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FAQとHow-toのリッチリザルト廃止は、同じ時期の話ではなかった ── 自分のサイトの構造化データを確認する13項目(2026年9月時点)

目次
  1. 01 何が起きたか/いま最新版は何か
    1. 「FAQとHow-toの構造化データが廃止された」は、1つのニュースではない
    2. FAQリッチリザルトは、2026年5月7日から表示されなくなった
    3. How-toリッチリザルトは、すでに2023年9月に終わっていた
  2. 02 なぜ・背景
    1. 公式が説明しているのは「表示されなくなる」という事実だけ
    2. 2023年の縮小が、廃止に至るまでの前段になっていた
    3. 「削除する必要はない」という一文は、2023年の記事にだけあった
    4. How-toは、表示の終了とツール側の対応終了を分けて進めた
    5. 縮小・廃止という進み方は、FAQとHow-toだけの話でもない
  3. 03 この記事に出てくる用語
  4. 04 型別に見る、今回の変更の範囲と手順
    1. 適用範囲 ── 何が変わって、何が変わっていないか
    2. この記事で確認できていないこと
    3. 確認の手順 ── 探す・控える・残す
    4. 実装した年月が分からないときの調べ方
  5. 05 明日確認できるチェックリスト
    1. チェックリストの狙い
    2. 項目の内訳と、かかる時間の目安
    3. 何から手を付けるか
  6. 06 代替・他の選択肢の比較
    1. 確認する手段は1つではない
    2. 4つの手段の使い分け
  7. 07 当サイトの状況
    1. 当サイトも、いまだにFAQPageを実装している
    2. 本文としてのQ&Aは、構造化データとは別に残る設計
    3. まだ、消すとは判断していない
  8. 08 このテーマの、これまで
    1. 公式の資料に当たり直す、という姿勢
    2. 自社サイトのFAQPageを直した記録との接続
    3. 「同じに見えて、実は別だった」という形は、他でも見た
  9. 09 この記事のまとめ

01 何が起きたか/いま最新版は何か

「FAQとHow-toの構造化データが廃止された」は、1つのニュースではない

「FAQ 構造化データ 廃止」「How-to 構造化データ 廃止」で検索すると、両方が同じタイミングで消えた1つの出来事のように見える。しかし、Googleの公式ページを直接開いて確認すると、この2つはまったく別の時期に起きた話だった。FAQは2026年、How-toは2023年。あいだには2年7か月の差がある。

FAQリッチリザルトは、2026年5月7日から表示されなくなった

Google Search Centralの更新履歴には、次のように記録されている。5月8日付の項目「Deprecating the FAQ rich result feature」では、「FAQ rich result documentation に廃止予告を追加した」としたうえで、理由を「This feature will no longer appear in Google Search starting May 7, 2026(この機能は2026年5月7日からGoogle検索に表示されなくなる)」と説明している。さらに6月15日付の項目「Removing documentation for the FAQ rich result feature」では、「FAQ rich result feature のドキュメントを削除した」と記され、理由として「5月の更新履歴で発表したとおり、この機能はもうGoogle検索結果に表示されていない」と続く。つまり予告から1か月あまりで、ドキュメントごと消えたことになる。

How-toリッチリザルトは、すでに2023年9月に終わっていた

一方、How-to structured data のドキュメントURLを開くと、今は更新履歴のある1項目に転送される。転送先の日付は2023年9月14日。「Removed the How-to rich result case study, as this feature is deprecated」(導入事例を削除した)、続けて「Removed the How-to structured data documentation, as this rich result is no longer shown in search results, on both desktop and mobile devices」(デスクトップでもモバイルでも、もう検索結果に表示されないためドキュメントを削除した)と書かれている。今日の時点でこの記事を読んでいる人は、すでに3年前に終わった話を、今起きたことのように調べに来ている可能性がある。

注意

解説記事やSNSの投稿で「FAQとHow-toが同じタイミングで廃止された」と書かれているのを見かけたら、その記事自体が2023年の更新履歴と2026年の更新履歴を混同している可能性がある。年月日まで書かれているかを確認してから引用したい。

種類最初の縮小完全に表示されなくなった日公式ドキュメントの削除日
FAQ(FAQPage2023年8月2026年5月7日2026年6月15日
How-to(HowTo)2023年8月2023年9月13日2023年9月14日
FAQとHow-toのリッチリザルト廃止タイムライン図。FAQは2023年8月に官公庁・医療機関のみに縮小、2026年5月に全サイトで完全に廃止、2026年6月に公式ドキュメントも削除。How-toは2023年8月にデスクトップのみに縮小、2023年9月に完全に廃止、同月に公式ドキュメントも削除されたことを示す2段の時系列図。
FAQとHow-toは、縮小の始まりは同じ月でも、終わり方がまったく違った

出典

本記事の日付・引用文はすべて、2026年9月24日にGoogle Search Centralの更新履歴と該当ページを直接開いて確認したものです。Googleのページは今後も更新される可能性があるため、実際に確認する際は最新のページを直接開くことをおすすめします。

02 なぜ・背景

公式が説明しているのは「表示されなくなる」という事実だけ

2026年5月8日の更新履歴を読む限り、Googleが説明しているのは「この機能は表示されなくなる」という事実だけで、なぜ今このタイミングで廃止するのかという詳しい理由は書かれていない。品質が低かった、悪用が多かったといった説明は見当たらない。書かれていないことを、書かれているかのように扱うのは避けたい。

2023年の縮小が、廃止に至るまでの前段になっていた

詳しい理由がないのは2026年の更新履歴だけの話で、2023年8月8日にGoogle Search Central Blogに公開された記事「Changes to HowTo and FAQ rich results」には、当時の判断理由が明記されている。「To provide a cleaner and more consistent search experience, we're changing how some rich results types are shown(より整理された、一貫性のある検索結果を提供するため、一部のリッチリザルトの表示方法を変更する)」というのがその文言だ。この記事によって、FAQは「官公庁・医療機関など、権威があると判断された一部のサイトにのみ表示」に縮小され、How-toは「デスクトップのみ」に縮小された。さらに同じ記事に追記された9月14日付の更新で、How-toはデスクトップ表示も終了し、完全な廃止に至っている。2026年のFAQ廃止は、この2023年の縮小の延長線上にある変更だと読める。

「削除する必要はない」という一文は、2023年の記事にだけあった

同じ2023年8月8日の記事には、もうひとつ見落とせない一文がある。「While you can drop this structured data from your site, there's no need to proactively remove it. Structured data that's not being used does not cause problems for Search, but also has no visible effects in Google Search(このコードをサイトから削除してもよいが、積極的に削除する必要はない。使われていない構造化データがSearchに問題を起こすことはないが、Google検索上で目に見える効果もない)」という記述だ。04章で「削除すべきかは公式にはどこにも書かれていない」と書いたのは、2026年の更新履歴だけを見た場合の話であり、2023年の記事まで遡ると、この問いに対する当時のGoogleの立場が見つかる。ただし、この一文は2026年5月・6月の更新履歴には繰り返されておらず、2026年の完全廃止についても同じ立場が続いているとは、公式には明言されていない。

How-toは、表示の終了とツール側の対応終了を分けて進めた

2023年8月8日のブログ記事には、もう1つ具体的な数字が書かれている。How-toが全端末で表示されなくなった9月13日の時点を起点に、「30日後にHow-toの検索パフォーマンス区分・拡張レポート・Rich Results Testでの対応も終了する」、さらに「APIを使って自動でチェックしている担当者のために、Search Console APIでのHow-to対応は180日後に終了する」と明記されている。起点の日から数えると、Rich Results Testでの対応終了はおよそ2023年10月中旬ごろ、Search Console APIの対応終了はおよそ2024年3月ごろにあたる(この2つの日付は、公式が示した日数から逆算した目安であり、Googleが具体的な暦日を明記したものではない)。同じブログにはもう一点、「検索での表示・レポートは、当面はSearch Consoleに残る」という記述もある。表示が終わることと、確認する手段そのものが消えることは、別の速度で進んでいた。

縮小・廃止という進み方は、FAQとHow-toだけの話でもない

同じ更新履歴のページを追っていくと、似た形の縮小がほかの構造化データでも起きているのが分かる。たとえば「practice problem(学習の練習問題)」の構造化データは、2025年11月の更新履歴で「2026年1月から、Search Consoleの拡張レポートとRich Results Testでの対応を終了する」という予告が出され、実際に2026年1月6日付でドキュメントが削除されている。これはFAQやHow-toとは別の構造化データの話だが、Googleが「まず予告し、期間を置いてから対応を終了する」という進め方を、複数の構造化データで繰り返していることが確認できる。今回のFAQ廃止も、同じ進み方の一例と見るのが妥当だろう。

03 この記事に出てくる用語

本文で使う4つの用語を、先に整理しておく。

用語

FAQPage:ページ内のQ&A形式のコンテンツを、Googleに構造化データとして伝えるためのマークアップ形式。Schema.orgの定義では「よくある質問とその回答のページ」を表す型として定義されている。実装しても、2026年5月7日以降はGoogle検索でのリッチリザルト表示には使われない。

用語

HowTo:手順を段階ごとにGoogleへ伝えるための構造化データの型。2023年9月13日以降、デスクトップ・モバイルの両方でGoogle検索のリッチリザルト表示に使われなくなっている。

用語

リッチリザルト:検索結果に、通常の青いリンクとタイトルだけでなく、星マークやアコーディオン形式の展開表示などを追加した表示形式のこと。構造化データを実装したページが対象になるが、実装すれば必ず表示されるわけではない。

用語

構造化データJSON-LD:ページの内容を、検索エンジンが読み取りやすい決まった形式で書き添えたコード。Googleの構造化データ入門では、JSON-LD形式での記述が推奨されている。FAQPageやHowToは、このJSON-LDの中で使われる型の一種にあたる。

用語

拡張レポート(Enhancement report)Search Console内で、構造化データの種類ごとに表示回数やエラー件数をまとめて確認できるレポート。対象の構造化データが廃止されると、この一覧から項目自体が消えることがある。ただし、02章に書いたとおり、レポートが「当面は残る」時期と「対応が終了する」時期は分けて説明されており、一覧に無いことがそのまま「実装していないこと」の証明にはならない。

04 型別に見る、今回の変更の範囲と手順

適用範囲 ── 何が変わって、何が変わっていないか

今回の変更は、あくまでGoogle検索の表示のみに関わるものだ。FAQPageやHowToのマークアップ自体はSchema.orgの仕様として今も存在しており、構文として書くこと自体を禁止されたわけではない。また、Bing・Yahoo!など他の検索エンジンや、ChatGPT・PerplexityといったAI検索がこの構造化データをどう扱っているかについて、Googleの公式ページには一切の言及がない。Google検索での表示の話マークアップそのものの是非は、分けて考える必要がある。

この記事で確認できていないこと

公式ページを直接開いて確認できたのは、01章と02章に書いた事実までだ。「使われていない構造化データがSearchに問題を起こすことはない」という点は、02章のとおり2023年の記事に書かれている。一方で、次のことは2023年・2026年のどちらの公式ページにも見当たらなかった。「FAQPageやHowToを、今すぐページから削除すべきかどうかの明確な推奨」「削除する場合、代わりに何を実装すればよいか」「2026年に廃止された、より詳しい理由」「他の検索エンジンやAI検索での扱い」。これらについて、本記事は推測を書かない。分からないことは、分からないと書く。

公式が言っていること・言っていないことを整理した図。左のカードには、FAQは2026年5月7日から表示されない、How-toは2023年9月に全端末で廃止済み、未使用の構造化データはSearchに問題を起こさないという2023年の公式見解の3点。右のカードには、FAQPageを今すぐ削除すべきか、2026年廃止の詳しい理由、他のAI検索エンジンでの扱い、代わりに何を実装すべきかの4点が並ぶ。
公式が言っていることと、言っていないことを分けて整理する

実務のヒント

Search Consoleの拡張レポート一覧にFAQやHow-toの項目が見当たらなくても、「実装していない」と即断しない方がよい。03章の用語欄に書いたとおり、レポートが残る期間と対応が終了する期間は分けて説明されている。判断の材料にするなら、レポート一覧よりも先に、05章の1〜3番目にあるとおりページのソースを直接開いて確認する方が確実だ。

確認の手順 ── 探す・控える・残す

05章のチェックリストは、次の3つの動きで組み立てている。まず自分のサイトの中にFAQPageやHowToが実際にあるかを探す。次に、見つかった対象の数と実装した時期を控える。最後に、消すか残すかの判断は自分で行い、その判断を記録として残す。この3つは、どれも5分以内で終わる範囲に収まる作業だ。

自分のサイトで確認する3ステップの図。ステップ1は探す(自分のサイトのソースを開きFAQPageとHowToを検索して数える)、ステップ2は控える(該当ページ数と実装した時期をメモに書き出す)、ステップ3は残す(消すか残すかは自分で判断し記録として残す)の3つのカードが矢印で並ぶ。
チェックリストは、この3ステップをそのまま項目に落としたもの

実装した年月が分からないときの調べ方

自社サイトに構造化データを実装した年月が社内に記録として残っていない場合は、いくつかの手掛かりがある。制作会社に発注していれば、その時の見積書や納品書に実装内容が書かれていることが多い。自社で実装した場合は、CMSの更新履歴やソースコードの変更履歴(コミットログ)を確認する。どちらも見つからない場合は、Wayback Machineで自社ページの過去のソースを開き、FAQPageの記述がいつごろから存在するかをさかのぼって確認する方法もある。

05 明日確認できるチェックリスト

チェックリストの狙い

以下は、01章から04章の内容を、実際に手を動かして確認するための13項目だ。前半は自分のサイトの棚卸し、後半はその結果をどう記録に残すかという内容になっている。チェックの状態はブラウザ内にのみ保存され、サーバーには送信されない

  • 自社サイトの主要ページを1つ開き、Ctrl+Fで「FAQPage」がソース上に何回出てくるか数える
  • 同じページのソースで「HowTo」が出てくる回数も数える
  • FAQPageが見つかったページを3ページ選び、実装した年月を更新履歴や発注記録から控える
  • その中の1ページのURLをRich Results Testに貼り付け、エラーの件数を確認する
  • 同じURLをSchema Markup Validatorにも貼り付け、警告の件数を比べる
  • Search Consoleの拡張レポート一覧を開き、FAQまたはHow-toの項目が今も表示されているか確認する
  • 表示されている場合、直近28日間のインプレッション数を書き出す
  • FAQPageで使っているQ&Aの本文が、構造化データを外しても記事内に文章として残っているか確認する
  • HowToで使っている手順が、通常のHTMLとしてもページ上に表示されているか確認する
  • 構造化データを実装した担当者かベンダーに、現在の対応方針を1件問い合わせる
  • 対象ページのキーワードで実際にGoogle検索し、星マークやアコーディオンの表示があるかを目で確認する
  • 見つけた対象ページの数・実装時期・エラー件数を、1枚のメモにまとめる
  • まとめたメモを、次回のサイト見直しで開く場所に保存する

項目の内訳と、かかる時間の目安

観点該当する項目目安時間
実装の有無を探す1〜2番目(2項目)3分
対象の数と時期を控える3番目(1項目)5分
ツールで確認する4〜7番目(4項目)10分
コンテンツ本体の確認8〜9番目(2項目)5分
記録として残す10〜13番目(4項目)10分

13項目すべてに目を通した場合の時間の目安は合計30分程度だ。1番目と2番目だけであれば1分もかからない。

何から手を付けるか

まだ自社サイトにFAQPageやHowToがあるかどうかも把握していない場合は、1番目と2番目から始める。すでに実装していることが分かっている場合は、4番目から7番目のツールでの確認を先に済ませ、対応方針を決める材料をそろえてから、10番目以降の記録に進むとよい。

06 代替・他の選択肢の比較

確認する手段は1つではない

構造化データを確認する方法は、Rich Results Testだけではない。目的が違えば、使う道具も変わる。「Googleの対応タイプとして正しいか」を見たいのか、「Schema.orgの文法として正しいか」を見たいのか、「自社サイト全体でどこに何があるか」を見たいのかによって、選ぶ手段は変わってくる。

手段わかること費用備考
🔧 コウゾウ(構造化データ自動作成ツール)主要な構造化データのたたき台を作成できる無料生成したあと実装するかどうかは自分で判断する
Rich Results Test個別ページの構造化データが、Googleの対応タイプとして正しく書けているか無料FAQ・How-toが今も判定対象に含まれるかは、実際に開いて確認する必要がある
Schema Markup ValidatorSchema.orgの文法として正しいかどうか(Googleが表示するかどうかとは別)無料Google非対応のタイプでも、文法上のエラーがなければ通ることがある
Search Console自サイト全体で、どのページにどの構造化データがあるかの一覧無料(要登録)対応タイプが変わると、一覧の項目自体が変わることがある

4つの手段の使い分け

この表が示すのは、4つの手段はどれも代わりにはならないという点だ。コウゾウは「これから作る」ときの出発点であり、Rich Results TestとSchema Markup Validatorは、書いた後の文法を確かめる手段として役割が異なる。Search Consoleだけが、複数ページをまとめて見渡せる一覧の役割を持つ。05章のチェックリストの4番目から7番目は、この4つを順番に使うよう組んである。

07 当サイトの状況

当サイトも、いまだにFAQPageを実装している

当サイトはAI Agentに引用される準備 — llms.txtの次にやること、当サイトの実践ロードマップで宣言したとおり、2026年6月7日からFAQPage構造化データを実装している。2026年9月24日時点でトップページのソースを開き、その中のJSON-LDをひとつずつ確認したところ、@typeFAQPageのブロックが今も残っており、Q&Aの項目は10件だった。05章の1番目・2番目のとおりCtrl+Fで「FAQPage」を数える方法でも、同じ結果になることを確認している。廃止から4か月以上が経っているが、外していない。

本文としてのQ&Aは、構造化データとは別に残る設計

05章の8番目に書いたとおり、構造化データを外しても本文としてのQ&Aが残るかどうかは、確認しておくべき点のひとつだ。当サイトのFAQPageは、ページ上に表示されるアコーディオン形式のQ&A本文と同じ内容をJSON-LDにも書き出す設計になっている。つまり、構造化データの部分だけを削除しても、ページを訪れた人が読む内容には影響しない。この設計だったからこそ、廃止のニュースを見た直後に慌てて外す必要がなかった。

まだ、消すとは判断していない

04章に書いたとおり、「消すべきか」は公式のどこにも明記されていない。表示に使われなくなったからといって、慌てて外す理由にはならないという点は、02章で引用した2023年のブログの姿勢とも合っている。だからこそ今回は、05章のチェックリストを当サイト自身にも当てはめたうえで判断することにした。今の時点での結論は「まだ判断していない」であり、判断が決まり次第、どこかで正直に書く。

08 このテーマの、これまで

公式の資料に当たり直す、という姿勢

以前、公開済みの記事の8割が検索エンジンから正しく認識されていない状態に気づき、一夜で公開状態へ切り替えた記録(1,238記事の8割が「土俵に上がっていない」ことに気づいた日)がある。あのときも今回も、思い込みではなく、実際に手元で確認して初めて実態が分かった点は同じだ。今回は「FAQとHow-toが同時に廃止された」という思い込みを、更新履歴を直接開くことで正した。

自社サイトのFAQPageを直した記録との接続

当サイトのFAQPageは、実装した直後に一度壊れていたことがある。その時の修正と展開の記録は、FAQPageスキーマが壊れていた — 確認したら気づいた3つのこと、当サイトの修正と展開の全記録にまとめてある。「実装して終わり」ではなく、実際に表示や構造を確認する作業が必要だという点は、今回のテーマとも重なる。

「同じに見えて、実は別だった」という形は、他でも見た

アクセスログを日別に割り直したら、「AIクローラーが弾かれている」ように見えていたものの正体が、複数の名前を名乗る貸しサーバーだったと分かった記録(「AIクローラーが弾かれている」と読みかけた ── 日別に割ったら、正体は数十の名前を名乗る貸しサーバーだった)や、「リンク切れ0本」を確認して終わりにせず、飛び先の中身まで見て初めて別の問題に気づいた記録(「リンク切れ0本」も「200が返る」も、まだ2段目だった ── 番号が変わるサイトで見つけた、リンクの3段目のずれ)も、根は同じだ。ひとつの数字や見出しだけを見て判断すると、実際の中身とはずれた結論に着地する。今回のFAQとHow-toも、「廃止」という見出しだけを見れば同じ話に見えたが、日付を直接確認するまでは分からなかった。

FAQリッチリザルトは2026年5月7日に廃止されたが、How-toは実は2023年9月にすでに廃止されていた。自分のサイトにFAQPageやHowToが残っているかを、公式情報をもとに5分で確認する手順と、13項目のチェックリストを整理した。
2025/05/31
THU
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このサイトで書いている人

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池田南美夫
もうすぐ●●歳。ずっーと現役SE。日本にインターネットが上陸してから、ずっーと携わる。 ほんとは超アナログ人間のギター弾き、バンドマン。でも音楽活動とSE、案外似てる。