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変わったこと、変わらなかったこと — 2021年以降のGoogleコアアップデート変遷とSEO重点比較

ポイント整理 — 変わったこと、変わらなかったこと

この記事の面白いところは、数年前のSEOノウハウと現在を比較する視点にあります。記事が挙げているポイントとしては、ファビコンの最適化が依然として軽視されがちでありながらクリック率に影響を与える要素であること、そしてリンクビルディングが今も重要であり続けていること(ただし「他者に価値を提供するコンテンツを作成すること」が前提条件になっている点)が挙げられています。長文コンテンツも引き続き有効とされる一方、AIの影響で短文コンテンツの重要性も増している、という両論が併記されています。

WEBディレクターにとって、この手の「今と昔の比較」記事は施策の優先順位を見直すきっかけになります。特にファビコンのような「地味だが軽視されがちな要素」は、サイト全体の点検リストに入れ忘れられやすい項目です。長文か短文かの二択で悩むより、コンテンツの目的(検索流入か、AI引用か、読了率か)に応じて使い分けるという発想が実務的です。

点検しておきたい項目

  • ファビコンが正しく設定・表示されているか(検索結果・タブでの見え方)
  • 被リンクの獲得を目的化せず、「価値を提供できているか」を先に問い直す
  • コンテンツごとに長文・短文どちらが適切かを目的から逆算して決める

アウトリーチとパッシブリンクビルディングの違い(用語整理)

リンクビルディングの手法は大きく2つに分類できます。「アウトリーチ」は、自分が作成したコンテンツに対して他のサイト運営者へ直接働きかけ、リンクを設置してもらうよう依頼する能動的な手法です。一方「パッシブリンクビルディング」は、そもそも人々が自然にリンクしたくなるような価値あるコンテンツを作成し、依頼せずともリンクが集まる状態を目指す手法です。検索エンジンは今も被リンクをオーソリティ(権威性)把握の重要なシグナルの一つとして使い続けており、2021年当時と2026年現在で「リンクが重要かどうか」という結論自体は変わっていません。変わったのは、その獲得手法の主軸がアウトリーチからパッシブへとシフトしつつある点です。

2021年と2026年のSEO重点比較

項目2021年頃の位置づけ2026年現在の位置づけ
ファビコン軽視されがちな細部認識できるファビコンを使うサイトほど徐々にパフォーマンスが向上する傾向が指摘される
リンクビルディングアウトリーチによる能動的な獲得が主流依然重要だが「価値提供の結果としてのパッシブ獲得」が重視される
長文コンテンツ網羅性・情報量の多さが評価されやすいAIに引用されるのは結局「信頼できる深い記事」。構造化データ・明確なQ&A形式・具体的事例が有効

(出典: SEOは何がどう変わったのか ―― 2021年のノウハウと今を比べてみたら - Web担当者Forum

実務での代替アプローチ

「今すぐアウトリーチのリソースが割けない」というWEBディレクターにとっての現実的な代替手段は、①既存コンテンツの中から自然にリンクされやすい素材(一次データ・独自調査・図解)を先に1本強化する、②SNSやプレスリリースなど無料で使える露出チャネルでコンテンツの存在を知ってもらう、③被リンク獲得を急がず、まずはファビコン・構造化データなど自サイト内で完結する点検項目から着手する、の3段階です。当サイトも「認知拡大施策」の一環として、無料ツールやプレスリリースを入口にした自然な言及・引用の獲得に取り組んでいます。

2021年以降のGoogleコアアップデート変遷(タイムライン)

本記事が比較する「2021年頃のノウハウ」以降、Googleのコアアップデートは年々頻度・複雑さを増しています。時系列で見ると以下の通りです。

  • 2021年: 6月・7月・11月の計3回実施
  • 2022年: 5月・9月の計2回。8月にはHelpful Content Update(有用でないコンテンツを対象とした新シグナル)が初導入され、12月にはE-A-TにExperience(経験)を加えたE-E-A-Tへ品質評価ガイドラインが更新された
  • 2023年: 3月・8月・10月・11月の計4回。10月完了からわずか2週間後に11月アップデートが実施される異例のペース
  • 2024年: 3月・8月・11月・12月の計4回。3月のコアアップデートではHelpful Content Updateがコア本体に統合され、検索結果の低品質・非独自コンテンツを40%削減する目標を掲げ、実際には45%減という初期予想を上回る結果が報告された
  • 2025年: 3月・6月・12月の計3回
  • 2026年: 3月・5月の時点ですでに2回実施され、過去最速ペースで更新が進んでいる

(出典: Googleコアアップデートや主要アップデートの歴史まとめ - WEB集客ラボ byGMOWhat creators should know about Google's August 2022 helpful content update - Google Search Central Blog

この記事の情報源について

本記事が参照している「Web担当者Forum」は、株式会社インプレスが運営するWEB担当者向け専門メディアで、海外SEOメディア「Moz」のコラムを継続的に翻訳掲載している老舗の情報源です。一次情報(Moz原文)の翻訳という性質上、公開から時間差が生じる点には留意しつつ、業界内で長年参照され続けている実務者向けメディアとして位置づけられます。

📌 関連コンテンツ

2021年頃と2026年現在のSEOノウハウを比較すると、ファビコンの最適化は依然として軽視されがちでクリック率に影響を与える要素であり続け、リンクビルディングも重要であり続けているが手法の主軸はアウトリーチからパッシブ獲得へシフトしている。2021年以降のコアアップデートは年3〜4回のペースで実施され、2022年8月にはHelpful Content Updateが初導入、2024年3月にはコア本体へ統合、2026年は3月・5月の時点ですでに2回実施と過去最速ペースで進んでいる。

この記事でこんな事が
学べそうですね

SEO

ポイント要約

2021年から2026年までのGoogleコアアップデートの変遷をタイムラインで整理し、ファビコン・リンクビルディング・長文コンテンツのSEO上の位置づけの変化と不変を比較する。

このトピックで身につけるべきスキル

  • 1
    ファビコンが正しく設定・表示されているか(検索結果・タブでの見え方)を点検する
  • 2
    被リンクの獲得を目的化せず、「価値を提供できているか」を先に問い直す
  • 3
    コンテンツごとに長文・短文どちらが適切かを目的から逆算して決める

学習の要点

  • 1
    既存コンテンツの中から自然にリンクされやすい素材(一次データ・独自調査・図解)を先に1本強化する
  • 2
    被リンク獲得を急がず、まずファビコン・構造化データなど自サイト内で完結する点検項目から着手する

重要キーワード・学習リソース

本記事の参照元

変わったこと、変わらなかったこと — 2021年以降のGoogleコアアップデート変遷とSEO重点比較

出典: Web担当者Forum

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2025/05/31
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株式会社ツクルン

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Webアドバイジング・クリエイター
池田南美夫
もうすぐ●●歳。ずっーと現役SE。日本にインターネットが上陸してから、ずっーと携わる。 ほんとは超アナログ人間のギター弾き、バンドマン。でも音楽活動とSE、案外似てる。