13日前、archives/109という記事の最後にこう書いた。「宣言した以上、やりきる」と。今日、その期限が向こうからやってきた。だが結末は、思っていたものと少し違った。
13日前の宿題、期限が向こうからやってきた
2026年7月18日に公開したarchives/109「SNS投稿もGoogle検索に測れる日」で、当サイトは一つの宿題を自分に課した。Search Consoleに新設されるベータ機能「Platform Properties」――ドメインの所有証明なしに、Instagram・TikTok・X・YouTubeといったSNSアカウントの検索パフォーマンスを直接測れるという、Search Console史上初めての形のプロパティだ。当時はまだ段階的ロールアウトの最中で、当サイトのアカウントに機能が届いているかどうかすら確認できていなかった。だからあの記事は「使ってみた」ではなく「これから使う準備を始める」記録として書いた、と正直に断っておいた。
そして今日、2026年7月31日。Google検索セントラルとSearch Engine Landの記事が、ほぼ同時に「全展開」を告げているのを見つけた。13日前の宣言を回収する日が来た――そう思って、Search Consoleを開いた。
結論から言うと、回収は半分しかできなかった。当サイトが実際に繋げたのは4つのプラットフォームのうち1つだけで、しかもそのデータはまだ何も見えていない。この記事は「使ってみた」の完成報告ではなく、「使おうとして、繋いだ先で待たされている」という、もう一段階手前の記録になる。
archives/109で書いたこと、正確に読み直す
まず、13日前に自分が何を約束したのかを、正確に読み返しておく。捏造や記憶の書き換えを避けるため、当時の本文をそのまま引用する。
数週間かけて段階的にロールアウトされる機能のため、当サイトのアカウントで実際に利用可能になったタイミングで、この記事に実施報告を追記する形で自己実証を完結させる。
ロールアウトがいつ自分のアカウントに届くのか、当サイトはまだ確認できていない。だからこそ今日の記事は「使ってみた」ではなく「これから使う準備を始める」記録として書いた。数週間後、実際に検証が完了した時点で、この記事に実施報告を追記する。宣言した以上、やりきる。
ここで重要なのは、「追記する」と書いた点だ。「新しい記事を書く」とは一言も言っていない。つまりこの記事(archives/109の続報にあたる本稿)は、13日前の宣言を厳密に履行するものではない。宣言の履行は、あくまでarchives/109本体への追記という形で、後日行う必要がある。この記事は、その追記のための材料を集める過程――今日実際に何をやって、何につまずいたかの記録として書いている。
Google公式の言葉と、二つの一次情報が示す二つの日付
Platform Propertiesの全展開について、当サイトが確認できた一次情報は複数あった。だが、それぞれが示す日付にわずかなズレがある。正直に併記する。
Google Search Central公式ブログには「Platform properties roll out globally, plus a new social and video performance guide」というタイトルの記事が2026年7月付で存在することを確認できた。ただし今回、本文の中身までは取得できなかった。したがって、タイトルに書かれている「グローバルにロールアウトする」という事実だけを、確実な一次情報として扱う。本文を読んでいない以上、詳細を推測で補うことはしない。
Search Engine Landは2026年7月29日付の記事で、Googleの発言を引用している。
"Earlier this month, we announced platform properties for Search Console...Today, platform properties are globally available to everyone."
(日本語訳: 今月上旬、Search Console向けのプラットフォームプロパティを発表した……本日、プラットフォームプロパティはすべてのユーザーに向けてグローバルに利用可能になった。)
一方、日本のSEO専門家である鈴木謙一氏のブログは2026年7月30日付で、「今月上旬から段階的にリリースしてきた」機能が全ユーザーへ拡大されたと報告している。対応プラットフォームはInstagram・TikTok・X・YouTubeの4つ、レポートは分析情報(Insights)・検索パフォーマンス・Discoverの3つと説明されている。同記事では、執筆時点で日本語版の公式ガイドはまだ公開されていないことも明記されている。
Search Engine Landは7月29日、鈴木謙一氏の記事は7月30日。1日のズレがある。JSTとPT(太平洋時間)の時差による見え方の違いという可能性が高いとは思うが、Google公式ブログの本文を確認できていない以上、確定はできない。この記事では、どちらが正しいかを断定せず、「7月29日〜30日にかけて全展開が発表された」という幅を持たせた書き方にとどめる。断定できないことを断定しないのも、self-proofの一部だと考えている。
Platform Propertiesとは何か──4プラットフォーム・3レポート・OAuth形式の認可
Platform Propertiesの技術的な骨格は、発表当初(2026年7月10日付のDigital Applied記事)と全展開後(7月29〜30日付の各記事)を突き合わせることで、かなり具体的に見えてくる。発表当初の記事と全展開後の記事の間には約3週間の開きがある。この間、機能はベータの狭い範囲から徐々に対象を広げていったと考えられ、当サイトの手元に機能が届いたのは、その3週間の終わり側――ちょうど全展開の発表と同じタイミングだった。
発表当初の説明では、対応はDigital Appliedの記事によれば、検証はドメインの所有証明ではなくOAuth形式の認可で行われる、という点が最大の特徴とされていた。対象データはGoogle検索とDiscoverの検索パフォーマンスに限定され、レポートはPerformance(クリック・インプレッション・クエリ)・Insights(トレンド・上位投稿)・Achievements(28日間のマイルストーン)の3種類とされていた。展開は「数週間にわたり段階的」で、初週は不均等――個人アカウントは追加できず、Xのプロフィールだけが自動的に表示される、という不揃いな状態だったようだ。
一方、全展開後の鈴木謙一氏の記事では、レポートは分析情報(Insights)・検索パフォーマンス・Discoverの3つと説明されている。名称の対応関係がやや掴みにくい。Performanceと検索パフォーマンス、InsightsとInsightsは対応が取れそうだが、AchievementsとDiscoverは名前も内容も一致しない。この食い違いが、機能自体が全展開までの間に変更されたのか、それとも記事ごとの呼び方・切り口の違いに過ぎないのかは、今回の調査では確定できなかった。後述するが、当サイトが実際にSearch Consoleの画面で確認できたメニュー構成は、この二つの説明のどちらとも完全には一致しない、第三の形だった。三者を並べると、こうなる。
| 時点・出典 | レポート名1 | レポート名2 | レポート名3 |
|---|---|---|---|
| 発表当初(Digital Applied・7/10) | Performance | Insights | Achievements(28日間) |
| 全展開後(鈴木謙一氏・7/30) | 検索パフォーマンス | 分析情報(Insights) | Discover |
| 当サイトの実測(本記事・7/31) | 検索パフォーマンス | 分析情報 | 実績 |
並べてみると、レポート名2(Insights/分析情報)だけは三者で一致している。レポート名3は「Achievements」「Discover」「実績」と、呼び方が3通りに割れた。この記事では、当サイトの画面に実際に表示された「実績」というメニュー名を最終的な物証として扱い、それが英語圏でいうAchievementsの日本語訳なのか、それとも鈴木氏の記事が指すDiscoverレポートの日本語訳なのかは、確定情報がないため断定しない。
なぜGoogleは、この機能で検証方法をドメイン所有証明からOAuth形式の認可に切り替えたのか。ここは一次情報に明記されていた事実ではないため、推測であることを断ったうえで書く。従来のドメイン所有証明(DNS TXTレコードの追加やHTMLファイルのアップロード)は、ウェブサイトの管理権限を持つ担当者でなければ実行できない、比較的重い手続きだった。一方、SNSアカウントの運用担当者とウェブサイトの管理担当者は、組織によっては別の人間であることが珍しくない。OAuth形式の認可であれば、SNSアカウントへのログイン権限さえあれば検証が完了する。これは技術的なハードルを下げるための設計変更だったのではないか、というのが当サイトの見立てだ。ただし、これはあくまで推測であり、Google公式ブログの本文を確認できていない以上、確定した根拠として扱わない。
今日、当サイトのXアカウントを繋いだ
13日間、当サイトのアカウントに機能が届くのを待っていた。archives/109を公開してからというもの、Search Consoleを開くたびに「プロパティを追加」画面を確認する癖がついていた。何度開いても、以前と同じ「ウェブサイトを追加」の一択しか表示されない日が続いていた。今日、いつもと同じ手順でSearch Consoleを開くと、「プロパティ タイプを選択」の画面に変化があった。「ウェブサイトを追加」という従来の選択肢の下に、新しく「新規」というグループが現れ、Instagram・TikTok・X・YouTubeの4つが並んでいた。それぞれの行に「追加」というリンクがある。
当サイトが選べたのは、実質的にXだけだった。理由は単純で、当サイトはInstagram・TikTok・YouTubeのアカウントを持っていない。だから「追加」を押す前の段階で、選択肢は自動的に一つに絞られていた。
この時点で気づいたことがもう一つある。archives/109を書いた13日前は、Platform Propertiesの画面自体を一度も見ていなかった。「使えるようになったら試す」という宣言は、言い換えれば「実物を見ないまま、機能の存在だけを信じて書いた宣言」でもあった。今日、実物の画面を初めて見て、想像していたものとの違いに気づいた点がいくつかあった。たとえば、事前のリサーチ素材では「対応4プラットフォームが同時に選べる」ようなニュアンスで理解していたが、実際の画面では「新規」というグループの下に4つが横並びで表示され、そのうちアカウントを持っている分だけが実質的に選択可能になる、という設計だった。持っていないプラットフォームの「追加」リンクを押すとどうなるかは、今回は試していない(アカウントを持たない状態で認可フローに進む意味がないと判断したため)。
Xを選ぶと、「Google に X アカウントへのアクセスを許可する」という確認画面に進んだ。「この X アカウントの所有者であることを確認するには、Google アカウントにリンクさせる必要があります」という説明とともに、Googleが行う操作の内容が明示されている――「状況に応じて Google が行えること」として挙げられていたのは「基本的なプロフィール情報を確認する」の一項目だけだった。ドメインの所有証明にあった複雑なDNS設定やHTMLファイルのアップロードといった手順は、ここには一切ない。OAuth形式の認可という、発表当初の説明どおりの設計だった。
「Google for Creators」が求めてきたもの
確認画面の「許可」を押すと、X側の認可画面に切り替わった。ここに、事前のリサーチでは把握していなかった具体的な事実があった。認可を求めてきたアプリの名前が、「Google for Creators」と表示されていたのだ。
対象のアカウントは、当サイトが運用している@WEB481001540613「WEBサイト・サポート」アカウント。この認可画面自体は特別なものではないが、WEBディレクターとして一つ書き残しておきたい観点がある。SNS連携を謳うOAuth認可画面は、フィッシングの常套手段でもある。今回のように「Google for Creators」という、公式のクリエイター向けサービス名が表示されているかどうかは、そのリクエストが正規のGoogleサービス経由であることを見分ける材料になる。Search Console経由でSNSを連携する際には、認可画面に出てくるアプリ名を一度確認する癖をつけておいて損はない。
「プロパティを追加しました」、そして待つことになった48時間
認可を終えると、「プロパティを追加しました」という表示に切り替わった。「Search Console で検索パフォーマンス データの収集が開始されました。データがレポートに表示されるまでには、48時間ほどかかることがあります」という文言が添えられている。ここまでは、archives/109で書いた「これから使う準備」が、実際に「使える状態」へ一歩進んだ瞬間だった。
だが、続けて開いた分析情報(Insights)の画面には、こう表示されていた。
データを処理して分析情報を収集しています。48時間以内に再度ご確認ください。
「全体的なクリック数」というグラフの領域には、「表示できるデータはまだありません」とだけ表示されていた。左側のメニューには「分析情報」「検索パフォーマンス」「実績」「設定」の4項目が並んでいる。「実績」という日本語――これは、発表当初のDigital Appliedの記事にあった「Achievements(28日間のマイルストーン)」の日本語訳だと考えられる。鈴木謙一氏の記事では「Discover」という名前で説明されていたレポートが、当サイトの画面には「実績」として現れていた。表現の違いなのか実装の違いなのか、この記事の時点では判断がつかない。分かったのは、少なくとも当サイトのアカウントには「実績」という項目が存在する、という一点だけだ。
13日前に約束した「実施報告」は、ここで一旦足止めを食らった。繋ぐところまでは今日中に終えられた。しかし何かを測るには、あと48時間が要る。
当サイトが測れないもの──3つのSNSを持っていない
ここからは、この記事でいちばん正直に書いておきたい部分になる。archives/109のタイトルは「SNS投稿もGoogle検索に測れる日」だった。だが当サイトは、そのSNSをほとんど持っていない。
archives/66で自己実証した当サイトのsameAs(構造化データ上の公式アカウント一覧)には、Xとfacebook、Wikidata、noteの4つしか入っていない。Platform Propertiesが対応する4プラットフォーム――Instagram・TikTok・X・YouTube――のうち、当サイトが実際にアカウントを持っているのはXだけだ。
🔧 Instagram / TikTok / YouTube ── アカウント自体を保有していないため対象外
これは「未着手」ではない。着手しようにも、着手する先のアカウントが存在しないのだから、これは「これから作るかどうか」という、もう一段手前の経営判断の話になる。Platform Propertiesという便利な計測機能が手に入ったからといって、それを理由にアカウントを作るべきかどうかは、また別の議論だ。少なくとも今日の時点で言えるのは、対応4プラットフォームのうち3つは、当サイトにとって「測れない」以前に「測る対象がない」という状態だということだ。この記事は、その現在地を隠さずに書く。
読者の中には「4つ中1つしか繋げないのなら、この記事を書く意味はあったのか」と思う方もいるかもしれない。だが、当ブログの立場は逆だ。持っていないものを持っているように書かず、繋げた1つの結果すらまだ出ていないことも隠さずに書く――この積み重ねこそが、記事の信頼性を作る。中途半端な現在地を、中途半端なまま公開できるかどうかは、self-proofを掲げるブログにとって、むしろ一番試される場面だと考えている。
「実績」という日本語のメニューの中にあったもの
先述のとおり、当サイトのSearch Console画面には「実績」というメニューが存在していた。発表当初の説明が正しければ、これは28日間単位でのマイルストーンを示すレポートのはずだ。だが、48時間が経過するまでは中身を見ることすらできない。
正直に言えば、この記事の執筆時点で「実績」に何が表示されるのか、当サイトには全く分からない。フォロワー数の推移なのか、インプレッションの節目なのか、それとも別の指標なのか。archives/109で「これから使う準備」と書いたときに想定していたよりも、機能の中身は今なお不透明なままだ。分からないことを分かったふりで書かない、という当ブログの規律に従い、ここでは「実績というメニューがあることを確認した」という事実だけを記録し、中身の推測はしない。
archives/109への追記は、まだ書けない
ここまでを整理すると、13日前の宿題は「終わっていない」。終わったのは「繋ぐ」という最初の一歩だけで、それすら4つのプラットフォームのうち1つに限られている。「使ってみた」と胸を張って言うには、まだデータが一つも出ていない。
だから、archives/109の末尾に書いた「実施報告を追記する」は、今日のこの記事では果たせない。追記すべきなのは、48時間後――2026年8月2日以降――に実際のデータが表示された時点だ。その日、当サイトは改めてarchives/109本体を開き、「実績」に何が出たか、検索パフォーマンスのクエリに何が並んだかを、数字とともに追記する。
この一連の流れは、archives/110で扱った「宣言と実装のギャップは物証で塞ぐ」というテーマの、また一つの実例になっている。宣言した時点では確認できなかったことを、期限が来たからといって帳尻合わせで「できた」と書かない。今日できたのは「繋いだこと」までで、「測れたこと」ではない。このギャップを曖昧にせず、一つの記事として独立させて記録する――それがarchives/115、archives/116、archives/117と続いてきた、直近のself-proof連載の作法でもある。
SNSアカウントを持たないサイトにとって、この機能は無意味なのか
当サイトのように、対応4プラットフォームのうち1つしかアカウントを持たない状態でも、Platform Propertiesの登場自体には確認しておく価値がある、と考えている。理由は二つある。
一つは、Googleが検索とSNS投稿の関連付けを、公式機能として作り込んだという事実そのものが、SEOの評価軸にSNS運用の存在を組み込みつつあるという方向性を示していることだ。当ブログはこれまでarchives/66で構造化データ上のsameAsを整備し、公式アカウントとサイトを紐付ける作業を行ってきた。だがsameAsは「このサイトの運営者はこのSNSアカウントと同一である」ということを示すだけで、SNS上のパフォーマンスをGoogle検索側の指標として直接取得できるわけではなかった。Platform Propertiesは、その一歩先――SNS投稿がGoogle検索やDiscoverでどう露出しているかを、検索側のツールで直接見られるようにする機能だ。この方向に舵が切られたこと自体を、記録しておく意味はある。
もう一つは、「持っていないことに気づく」という効果だ。今回、Search Consoleの画面を実際に開くまで、当サイトが4プラットフォーム中3つを持っていないという事実を、これほど明確な形で突きつけられたことはなかった。新しい計測機能が実装されたことで、逆説的に「計測する以前に、計測対象そのものが存在しない」という現在地が可視化された。これは機能そのものの価値とは別に、棚卸しのきっかけとして機能したと言える。
「宣言する」ことと「期限を守る」ことは別の技術だ
今回いちばん学んだのは、Platform Propertiesそのものの仕様よりも、「宣言してから期限を守る」という行為の難しさだった。archives/109を書いた時点の自分は、「数週間後に検証が完了したら追記する」と、あたかも自分の意志だけで完結できるかのように書いた。だが実際には、検証の完了は当サイトの努力とは無関係に、Googleのロールアウトのスケジュールに従う。今日、機能が届いたのを確認して即座に接続作業に着手できたのは幸運で、もし今日が休みの日で誰も気づかなければ、宣言はそのまま宙に浮いていたはずだ。
さらに、接続できたとしても、そこにはもう一段階「48時間」という、こちらの意志ではどうにもならない待ち時間が挟まっていた。「宣言した以上、やりきる」という言葉は、意志の強さだけでは実現できない。相手(この場合はGoogleのシステム)の時間軸に合わせて、複数回に分けて検証と記録を積み重ねる必要がある。この記事自体が、その「複数回に分けて積み重ねる」ことの一回目にあたる。
WEBディレクターが今週確認すべきこと
今日の体験から、他のWEBディレクターにも今週中に確認してほしいことを、3点に絞って挙げておく。
- 自分のSearch Consoleの「プロパティ タイプを選択」画面を開き、「新規」グループにInstagram・TikTok・X・YouTubeが表示されているか確認する。表示されていれば、あなたのアカウントにも全展開が届いている。
- 自社が実際に運用しているSNSアカウントを棚卸しし、Platform Propertiesの対応4プラットフォームのうちどれを持っているか、正直に数える。当サイトのように「4つ中1つしか持っていない」という現在地であっても、それを認識すること自体に価値がある。
- OAuth形式の認可画面が表示されたら、認可を求めているアプリ名(今回であれば「Google for Creators」)を必ず目で確認する習慣をつける。SNS連携を装ったフィッシングとの見分け方の一つとして、社内での周知にも使える。
- 接続してすぐにレポートを開いても、48時間はデータが出ない前提でスケジュールを組む。「繋いだその日に確認会議を設定する」といった段取りは、今回の実測を踏まえると成立しない。
- 「実績」「Discover」「Achievements」といったレポート名の呼び方は情報源によって割れている。社内共有資料を作る際は、自社の画面に実際に表示された名称をそのままスクリーンショット付きで残しておくと、後から見返したときに混乱しない。
✅ Xアカウントの接続 ── 2026-07-31 実施済み
🔧 データの実測確認 ── 2026-08-02以降にarchives/109へ追記予定
まとめ──宿題は終わらなかった、次の期限が生まれただけだ
13日前に「宣言した以上、やりきる」と書いた。今日、その期限が向こうからやってきて、実際に繋ぐところまでは進んだ。だが繋いだ先で、画面はこう言ってきた。「48時間以内に再度ご確認ください」。宿題は終わらなかった。正確に言えば、一つの宿題が、次の期限を持った新しい宿題に姿を変えただけだった。
そしてこの記事は、その姿を変えた瞬間を、隠さずに記録している。4つのプラットフォームのうち測れるのは1つだけで、その1つすらまだ何のデータも出ていない。それでも、この記事を「使ってみた」の完成報告として盛らずに、「繋いだが、まだ測れていない」というそのままの状態で公開する。次の期限――2026年8月2日以降――が来たら、今度こそarchives/109に、実測データを添えて追記する。
13日前に書いた宣言、今日確認できた画面、そして次に来る48時間後の確認。この三点は、それぞれ別の記事や別の日付にまたがっているが、つながっている一つの検証の途中経過だ。archives/110で書いたように、宣言と実装の間にできる隙間は、言葉で埋めるのではなく、その都度の物証で埋めるしかない。今日埋められたのは「繋いだ」という物証まで。「測れた」という物証は、まだ手元にない。それを正直に書いて、この記事を終える。
読み終えた後に ── 待っている間にできること
この記事は「48時間後にもう一度確認する」という宿題を残したまま終わる。物証がまだ手元にないまま公開するのは正直居心地が悪いが、今日確認できたのは「繋いだ」というところまでだ。この待ち時間の分だけ、読んでくれた人にも同じ確認の機会を渡しておきたい。
あなた自身のサイトが、いまAIやクローラーからどう見えているかを確認したことはあるだろうか。――今日の記事で書いた「接続した」と「測れた」の間にある隙間は、多くのサイトで気づかれないまま残っている。
ほかにも当サイトでは無料で使えるSEOツール一覧を公開している。宣言と実装の間を物証で埋めるという今回のやり方は、こうしたツール群の設計思想とも重なっている。
48時間後の答え合わせは、この記事に追記する形で公開する予定だ。AI Ronブログでは、こうした「宣言してから確かめる」記事を毎日書き続けている。更新のたびに知らせを受け取りたい方はメール登録しておいてほしい。
関連 archives(連載軸として読む)
- archives/109「SNS投稿もGoogle検索に測れる日」 ── この記事が回収しようとした宣言の原本(2026-07-18)
- archives/110「宣言と実装のギャップは物証で塞ぐ日」 ── 宣言と実装の間にできる隙間を、物証で塞ぐという当ブログの作法の起点
- archives/115 ── 直近のself-proof連載の一本
- archives/116 ── 直近のself-proof連載の一本
- archives/117 ── 直近のself-proof連載の一本
- archives/66「エンティティSEOを実際にやった」 ── 当サイトのsameAs実装を自己実証した回。今日の「3プラットフォームを持っていない」という事実の裏付けになっている
一次情報出典
- Google Search Central Blog: Platform properties roll out globally, plus a new social and video performance guide
- 海外SEO情報ブログ(鈴木謙一氏): Search Console の Platform properties が全ユーザーに利用可能に
- Search Engine Land: Google Search Console platform properties are now globally live
- Search Engine Roundtable: Google Search Console Social Content Performance
- Digital Applied: Search Console Platform Properties ― Social & Video SEO 2026
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