トップページ > Googleの2026年8月スパムアップデートが完了 ── 順位が動いたときに確認する手順(2026年8月21日時点)

Googleの2026年8月スパムアップデートが完了 ── 順位が動いたときに確認する手順(2026年8月21日時点)

目次
  1. 01 いま最新版は何か — 2026年8月のスパムアップデート、展開完了まで
    1. 展開は8月18日に始まり、8月21日に完了した
    2. 対象は全言語・全地域の通常のアップデート
    3. 新しいスパムポリシーの変更は公表されていない
  2. 02 なぜ・背景 — 「アップデート」には複数の系統がある
    1. スパムアップデートとは何か
    2. コアアップデートとの違い
    3. 次のコアアップデートの時期は「おかしくない」段階
    4. 「アップデート」には少なくとも3系統ある
  3. 03 この記事で出てくる用語
    1. スパムアップデートとは
    2. アルゴリズムによる対応と手動対策の違い
    3. ランキングアップデート履歴とは
    4. 展開(rollout)という言葉の意味
  4. 04 型別 — 適用範囲・限界・手順
    1. 🅰 適用範囲 — このアップデートの影響を受けうるサイトの特徴
    2. 🅱 この発表が測っていないこと
    3. 🅲 手順 — 順位が動いたときに確認する順番
  5. 05 自分のサイトで確認するチェックリスト
    1. チェックリストの3つの観点
    2. 12項目の内訳と、かかる時間の目安
  6. 06 順位変動の原因を切り分ける方法の比較
    1. 3つの切り分け方法、それぞれの向き不向き
    2. 手動対策とアルゴリズムの違いを最初に確認する理由
    3. 比較の粒度を週単位に切り替える理由
    4. 手動対策の通知が有った場合の対応
  7. 07 当サイトの実測
    1. スパムポリシーの自己点検として、非公開記事の扱いを見直した
    2. 書き直しが済むまでは、検索結果に出さない設計にした
  8. 08 このテーマの、これまで
    1. 「順位が落ちた」騒ぎと、公式の沈黙を切り分けた回
    2. Googleが生成AI回答の操作をスパムと定義した回
    3. コアアップデートの公式記述を検証した回
    4. 不振記事をタイトル変更ではなく内容追加で動かした回
  9. 09 この記事のまとめ

01 いま最新版は何か — 2026年8月のスパムアップデート、展開完了まで

展開は8月18日に始まり、8月21日に完了した

Googleの検索ステータスダッシュボードに掲載されたインシデント情報(August 2026 spam update(Google Search Status Dashboard))によれば、「August 2026 spam update」の展開は2026年8月18日09時27分(米国太平洋時間)に始まり、2026年8月21日01時49分(米国太平洋時間)に完了しました。この記事を書いている2026年8月21日時点は、その完了からまだ日が浅いタイミングにあたります。日本語圏でGoogleの公式発表を継続的に翻訳している鈴木謙一のGoogleウェブマスター情報でも、8月19日の時点で展開開始が伝えられており(Google、2026年8月のスパムアップデートの展開を開始)、過去の展開実績(前々回は半日、前回は2日で完了)を踏まえ、今週中には終わる見通しだと伝えていました。

対象は全言語・全地域の通常のアップデート

ステータスダッシュボードの記載は「applies globally and to all languages(訳: 世界全体・全言語に適用される)」というもので、特定の国や言語だけを対象にした限定的なアップデートではありません。Googleが不定期に実施している、自動スパム検出システムの更新の一環です。「全言語・全地域が対象」という記載は、日本語サイトだけが例外的に対象外になったり、逆に日本語サイトだけを狙い撃ちにしたりする更新ではないことを意味しています。過去に一部の地域や言語だけに先行展開されたアップデートが実施された例もあるため、この「全言語・全地域」という一文は、展開範囲を確認するうえで見落とせない情報です。公式ドキュメント(About Google Search's spam updates(訳: Google検索のスパムアップデートについて))は、こうした更新を「スパムアップデート」と呼び、実施のたびにランキングアップデート履歴で告知するとしています。

新しいスパムポリシーの変更は公表されていない

今回の2026年8月のアップデートについて、鈴木謙一のブログは「特記事項のない通常のスパムアップデート」と伝えており、新しいスパムポリシー自体の変更は明記されていません。これは、既存のスパムポリシーへの違反をより正確に検出できるようになった、という性質のアップデートである可能性が高いことを意味します。ポリシーの中身が変わっていない以上、「これまで問題なかったサイトが急にルール違反になった」というより、「これまで見逃されていたルール違反が、より正確に検出されるようになった」という見方の方が実情に近いと考えられます。

2026年8月のスパムアップデートに関する年表。2026年3月に直近のコアアップデートが実施、2026年8月18日09時27分(太平洋時間)にスパムアップデートの展開が開始、8月19日に鈴木謙一のブログで展開開始が報じられる、8月21日01時49分(太平洋時間)に展開が完了、という4つの時点を時系列で示す。
2026年8月のスパムアップデート — 展開開始から完了までの年表

02 なぜ・背景 — 「アップデート」には複数の系統がある

スパムアップデートとは何か

Googleの公式ドキュメントは、スパムアップデートを次のように説明しています。「When we do, we refer to this as a spam update and share when they happen on our list of Google Search ranking updates(訳: そうした場合、Googleはこれをスパムアップデートと呼び、発生時期を『Google検索ランキングアップデート一覧』で共有します)」。つまりスパムアップデートは、自動スパム検出システムの検出能力そのものが向上したタイミングを指す言葉で、コンテンツの評価基準を見直すコアアップデートとは性質が異なります。

コアアップデートとの違い

公式ドキュメント(Google Search's Core Updates(訳: Google検索のコアアップデート))は、コアアップデートを「Several times a year, Google makes significant, broad changes to our search algorithms and systems(訳: 年に数回、Googleは検索アルゴリズムとシステムに大規模で広範な変更を加えます)」と定義しています。コアアップデートがコンテンツの有用性・信頼性を評価する仕組み全般を見直すのに対し、スパムアップデートはポリシー違反の検出精度に焦点を当てた更新です。両者は独立して実施され、同時期に重なることもあれば、数ヶ月間隔が空くこともあります。

次のコアアップデートの時期は「おかしくない」段階

鈴木謙一のブログは、直近のコアアップデートが2026年3月に実施され、記事執筆時点(2026年8月)で約5ヶ月が経過していることに触れ、次のコアアップデートがいつリリースされてもおかしくない時期だと述べています。過去の実施間隔を踏まえた経験則であり、Googleが次回の実施時期を予告しているわけではありません。今回のスパムアップデートとコアアップデートは別系統の更新であるため、今後数週間のうちにコアアップデートが重なって実施される可能性もある、という前提で順位の動きを見ておくのが妥当です。

「アップデート」には少なくとも3系統ある

Googleが実施する検索アルゴリズムの更新は、スパムアップデートとコアアップデートの2つだけではありません。ランキングアップデート履歴には、商品レビュー記事の評価方法を見直す製品レビューアップデートや、特定の言語・地域に限定した更新が個別に記録されることもあります。以下は、代表的な3系統を対象範囲と更新頻度で整理した表です。

系統対象範囲頻度の目安
コア
アップデート
検索アルゴリズム全体年に数回
スパム
アップデート
スパム検出システム不定期(数ヶ月〜半年間隔のことが多い)
製品レビュー
アップデート
商品レビュー記事の評価不定期

この3系統は独立に実施されるため、複数が同じ週に重なることもあれば、半年以上どれも実施されない期間もあります。順位の変動を見るときは、まずランキングアップデート履歴を確認し、どの系統の展開期間と重なっているかを最初に切り分けることが、原因の見誤りを防ぐ土台になります。

03 この記事で出てくる用語

スパムアップデートとは

用語

スパムアップデート:Googleの自動スパム検出システムが更新され、既存のスパムポリシーへの違反をより正確に検出できるようになったタイミングを指す言葉です。コンテンツの評価基準そのものを見直すコアアップデートとは区別され、公式ドキュメントは実施のたびにランキングアップデート履歴で告知するとしています。

アルゴリズムによる対応と手動対策の違い

用語

スパムポリシーへの対応には2種類あります。アルゴリズムによる対応は、システムが自動的にページやサイトの評価を下げる形で行われ、Search Console上に個別の通知は出ません。一方の手動対策(マニュアルアクション)は、Googleの人間の審査担当者が個別にサイトを確認し、スパムポリシー違反と判断した場合に適用されます。公式ヘルプ(Manual actions report(訳: 手動対策レポート))は、手動対策が適用されるとSearch Consoleの手動対策レポートとメッセージセンターの両方で通知されると説明しています。今回のようなスパムアップデートは前者、アルゴリズムによる対応にあたります。

ランキングアップデート履歴とは

用語

ランキングアップデート履歴(list of Google Search ranking updates):コアアップデート・スパムアップデート・製品レビューアップデートなど、Googleが実施した主要なアップデートを日付順にまとめた一覧ページです。02章で紹介したステータスダッシュボードが個々のインシデントの開始・完了時刻を記録するのに対し、この履歴ページは複数のアップデートを横断して時系列で見渡す用途に向いています。順位変動の原因を調べる際は、まずこの履歴で自社の観測期間と重なるアップデートが無いかを確認するのが出発点になります。

展開(rollout)という言葉の意味

「展開」または英語の「rollout」は、アップデートが全世界のユーザー・全サイトに一斉に適用されるのではなく、数時間から数日かけて段階的に反映される過程を指します。01章で見たとおり、今回は約2日半かけて完了しましたが、過去には半日で終わった回もあれば、コアアップデートのように数週間を要する回もあります。展開が完了するまでの間は、同じサイト・同じページでも観測するタイミングによって順位が異なって見えることがあり、この期間中の変動だけを見て一喜一憂しないことが実務上の基本になります。

04 型別 — 適用範囲・限界・手順

🅰 適用範囲 — このアップデートの影響を受けうるサイトの特徴

スパムアップデートは全サイトに一律に「順位を上げる・下げる」ものではなく、スパムポリシーに違反しているページ・サイトの評価を、より正確に下げる方向に働く更新です。公式のスパムポリシー概要(Spam policies for Google web search(訳: Googleウェブ検索のスパムポリシー))が挙げる主なカテゴリには、検索エンジンとユーザーに異なる内容を見せるクローキング、他サイトの内容をそのまま転載するスクレイピング、隠しテキスト・隠しリンク、過度なキーワードの詰め込み、ランク操作目的のリンク売買、大量の低品質なAI生成コンテンツなどが含まれます。こうした手法に心当たりが無いサイトであれば、今回のアップデートによる順位変動の可能性は相対的に低いと考えられます。

🅱 この発表が測っていないこと

今回の発表が示しているのは展開の開始日時と完了日時だけです。具体的にどのシグナルの検出精度が上がったのか、どのカテゴリのスパムが主な対象だったのかは、公式には明らかにされていません。02章で確認したとおり、公式ドキュメントもスパムポリシーの中身自体を都度公開しているわけではなく、サイト側が個別に「何が原因で順位が動いたか」を特定する手段は、今回の発表単体では提供されていません。順位の変動を確認したあとは、原因の特定を発表内容に求めるのではなく、06章で扱う複数の手段を組み合わせて切り分ける必要があります。

🅲 手順 — 順位が動いたときに確認する順番

実際の確認は、次の順番で進めると効率的です。第一に、Search Consoleの手動対策レポートを開き、アルゴリズムによる変動なのか、それとも人間による審査が入った手動対策なのかを最初に切り分けます。第二に、コアアップデートの展開期間と重なっていないかを、ランキングアップデート履歴で確認します。第三に、変動が見られたページ群に、04章🅰で挙げたようなスパムポリシー上の懸念点が実際に無いかを自己点検します。第四に、問題が見当たらない場合は、展開完了から一定期間を置いたうえで、通常の変動範囲内かどうかを数値で確認します。この4段階を、05章のチェックリストに具体化しています。

注意

Googleのコアアップデートに関する公式ドキュメントは「展開が完了してから少なくとも1週間は待ってから分析することを推奨する」と明記しています。スパムアップデートについて同様の明示的な推奨文は公式ドキュメントに見当たりませんが、同じ種類の段階的な展開であるという点は共通しており、展開完了の直後に慌てて順位を確認し、対応を決めてしまうのは避けたほうが安全です。

順位が動いたときにWEBディレクターが確認する手順を示すフローチャート。まずSearch Consoleの手動対策レポートを確認し、通知が有る場合はスパムポリシー違反箇所の修正と再審査リクエストへ進む。通知が無い場合はランキングアップデート履歴でコアアップデートやスパムアップデートの展開期間と重なっていないか確認し、重なっていればスパムポリシーの自己点検を行い、重なっていなければ通常の変動範囲として様子を見るという分岐を示す。
順位が動いたときの確認手順 — 手動対策の有無から始まる4段階の分岐

05 自分のサイトで確認するチェックリスト

チェックリストの3つの観点

ここまでの内容を、今日から手を動かせる作業に翻訳しました。観点は、手動対策とアルゴリズムの切り分け、スパムポリシーの自己点検、順位変動の数値確認の3つに分かれます。チェックの状態はブラウザ内にのみ保存され、サーバーには送信されません。

実務のヒント

順位変動に気づいたら、まず手動対策レポートを見るのが最短ルートです。ここに通知が無ければ、少なくとも人間の審査担当者による個別の指摘ではないことが分かり、対応の方向性(コンテンツ全体の見直しか、待つべきか)を早い段階で絞り込めます。

  • Search Consoleの「手動対策」レポートを開き、通知が1件でも表示されていないか確認する
  • 手動対策の通知が無い場合、「メッセージ」センターに8月18日以降の新着メッセージが届いていないか確認する
  • Search Consoleの「検索パフォーマンス」レポートで、8月18日を境に合計クリック数のグラフに明確な変化が無いか目視で確認する
  • 比較機能で「8月11日から8月17日」と「8月18日から8月24日」の期間を比較し、平均掲載順位の差を数値で書き出す
  • 期間比較は日別ではなく週単位の集計に切り替え、曜日による変動の影響を除いたうえで再確認する
  • 比較に使った「8月18日から8月24日」の期間には、展開中の8月18日から21日も含まれている。展開完了後の8月22日から8月24日だけを切り出し、平均掲載順位を別途書き出す
  • 順位が下がったページを上位5件書き出し、04章🅰のスパムポリシーのカテゴリに該当する要素が無いか1件ずつ点検する
  • 順位が下がった5件について、他サイトの文章をそのまま転載・要約しただけの内容になっていないか確認する
  • 同じ5件について、AIで生成しただけで人による確認・編集を経ていないページが無いか確認する
  • サイト内のリンクに、ランク操作を目的とした不自然な相互リンク・購入リンクが無いか3件サンプルで確認する
  • 直近のコアアップデートの実施時期をランキングアップデート履歴で確認し、今回のスパムアップデートと展開期間が重なっていないか確認する
  • 問題が見当たらない場合は、展開完了日から1週間後の日付をカレンダーに記録し、その日まで追加の対応を保留する

12項目の内訳と、かかる時間の目安

最初の3項目は手動対策か否かの切り分け、4番目から6番目は数値での変動確認、7番目から10番目はスパムポリシーの自己点検、11番目から12番目はコアアップデートとの重なりの確認と、次の確認までの待機期間の設定に対応しています。すべてに目を通す時間の目安は1サイトあたり20分程度です。特に7番目から10番目の自己点検は、思い当たる節が無いことを確認する作業であっても、実際にページを開いて1件ずつ目視することに意味があります。

06 順位変動の原因を切り分ける方法の比較

3つの切り分け方法、それぞれの向き不向き

順位が動いたとき、原因の特定に使える方法はひとつではありません。以下は、05章のチェックリストで使った方法を、確認できることとできないことで整理した表です。

方法確認できること確認できないこと
手動対策
レポート
人間の審査による個別の指摘の有無アルゴリズムによる変動の有無・理由
検索パフォーマンス
レポート・期間比較
クリック数・掲載順位の数値変化変化の具体的な原因(スパムか、コアか、無関係か)
スパムポリシー
自己点検
自サイトに違反の心当たりが無いかの確認Google側が実際に何を検出したか
当サイトの
(🔧 Search Console解説ツール・無料)
各レポート・各指標の読み方の解説実データそのものは出力しない(解説専用)

手動対策とアルゴリズムの違いを最初に確認する理由

この3つの方法には優先順位があります。手動対策の有無は、Search Console上で明確な通知として確認できる、数少ない確定的な情報です。ここで通知が無ければ、少なくとも今回の変動は人間の審査担当者による個別の指摘ではなく、アルゴリズムによる評価の変化(あるいは無関係な誤差)である可能性が高いと判断できます。逆に手動対策の通知がある場合、スパムアップデートとは切り離して、公式ヘルプが案内する再審査リクエストの手順に進む必要があります。まず確定情報を確認してから、確率的な情報(数値の変動)に進む、という順番を守ることで、原因を取り違えるリスクを減らせます。数値の読み方に迷ったときは、当サイトの🔧 Search Console解説ツールで、指標ごとの意味を確認できます。

比較の粒度を週単位に切り替える理由

05章のチェックリストで週単位の集計に切り替えるよう案内しているのには理由があります。検索の需要は曜日によって自然に増減し、日別の数値だけを見ていると、この曜日変動とアップデートによる変動を混同しやすくなります。週単位・月単位でまとめれば、この曜日効果がならされ、長期的な傾向がより見えやすくなります。Search Consoleの期間比較機能は、一度に比較できる期間が1組に限られる点にも注意が必要です。新しい比較条件を設定すると、それまで表示していた比較は置き換わります。

手動対策の通知が有った場合の対応

もし手動対策レポートに通知が表示されていた場合は、スパムアップデートとは切り離して個別に対応する必要があります。公式ヘルプ(Manual actions report(訳: 手動対策レポート))は、手動対策の多くが検索結果でのランク低下や、検索結果への非表示という形で影響し、利用者への視覚的な通知は無いと説明しています。対応の基本手順は、まず通知されている違反内容を確認し、該当するページを修正または削除すること、そのうえで「再審査リクエスト」を送り、削除した悪いコンテンツと追加した良いコンテンツの具体例を示すことです。修正が不十分なまま再審査を依頼すると、再び却下される可能性があるため、04章🅰で挙げたスパムポリシーのカテゴリと照らし合わせ、該当箇所を漏れなく洗い出してから申請するのが実務上の近道です。

07 当サイトの実測

スパムポリシーの自己点検として、非公開記事の扱いを見直した

04章🅰で触れたスパムポリシーの自己点検を、実際に当サイト自身に対しても行いました。対象は、他社サイトの記事を要約・引用する形で自動生成していた古い記事群です。この形式は、公式のスパムポリシーが挙げるスクレイピング(他サイトのコンテンツの無断転載・要約)に近い性質を持つと判断し、こうした記事をオリジナルの内容へ順次書き直す取り組みを進めています。

書き直しが済むまでは、検索結果に出さない設計にした

書き直しが完了していない記事については、検索結果に表示されないようnoindexを設定し、書き直しが完了した記事だけを段階的に検索結果へ出す設計に切り替えました。これにより、スパムポリシー上のグレーゾーンにあたる可能性がある古い記事が、書き直し前の状態のまま検索結果に残り続けることを防いでいます。この対応は今回のスパムアップデートを受けて始めたものではなく、それ以前から進めていた取り組みですが、04章🅰の自己点検の観点と結果的に重なる内容になりました。この記事を書いている時点で、書き直しが完了して検索結果に出している記事は20本、書き直し前でnoindexのまま残っている記事は1,288本です。この本数は自己点検を1回で終わらせるものではなく、日々の運用の中で少しずつ動かし続けている数字だという前提で扱っています。

当サイトの記事公開状況を示す図。検索結果に表示している書き直し済みの記事が20本、検索結果には表示せずnoindexのまま書き直しを進めている記事が1,288本であることを、2つの棒で対比している。書き直しが完了した記事から順に検索結果へ出す運用を続けている、という注記を添える。
当サイトの記事公開状況 — 書き直し済み20本/noindexで保留中1,288本(2026年8月時点)

04章🅰で挙げたスパムポリシーのカテゴリを見返すと、「他サイトの内容をそのまま転載・要約するスクレイピング」は該当する可能性を否定できない一方、「隠しテキスト・隠しリンク」や「キーワードの詰め込み」といった、より悪質性の高いカテゴリには該当しないと判断しています。

08 このテーマの、これまで

「順位が落ちた」騒ぎと、公式の沈黙を切り分けた回

順位が落ちたと騒がれた週に、Googleの公式が実際には何も発表していなかった事例を検証した回があります(archives/122)。本記事の01章で「展開の開始・完了日時は確定情報だが、原因の詳細は非公開」と整理した内容は、この回で扱った「変動と、自分に起きたことを切り分ける」という視点の延長線上にあります。

Googleが生成AI回答の操作をスパムと定義した回

Googleが生成AI回答を不正に操作する行為をスパムポリシー違反と定義した発表を検証し、当サイトが実際に埋めなかった93件の観点を記録した回もあります(archives/119)。本記事の04章🅰で挙げたAI生成コンテンツの悪用というカテゴリは、この回で扱った内容と地続きです。

コアアップデートの公式記述を検証した回

「Googleが継続的コアアップデートを認めた」という情報が、公式のどの記述に基づくものかを検証した回もあります(archives/114)。本記事の02章で扱った「コアアップデートとスパムアップデートは別系統」という整理は、この回での一次情報の確認作業を踏まえたものです。

不振記事をタイトル変更ではなく内容追加で動かした回

CTR 0.3%・平均順位51.7位という不振記事を、タイトルを変える前に内容を足すことで1日で動かした事例を記録した回もあります(archives/47)。本記事の06章で「原因を確定させてから対応する」という順序を扱いましたが、原因が明確な場合の具体的な対処例として、この回が参考になります。

Googleは2026年8月18日にスパムアップデートの展開を開始し、8月21日に完了した。全言語・全地域が対象の通常のアップデートで、新しいポリシー変更は公表されていない。順位変動時にコアアップデートと区別し、Search Consoleで確認する手順を整理する。
2025/05/31
THU
00:00:00

ブラウザ・OS 最新バージョン

毎日更新:2026-10-06 調査更新済
  • Android(stable) 未取得
  • Chrome Android(stable) 155.0.8059.30
  • Chrome iOS(stable) 155.0.8059.24
  • Chrome(beta) 156.0.8078.4
  • Chrome(dev) 157.0.8081.0
  • Chrome(stable) 155.0.8059.26
  • Edge(stable) 154.0.4258.37
  • Firefox(stable) 157.0
  • Opera(stable) 136.0.6008.80
  • Safari iOS(stable) 未取得
  • Safari(stable) 未取得
  • iOS(stable) 未取得

現在の貴方のIPアドレス

216.73.217.145

このサイトで書いている人

株式会社ツクルン

株式会社ツクルン

Webアドバイジング・クリエイター
池田南美夫
もうすぐ●●歳。ずっーと現役SE。日本にインターネットが上陸してから、ずっーと携わる。 ほんとは超アナログ人間のギター弾き、バンドマン。でも音楽活動とSE、案外似てる。