書かれていない。
再生リストは2本。想定する人も、中身の範囲も違う
ブログは、1本目を次のように説明している。
"If you're a website owner, marketer, content creator, or new to SEO, this playlist is designed to take you from core concepts to practical measurement."
(訳: あなたがウェブサイトの運営者、マーケター、コンテンツの作り手、またはSEOが初めてなら、この再生リストは、基本の考え方から、実際の測定までを案内するように作られている。)
2本目は、開発者と技術的なSEOの担当者向けである。内容は、クロールの指示とサイトの構造、インデックス登録の問題の切り分け、そしてHTMLの読まれ方・ページの重さ・APIの3つに分けて書かれている。2026年10月14日に、2本のYouTubeのページを開いて、本数と動画の長さを数えた。
| 再生リスト | ブログが想定する人 | 動画の本数 | 合計の長さ |
|---|---|---|---|
| Search fundamentals for beginners | ウェブサイトの運営者、マーケター、コンテンツの作り手、SEOが初めての人 | 15本 | 1時間24分50秒 |
| Technical SEO fundamentals | 開発者、技術的なSEOの担当者 | 21本 | 3時間47分39秒 |
| 2本の合計 | — | 36本 | 5時間12分29秒 |
本数は、YouTubeのページに表示された「15 videos」「21 videos」である。長さは、各動画に表示された時間を足した値で、2026年10月14日時点のものである。再生リストは、あとから動画が足されたり、並びが変わったりする。
数えたら、2本で36本・5時間12分だった
初心者向けは15本で、1時間24分50秒である。最も長い動画でも10分31秒で、15本とも11分に届かない。技術者向けは21本で、3時間47分39秒である。2本を全部見るだけで、5時間を超える。研修で全員に全部を見せる設計は、時間の面から無理がある。
技術者向けは、20分を超える動画が6本ある
技術者向けの21本は、長さに大きな偏りがある。20分を超える動画が6本あり、合計は2時間44分34秒である。残る15本の合計は1時間3分5秒で、いずれも10分未満(最長は9分47秒)である。
| 動画の題名(YouTubeの表示) | 長さ |
|---|---|
| Google crawlers behind the scenes(訳: Googleのクローラーの舞台裏) | 25分7秒 |
| Analysing Robots.txt at scale with HTTP Archive and BigQuery(訳: HTTP ArchiveとBigQueryによる、大規模なrobots.txtの分析) | 27分41秒 |
| The effect of quality on Search | Search Off the Record(訳: 品質が検索に与える影響) | 20分47秒 |
| How Browsers Really Parse HTML (and What That Means for SEO)(訳: ブラウザは実際にHTMLをどう解析するか、SEOにとって何を意味するか) | 32分33秒 |
| Are websites getting “fat”? Page weight, HTML size & Googlebot limits explained(訳: ウェブサイトは「太って」いるのか。ページの重さ、HTMLの大きさ、Googlebotの上限の解説) | 32分13秒 |
| Should I use markdown for my site?(訳: 自分のサイトにマークダウンを使うべきか) | 26分13秒 |
題名の訳は、この記事のものである。この6本は、題名と長さまでしか確かめていない。中身は見ていないので、何が語られているかは書かない。
並びは、エピソードの番号順ではない
初心者向けの再生リストの先頭は、「SEO explained - Search for Beginners Ep 8」である。7番目が「Ep 7」、8番目が「Ep 10」、9番目が「Ep 6」と並び、シリーズの番号は昇順になっていない。ブログが挙げる話題の順(検索の仕組み、Search Console、Google トレンド)に、おおむね沿う並びだが、上から順に見れば、そのまま研修の順序になるわけではない。研修の順序は、自社で決める必要がある。
02 なぜ・背景 — 動画は何百本もある。だが、順番は決まっていなかった
公式が挙げる理由は、シリーズ仕立ての見つけにくさ
ブログは、検索セントラルのチャンネルが、「Search for Beginners」「Ask Googlebot」「Search Console Training」「Search Off the Record」などのシリーズを持つと書いている。シリーズごとに見る分には都合がよいが、何も知らない人が、最初の1本を選ぶのは難しい。再生リストは、その最初の1本を決める手間を減らすための整理である。
ブログは、使い方も書いている。
"Save them to your library, share them with your team, and subscribe for upcoming tutorials and deep dives."
(訳: ライブラリに保存し、チームに共有し、今後のチュートリアルや深い解説のために登録してほしい。)
「チームに共有」という言葉があるので、公式は、個人の学習だけでなく、チームでの利用も想定していると読める。この記事は、その共有のしかたを扱う。
動画の範囲が、すべての担当者に必要とは限らない
技術者向けの再生リストには、「Crawl Budget and the Crawl Stats report - Google Search Console Training」(訳: クロールバジェットと、クロールの統計情報レポート)が入っている。9分47秒の動画である。一方、Googleのクロールバジェットの文書は、冒頭で、読む必要がないサイトの条件を書いている。
"If your site doesn't have a large number of pages that change rapidly, or if your pages seem to be crawled the same day that they are published, you don't need to read this guide."
(訳: 素早く変わるページが大量にあるわけではない場合、または、公開したその日にページがクロールされているようなら、このガイドを読む必要はない。)
Search Consoleのヘルプも、クロールの統計情報レポートについて、同じ向きのことを書いている。
"This report is aimed at advanced users. If you have a site with fewer than a thousand pages, you should not need to use this report or worry about this level of crawling detail."
(訳: このレポートは、上級者向けである。ページ数が1,000未満のサイトなら、このレポートを使う必要も、この水準のクロールの細部を気にする必要もないはずである。)
2つの文書が見た範囲では、技術者向けの再生リストの動画を、小さなサイトの担当者にも必ず見せる必要は、文書からは読み取れない。逆に、大きなサイトの担当者には、これが必要になる。どちらの条件かは、自社のページ数で決まる。数え方は、クロールバジェットを気にすべきサイトの条件を扱った記事「クロールバジェットを気にすべきサイトの条件 ── 2つの要素を確認する14項目(2026年9月時点)」にある。
すでに書いた記事との分担
公式の無料の学習資料で、セミナーの代わりになるかどうかは、記事「高額SEOセミナーは必要か ── Googleが無料公開する学習リソースで、どこまで足りるか(2026年8月時点)」で扱った。この記事は、その議論を繰り返さない。扱うのは、新しい2本の再生リストを、自社の担当者の研修の教材として使うときの手順である。何を見せ、見たあとに何を社内の手順に落とすかが、主題になる。
Googleの無料のツール全体の使い分けは、記事「【2026年8月時点】Googleの無料SEOツール完全ガイド ── Search Console・PageSpeed Insights・Rich Results Testの使い分けと、明日から確認する12項目」にある。動画を見る前に、そこで、どの画面が何のためにあるかを確かめておくと、動画の画面が、自社のどの画面に当たるかを見つけやすい。
03 用語 — 動画の題名に出てくる言葉を先にそろえる
再生リストと、シリーズ
用語
再生リスト:YouTubeで、動画を順に並べて、続けて見られるようにした一覧である。シリーズ:同じ名前で続く動画のまとまりである。今回の2つの再生リストには、「Search for Beginners」「Google Search Console Training」「Search Off the Record」など、複数のシリーズの動画が混ざっている(題名の表記から分かる範囲)。
クロール・インデックス登録・配信
用語
Googleの文書は、検索の仕組みを3つの段階で説明している。クロール(Crawling):クローラーというプログラムが、見つけたページの文章・画像・動画をダウンロードする段階。インデックス登録(Indexing):ページの文章・画像・動画を分析し、Googleのインデックスという大きなデータベースに保存する段階。検索結果の配信(Serving):利用者が検索したときに、質問に関係する情報を返す段階である。文書は、すべてのページが3つの段階を通るわけではない、とも書いている。
クロールバジェット
用語
クロールバジェット:Googleが、1つのサイトのクロールに使える時間と資源の配分である。Googleの文書は、「The allocation of these resources is commonly called a site's crawl budget.」(訳: この資源の配分は、一般にサイトのクロールバジェットと呼ばれる)と説明している。文書は、ホスト名が違えば別のサイトとして扱い、バジェットも別になる、とも書いている。
クロールの統計情報レポートと、URL検査ツール
用語
クロールの統計情報レポート:Googleが自社のサイトをクロールした履歴(リクエストの数と時期、サーバーの応答、つながらなかった問題など)を示す、Search Consoleのレポートである。ルートのプロパティ(ドメインプロパティか、サイトの最上位のURLのプロパティ)でだけ使える。URL検査ツール:特定のページについて、Googleが保存している版の情報を見せ、インデックスに登録できそうかを試せる、Search Consoleの機能である。
一括データエクスポート
技術者向けの再生リストには、「Intro to Search Console bulk data export」(訳: Search Consoleの一括データエクスポートの入門)も入っている。これは、Search Consoleのデータを、Google CloudのBigQueryに継続して書き出す機能である。ヘルプは、書き出すには請求先の設定のあるGoogle Cloudのプロジェクトが要ると書き、費用についても、次のように説明している。
"Data is subject to Google Cloud storage and query costs, but there is a free usage level."
(訳: データには、Google Cloudの保存と問い合わせの費用がかかるが、無料の利用枠がある。)
この動画を研修に入れるなら、見せる前に、Google Cloudの請求先を誰が持つかを決めておく必要がある。
04 型別 — 担当者の経験で、始める再生リストと、1回目の長さを分ける
🅰 型A — SEOが初めての担当者
初めての担当者には、初心者向けの再生リストの上から3本を、最初の1回にするのが現実的である。「SEO explained - Search for Beginners Ep 8」(3分11秒)、「Introducing How Search Works」(3分55秒)、「How Google Search crawls pages」(6分50秒)で、合計は13分56秒になる。1回の研修として、無理のない長さである。この組み合わせは、この記事の提案であり、公式が勧める順序ではない。
🅱 型B — 制作・開発の担当者
制作・開発の担当者には、技術者向けの再生リストのうち、10分未満の15本(合計1時間3分5秒)から始めてもらう。20分を超える6本は、2回目以降に回す。ブログは、この再生リストを、基本を飛ばして、サイトの健全性、クロールバジェットの最適化、レンダリングの考慮、大規模なデバッグに集中するものだと説明している。
"We skip the high-level basics to focus on site health, crawl budget optimization, rendering considerations, and large-scale debugging."
(訳: 高い水準の基本は省き、サイトの健全性、クロールバジェットの最適化、レンダリングの考慮、大規模なデバッグに集中する。)
基本は省かれているので、制作・開発の担当者でも、SEOが初めてなら、先に初心者向けの上から3本を見てから進むほうが、話がつながる。
🅲 型C — ディレクター自身
ディレクターが、36本を全部見る必要はない。36本の題名を全部読むだけで、公式が、どんな話題を「基礎」と呼んでいるかの見取り図が手に入る。題名の一覧を、自社のSEOの確認の手順書と並べ、対応する項目があるか、抜けているものがあるかを見る。この作業は、1時間もかからない。
🅳 型D — SEOの作業を外注している会社
外注先の報告書や見積もりに、「クロールバジェット」「URL検査」「重複コンテンツ」のような言葉が出るなら、同じ言葉が、公式の再生リストの題名にもあるかを探す。共通の言葉が見つかれば、外注先の説明を、公式の説明と見比べる足場になる。見つからない言葉は、外注先独自の用語か、別の分野の話である可能性がある。聞いて確かめる対象になる。
見る、1行に落とす、公式の文書で照らす
動画を見せるだけでは、研修は終わらない。見たあとに、自社で何を確かめるかを1行で書き、動画の説明が公式の文書と合っているかを、文書を開いて確かめる。この3つが、1本ごとの手順である。動画を、文書の代わりにしないための手順でもある。
実務のヒント
動画のあとの「1行」は、確かめる場所と回数を入れると、あとで実行できる。「robots.txtを見直す」ではなく、「トップのrobots.txtを開き、Disallowの行を数える」のように書く。次の05章のチェックリストは、この書き方で作ってある。
05 自社の担当者の研修で確認するチェックリスト
下の13項目は、1項目5分ほどでできる作業である。チェックの状態はブラウザの中にだけ保存され、サーバーには送られない。
- 公式ブログ「New learning paths」を開き、公開日の表記と、2つの再生リストの名前を、そのまま書き写す
- 2つの再生リストのページを開き、「videos」の前の数字を、再生リストごとに書く
- 研修を受ける人を3人まで選び、SEOの経験を「初めて」「制作・開発」「ディレクター」のどれかで、1人ずつ書く
- 初めての人には、初心者向けの再生リストの上から3本(合計13分56秒)を見る日を、カレンダーに1つ入れる
- 技術者向けの再生リストを、10分未満の15本と、20分を超える6本に分けて、自分の表に書き写す
- 動画を1本見るごとに、自社で確かめることを、場所と回数を入れて1行で書く
- Search Consoleの設定から、「クロールの統計情報」が自社のプロパティで開けるかを確かめ、開けるか開けないかを書く
- URL検査ツールに代表のページを3つ入れ、Googleが選んだ正規URLの欄と、ページに書いた正規URLが同じかを、ページごとに「同じ」か「違う」で書く
- robots.txtを開き、Disallowの行を数えて、行ごとの理由を1行で書く。理由が書けない行の数も、あわせて書く
- 動画を1本開き、字幕の設定に日本語があるかを確かめて、「ある」か「ない」で書く
- 動画で聞いた内容から3つを選び、同じ内容が書かれた公式文書のURLを、1つずつ控える
- 社内のSEOの確認の手順書を開き、動画の題名の言葉に対応する項目を3つ以上見つけて、題名と項目番号を並べて書く
- 研修の30日後の日付に、2つの再生リストの本数を数え直す予定を、カレンダーに入れる
時間が限られているときは、項目2・4・8・9の4つだけでも、概要は分かる。項目7は、ページ数が1,000未満のサイトなら、「開けるか」を確かめるだけでよい(クロールの統計情報レポートは、そのサイトでは使う必要がないはずだと、Googleのヘルプが書いている)。
06 代替・他の選択肢 — 動画で足りないとき、どこへ進むか
学び方ごとの、向き不向き
動画は、全体像を短い時間でたどるのに向いている。条件の細かい数字や、例外を確かめるには、文書のほうが向いている。次の4つは、この記事の整理である。
- 再生リストの動画は、全体像を短い時間で順にたどりたいときに向く。条件の細かい数字や例外を確かめたいときには向かない。
- 公式の文書は、設定や仕様の文言をそのまま確かめたいときに向く。画面の操作を目で追いたいときには向かない。
- Search Consoleのヘルプは、ボタンやレポートの意味を確かめたいときに向く。検索の仕組みの全体像をつかみたいときには向かない。
- 社内の勉強会は、自社の画面で同じ操作を一緒にやりたいときに向く。準備を引き受ける人がいないときには向かない。
動画の内容を、文書で確かめる
動画で聞いた内容の裏づけは、文書にある。検索の仕組みの3段階は、Google検索の仕組みの詳しいガイドに、robots.txtの使い方は、robots.txtの紹介と手引きに、クロールバジェットは、クロールバジェットの管理にある。robots.txtの文書は、冒頭で、robots.txtはウェブページをGoogleに載せないための仕組みではない、と書いている。
ページの重さの上限は、動画の題名にも出てくる。数字は、動画からではなく、現行の文書で確かめる。Googleのクローラーの一覧のページには、次の文がある(2026年10月14日に開いた)。
"By default, Google's crawlers and fetchers only crawl the first 15MB of a file, and any content beyond this limit is ignored."
(訳: 既定では、Googleのクローラーとフェッチャーは、ファイルの最初の15MBだけをクロールし、この上限を超えた内容は無視される。)
同じページは、プロジェクトごとに上限が違うことがあり、Googlebotの上限が、例として2MBのように小さい場合もある、とも書いている。2MBの扱いは、記事「Googleのクロールは2MBで止まる ── 最新の公式解説と、自分のサイトで確認する13項目」で詳しく扱った。
日本語で学びたいとき
動画の題名は英語である。音声の言語と、字幕に日本語があるかは、今回の2つの再生リストでは確かめていない。チェックリストの項目10が、その確認である。参考として、検索セントラルのブログのアーカイブには、2022年3月に「Search for Beginners YouTube Series now available in Japanese!」(訳: Search for Beginners のYouTubeシリーズが、日本語で利用できるようになった)という記事がある。ただし、今回の再生リストの動画が、この日本語版かどうかは、確かめていない。
自社のページで試すとき
動画で見た画面を、自社で試すときの入口は、当サイトの無料ツールにもある。Search Consoleの画面の意味を、もう少し詳しく知りたいときは、🔧 Google Search Console お助けツールが使える。ページの基本情報を一覧にして、確認する対象を決めたいときは、🔧 WEBサイト総合分析・レポートツールが手がかりになる。どちらも、動画の内容を判定するツールではなく、確認の入口である。
注意
動画の説明は、文書の要約になっていることが多い。条件の細かい数字や、例外は、動画ではなく、現行の文書で確かめる。動画の公開日が古い回は、その後に仕様が変わっている可能性がある。公開日は、この記事では確かめていない。
07 この記事を書くために確かめたことと、確かめていないこと
開いたもの
2026年10月14日に、公式ブログの記事、2つのYouTubeの再生リストのページ、Googleの文書(クロールバジェットの管理、Google検索の仕組みの詳しいガイド、robots.txtの紹介と手引き、Googleのクローラーの一覧)、Search Consoleのヘルプ(クロールの統計情報、URL検査、一括データエクスポート、Search Consoleについて)を、それぞれ開いた。引用した英文は、開いたページの本文と、1文字ずつ照らして書いた。照らせなかった文は、引用の形にしていない。
本数と長さは、YouTubeの再生リストのページに表示された値である。動画の長さは、秒に直して足した。初心者向けは5,090秒、技術者向けは13,659秒で、2本の合計は18,749秒(5時間12分29秒)である。
確かめていないこと
確かめていないことは、4つある。動画の中身(話される内容と、画面に出る手順)、字幕の言語、動画ごとの公開日、再生リストに足される動画が今後どう変わるかである。題名と長さから言えることと、中身を見て言えることは別なので、動画の内容について、この記事は何も主張していない。
数え方の限界
本数は、2026年10月14日に表示された値である。YouTubeのページは、見る人の言語や環境で表示が変わることがある。この記事の数字は、英語の表示で開いたときのものである。再生リストを開き直して、本数が違っていれば、チェックリストの項目2の書き方で、自分の値を書き直してほしい。
08 このテーマの、これまで — 公式の学習動画は、2019年から少しずつ増えてきた
検索セントラルのブログに残る、動画の案内
検索セントラルのブログの一覧には、学習用の動画の案内が、何度か載っている。年月は、一覧の見出しにある年と月である。
| 年月 | ブログの記事(英語の題名) |
|---|---|
| 2019年10月 | Video Series for New Webmasters: Search for Beginners!(訳: 新しくウェブを運営する人のための動画シリーズ: Search for Beginners) |
| 2020年1月 | The Search Console Training video series is rolling out(訳: Search Consoleの研修の動画シリーズを順次公開する) |
| 2020年8月 | Search Off The Record podcast - behind the scenes with Search Relations(訳: Search Off The Recordのポッドキャスト、検索のリレーションズ担当の舞台裏) |
| 2022年3月 | Search for Beginners YouTube Series now available in Japanese!(訳: Search for Beginners のYouTubeシリーズが日本語で利用可能に) |
| 2024年9月 | Learn all about Google Trends with our new YouTube tutorials(訳: 新しいYouTubeのチュートリアルで、Google トレンドを学ぶ) |
| 2026年10月6日 | New learning paths: curated YouTube playlists for Search fundamentals and Technical SEO |
表の記事の中身は、題名の範囲でしか確かめていない。ただ、題名だけを並べても、公式の学習動画は、2019年のシリーズから続いており、2026年の再生リストは、その整理の最新の形であることは読み取れる。再生リストに入っている動画の中には、古いシリーズの回が混ざっていても不思議ではない。公開日が古い回は、現行の文書で照らすのがよい。
ブログで書いた、確認の習慣
動画で学んだことを、社内の習慣にする話は、ブログにもある。Search Consoleの通知を、毎週の点検にした記録は「Search Console の通知 65 件のうち 33 件が未読だった ── 「修正を検証」を押さなかった理由と、毎週の点検にした日」に、データを読む力の話は「Search Consoleが教えてくれること — データを読む力がサイトを変える」にある。無料のツールだけで、サイトを30分で診断する話は「あなたのサイトを30分で診断する — 無料ツールだけでここまでわかる」にある。動画の内容を、自分のサイトで数えて確かめるときの注意は、「「リンク切れ0本」を確認して、安心しかけた ── 自社ブログの内部リンク、59.2%はnoindexへの飛び先だった」と「「自分のサイトに、同じ記事が2本ないか」を5分で確かめる ── タイトルで探すと45組、元記事で探すと139組。3倍 違った」に書いた。クロールに関わる当サイトの記録は「再クロール待ち行列547件、当サイトの2週間 ── Google公式「最長2週間」の意味と、"待つ"を能動的にする方法」にある。
現在の貴方のIPアドレス
このサイトで書いている人
WEBサイト