Chrome 156のベータの一覧では、fenced frameをスタブにする計画と、ローカルネットワークの一時的な外し方の削除が載っている ── 自社のサイトと社内のChromeで、安定版の前に確認する13項目(2026年10月時点)
Chrome 156のベータの一覧では、fenced frameをスタブにする計画と、ローカルネットワークの一時的な外し方の削除が載っている ── 自社のサイトと社内のChromeで、安定版の前に確認する13項目(2026年10月時点)
目次
01 何が起きたか — Chrome 156がベータになり、ChromeStatusの156の一覧には15項目が載っている
Chrome for Developersが、156のベータを知らせた
Chromeの開発者向けのサイト(Chrome for Developers)のブログに、「Chrome 156 beta」という記事がある。2026年10月13日に開いて読んだ。公開日は2026年9月30日と書かれている。本文の最初の一文は、次のとおりである。
"Chrome 156 is in beta as of September 30, 2026."
(訳: Chrome 156は、2026年9月30日からベータ版である。)
この記事に、変更の一覧はなく、ベータの中身はChromeStatusで見る、と案内されている。
予定表の日付と、リリースノートのページ
Chromiumのリリースの予定表(Chromium Dashboard)は、156のベータの最初の日を2026年9月30日、安定版の日を2026年10月20日と返した(2026年10月13日に取得)。157は、ベータの最初の日が2026年10月14日、安定版の日が2026年11月3日である。
Chromeのリリースノートのページ(developer.chrome.com/release-notes/156)は、同じ日の9時台に開こうとしたところ、見つからなかった(404)。155のページも見つからなかった。公式の解説ページがない時点では、素材はChromeStatusの機能のデータになる。
ChromeStatusの156の一覧は、15項目だった
ChromeStatusのAPIに「マイルストーン156」を指定して取り出すと、2026年10月13日の9時台の時点で、15項目が返った。欄ごとの数は、「Enabled by default」(訳: 既定で有効)が12、「Deprecated」(訳: 非推奨)が1、「Stepped rollout」(訳: 段階的な展開)が1、「In developer trial」(訳: 開発者向けの試験)が1である。「Removed」(訳: 削除)の欄は0件で、削除という言葉のつく項目も、「Deprecated」の欄に入っている。この一覧はベータの時点のものなので、安定版までに変わりうる。
| この記事での分け方 | ChromeStatusの項目名(欄) |
|---|---|
| 消える・働かなくなる(2項目) | Remove FencedFrame element and window.fence APIs(Deprecated)/ Local network access restrictions(Stepped rollout) |
| 動き方が変わる(4項目) | IndexedDB: SQLite backend / Avoid caching module failures / Compression dictionary transport Updates / WebRTC Diagnostic Logging API(いずれもEnabled by default) |
| 新しく使える(8項目) | CSS random() function / CSS text-decoration-inset / Single-axis scroll containers / scroll-snap-type: pair ほか4項目(いずれもEnabled by default) |
| 試験中(1項目) | Web haptics JavaScript API(In developer trial)。156の安定版に入るかは、確かめていない |
分け方は、この記事の読みである。
02 なぜ・背景 — fenced frameの中へ移動する手段が、先に廃止されるため
fenced frameは、埋め込み先とデータを共有しない枠
ChromeStatusの項目は、fenced frameを次のように説明している。
"Fenced frames are nested frames that embed content onto a page without the ability to share data between the fenced frame and its embedder."
(訳: fenced frameは、埋め込み先のページとの間でデータを共有する力を持たずに、ページにコンテンツを埋め込む、入れ子のフレームである。)
HTMLでは、fencedframeという要素で書く。ChromeStatusの項目の削除の対象は、この要素と、window.fenceのAPIである。
消える理由は、枠の中へ移動する手段が先になくなるため
項目の「motivation」(訳: 動機)は、次のように書いている。
"As described in the summary section, since fenced frames are no longer able to be navigated to a document, once PA and selectURL are removed, we should also remove FFs API for code health and to remove unused APIs from the web platform."
(訳: 概要の節に書いたとおり、PAとselectURLが削除されれば、fenced frameは文書へ移動できなくなる。コードの健全さと、使われないAPIの除去のために、fenced frameのAPIも削除すべきである。)
「PA」は、Protected Audienceの略である。概要の節は、fenced frameが移動できるのは、runAdAuctionとselectURLの戻り値から作る設定だけ、と書いている。枠の中へ入る道が、広告の配信に使うAPIの側で閉じられるので、枠そのものも消す、という筋である。
156で予定されている段階
概要は、4つの段階を書いている。要点は次のとおりである。
- 156で、fenced frameの要素と関連する定義を、中身のない「スタブ」にして残す。
- 同じ156で、window.fenceのAPIも、スタブにする。
- 157のCanary・ベータで、スタブの要素を取り除く展開を、一部の利用者から始める。取り除かれた要素は、HTMLUnknownElementとして扱われる。
- 157の安定版で、問題がなければ、全面の削除の承認を別に求める。
2つ目について、概要は次のように書いている。
"Since there is no FF document navigation, these APIs cannot be invoked anymore, so it will be a no-op."
(訳: fenced frameの文書への移動がないので、これらのAPIはもう呼び出せず、何も起こさない。)
項目のChromeの欄の状態は、「Proposed」(訳: 提案)である。これは決定ではなく、計画である。
廃止の版は、文書によって書き方が違う
fenced frameの項目の概要は、次のように書いている([2]と[3]は、原文の注の番号である)。
"These APIs are being deprecated and removed in M152 as per the following Intent threads: Protected Audience[2], Shared Storage[3]."
(訳: これらのAPIは、次の議論のスレッドに従い、M152で非推奨になり、削除されつつある。Protected Audience[2]、Shared Storage[3]。)
一方、ChromeStatusのProtected Audienceの項目は、段階の欄に153と記録している。Chrome 153のリリースノート(安定版の日は2026年9月8日)は、次のように書いている。
"Following Chrome's announcement that the current approach to third-party cookies will be maintained, the Protected Audience API is planned for deprecation and removal (along with related Privacy Sandbox APIs)."
(訳: サードパーティCookieの現在の方式を維持するというChromeの発表を受けて、Protected Audience APIは、関連するPrivacy SandboxのAPIとともに、非推奨にして削除する予定である。)
つまり、M152、153の記録、153のリリースノートの「予定」と、書き方が3つある。同じ版を指しているかは、確かめられていない。この記事は、時期を断定せず、「予定・計画」として伝える。153の廃止予定は、当サイトの記事「Chrome 153のリリースノートで、広告とクッキーに関わるAPI 5つが「廃止予定」になった ── 自社のタグと埋め込みの提供元に確認する14項目(2026年10月時点)」で扱った。
ローカルネットワークの一時的な外し方も、156で削除される予定
もう1つは、ローカルネットワークへのアクセスの制限である。ChromeStatusの項目は、概要の最後に、LocalNetworkAccessRestrictionsTemporaryOptOutというポリシーを156で削除する、と書いている。読み方と確かめ方は、当サイトの記事「ローカルネットワークの制限を一時的に外す企業向けポリシーは、ChromeStatusではChrome 156で削除される予定 ── 自社サイトが訪問者のlocalhostや社内に通信していないか確認する13項目(2026年10月時点)」に書いた。
03 用語 — 読み違えやすい言葉を先にそろえる
fenced frameと、スタブ
用語
fenced frame:入れ子のフレームの一種で、埋め込み先のページとの間でデータを共有しない枠である。スタブ:名前だけ残して、中身を空にした部品である。呼び出しても例外にならず、何も起こらない。ChromeStatusの計画は、156でfenced frameの要素とwindow.fenceを、この形にすると書いている。
Protected Audience・Shared Storage
用語
Protected Audience:サードパーティCookieを使わずに、関心に合わせた広告を出すためのAPIである(ChromeStatusの説明)。Shared Storage:最上位のサイトごとに分けない保存の場所を、プライバシーを守りながら使うためのAPIである(同)。どちらも、Chromeの広告・計測の仕組み(Privacy Sandbox)の一部で、ChromeStatusでは廃止・削除の項目になっている。
企業向けのポリシー
用語
ポリシー:会社や学校が、自分たちのChromeに一括で配る管理設定である。サイトの運営者が、訪問者のChromeに対して設定できるものではない。この記事では、LocalNetworkAccessRestrictionsTemporaryOptOutとWebRtcDiagnosticLogCollectionAllowedForOriginsの2つが出てくる。
04 型別 — 自社がどれに当たり、何を、どの順で確かめるか
🅰 型A — 広告・計測のタグを入れている公開サイト
fenced frameとProtected Audienceに関わるのは、広告や計測のタグが、これらを使っている場合である。提供元のタグの中で使われている可能性があるが、これは推測であり、タグごとに確かめるしかない。
🅱 型B — 会員画面・予約画面などのウェブアプリを持つサイト
IndexedDBとモジュールの読み込みは、ブラウザの中で動くアプリを持つサイトに関わる。
🅲 型C — 社内のChromeを管理している会社
ポリシーに関わる2つの項目は、社内のChromeを管理する担当者の仕事である。サイトの運営者は、担当者に、使っているかを聞くことになる。
🅳 型D — 新しいCSSの機能を使いたい制作担当
CSSの新機能は、使わなければ影響がない。使うなら、他のブラウザの対応を先に見る(06章)。
公式が書いていないこと・確かめていないこと
- fenced frameの削除の計画が承認されたか。承認の議論のスレッドは、ChromeStatusの項目からリンクされているが、中身は読めていない。
- 広告や計測のタグのうち、どれがfenced frameを使っているか。
- 実際のChrome 156のベータで、自社のページを開いた結果。サイトごとに違うので、手順5で見る。
手順1 — ページのソースと読み込まれるコードを、6つの語で探す
代表のページを3つ選び、ページのソースを表示して、次の語を探す。ソースを検索するときは、HTMLのコメントの中の行を数えない。コメントの中は、読み込まれていないためである。
| 探す語 | 何を指すか | 注意すること |
|---|---|---|
| fencedframe | fenced frameのHTMLの要素 | 開いたあとにJavaScriptが作る場合は、ソースに出ない |
| window.fence | 枠の中とのやりとりに使うAPI | 枠の中のページに書かれる語で、埋め込み先には出にくい |
| runAdAuction | Protected Audienceで、広告を選ぶAPI | 見つかっても、呼ばれているかは別 |
| joinAdInterestGroup | Protected Audienceで、利用者を関心の集まりに加えるAPI | 同上 |
| selectURL | Shared Storageで、表示するURLを選ぶAPI | sharedStorageとあわせて探す |
| sharedStorage | Shared StorageのAPIの入口 | 機能の有無を調べる書き方のことがある |
手順2 — Networkパネルの検索で、読み込まれたすべての資源を探す
自社が書いていないコードは、ページを開いたときに読み込まれる。開発者ツールのNetworkパネルの検索について、公式の文書は、次のように書いている。
"Use the Search tab when you need to search the HTTP headers and responses of all resources for a certain string or regular expression."
(訳: 特定の文字列や正規表現を、すべての資源のHTTPの見出しと応答から探したいときは、検索のタブを使う。)
Macなら Command + F、WindowsやLinuxなら Control + F で、検索のタブが開く(公式の文書の手順)。代表のページ3つで、手順1の語を1つずつ探し、見つかった資源の提供元の名前を書く。ただし、語が見つかったことと、その機能を使っていることは別である。07章で、当サイトの実例を書く。
手順3 — 提供元に、使っているかを問い合わせる
手順2で名前の出た提供元のうち、広告・計測・埋め込みに関わるものには、次のような文面で問い合わせる。
ChromeStatusの156の一覧に、fenced frameの要素とwindow.fenceのAPIを
スタブにする計画があります。貴社のタグまたは部品について、
1. fenced frameの要素を使っていますか。
2. Protected AudienceまたはShared Storageを使っていますか。
3. 使っている場合、いつまでに、どのような対応をしますか。
返事は、提供元の名前、問い合わせた日、返事の日、要点を、一覧に書く。
手順4 — ウェブアプリの保存と読み込みを、自社のコードで探す
自社のコードを入れたフォルダを、エディタのフォルダ内検索で、indexedDBとimport(の2つで調べる。IndexedDBの項目について、ChromeStatusは次のように書いている。
"In this step, the first time a user visits a site, or after clearing site data, new IDB data will be stored in a backend that makes use of SQLite, but existing data stored in LevelDB is unimpacted."
(訳: この段階では、利用者が初めてサイトを訪れたとき、またはサイトのデータを消したあとの、新しいIndexedDBのデータは、SQLiteを使う保存の仕組みに置かれる。ただし、LevelDBに置かれた既存のデータには影響しない。)
同じ項目は、「ウェブのAPIに変更はない」という意味の一文(原文: “There is no change to the Web API.”)も書いている。アプリの書き方は変わらず、保存の裏側が変わる。モジュールの読み込みについては、項目は次のように書いている。
"Currently web developers cannot retry failed module loads, as these failures are being cached (and retries just result in immediate failures)."
(訳: いまのところ、ウェブの開発者は、失敗したモジュールの読み込みを再試行できない。失敗が保存されてしまい、再試行をしても、すぐに失敗になるためである。)
この項目は、156のベータで「Enabled by default」の欄にある。見つかった箇所で、再試行の処理を書いているかを確かめる。
手順5 — Chrome 156のベータで、代表のページを開いて見る
Chrome 156のベータは、公式ブログの案内のとおり、パソコン向けはGoogle.comから入手できる。ベータの版で、代表のページ3つを開き、表示・フォームの送信・ログインなどの主な操作が、従来どおりかを見る。
05 自分のサイトで確認するチェックリスト
下の13項目は、1項目5分ほどでできる作業である。チェックの状態はブラウザの中にだけ保存され、サーバーには送られない。
- 公式ブログ「Chrome 156 beta」とChromium Dashboardの予定表を開き、156の安定版の予定日と、157の安定版の予定日を書く
- ChromeStatusの156の一覧を開き、「Deprecated」と「Stepped rollout」の欄にある項目の名前を、すべて書き写す
- 代表のページを3つ選び、ページのソースを表示して、「fencedframe」を検索し、見つかった件数をページごとに書く
- 同じ3つのページで、Networkパネルの検索を開き、「runAdAuction」「joinAdInterestGroup」「selectURL」「sharedStorage」を1語ずつ検索して、語ごとの件数を書く
- 項目4で見つかった資源の提供元の名前を書き出し、自社が契約している広告・計測・タグの一覧と、1つずつ照らし合わせる
- 項目5で名前の出た提供元のうち3つを選んで、問い合わせの文面を送り、送った日と、返事の有無を書く
- ウェブアプリ(会員画面・予約・管理画面)の有無を、開発者に聞いて「ある」か「ない」で書く
- ある場合は、自社のコードを「indexedDB」と「import(」で検索し、見つかった件数を、語ごとに書く
- 社内のChromeを管理している担当者がいるかを聞き、いる場合は、LocalNetworkAccessRestrictionsTemporaryOptOutとWebRtcDiagnosticLogCollectionAllowedForOriginsを設定しているかを、「はい」「いいえ」「分からない」で書く
- CSSの新機能を使う予定があるかを制作担当に聞き、ある場合は、機能の名前を書いて、ChromeStatusでFirefoxとSafariの欄を見て、書き写す
- Chrome 156のベータを入手し、代表のページ3つを開いて、表示と主な操作が従来どおりかを、ページごとに「同じ」か「違う」で書く
- 同じ3つのページで、開発者ツールのConsoleを開き、赤い表示の件数を、ページごとに書く
- 結果を日付つきで1つのファイルに保存し、安定版の予定日の2026年10月20日の後に、項目3・4・11をもう一度行う予定を、カレンダーに1つ登録する
時間が限られているときは、項目3・4・6・11の4つだけでも、概要は分かる。広告も計測のタグも入れていないサイトは、項目3・4で何も見つからなければ、確認は終わりに近い。
06 代替・他の選択肢 — 使っていた場合に、どこへ進むか
fenced frameを使っていた場合
ChromeStatusのfenced frameの項目には、使う側が移る先のAPIは書かれていない。目的は、使われないAPIを取り除くことである。タグの提供元が使っているなら、提供元の対応を待つ。項目6の問い合わせが、その手順である。
IndexedDBを、すぐ使いたい場合
IndexedDBの項目は、新しい保存方式をすぐ使えるサイトの条件を、書いている。保存したデータを消してよいサイトである(サーバーに保存した内容の小さな控えなど)。移す仕組みがまだないので、消せないデータを持つサイトは、すぐには使えない。
新しいCSSの機能は、対応を調べてから使う
MDNは、@supportsを次のように説明している。
"The @supports CSS at-rule lets you specify CSS declarations that depend on a browser's support for CSS features."
(訳: @supportsというCSSのat規則は、ブラウザがCSSの機能に対応しているかに応じて、CSSの宣言を指定できる。)
ChromeStatusに記録された他のブラウザの立場は、機能ごとに違う。random()は、Firefoxが「Positive」(訳: 好意的)、Safariが「Shipped/Shipping」(訳: 提供済み・提供中)。scroll-snap-type: pairは、Firefoxが「No signal」(訳: 表明なし)、Safariが「Support」(訳: 支持)。overflowの2軸指定は、どちらも表明なしである。Chromeで動くことと、利用者の多くの環境で動くことは別なので、使うなら、対応していない環境での見え方を先に決める。
公開ページの基本情報を一覧で見たいときは、当サイトの無料ツール🔧 WEBサイト総合分析・レポートツールが使える。画面の見え方をパソコン・スマホ・タブレットで並べたいときは、🔧 WEBページのスクリーンショット、表示デバイスの比較ツールが手がかりになる。後者は、ツールの説明が「現物とは少し違うかもしれない」と書いているとおり、Chrome 156のベータで開いた画面そのものではない。どちらも、fenced frameの有無を判定するツールではない。
注意
広告や計測のタグの変更は、利用者への説明や、同意の取り方、提供元との契約に関わる場合がある。提供元の返事が、そうした点に影響するときは、法務や個人情報の担当者に相談する。
07 当サイトで確かめたこと
5ページで、読み込まれるコードを、14個の語で探した
2026年10月13日9時55分に、当サイトの5ページ(トップ・ブログの1本・無料ツールの1つ・サイト紹介・解説記事の1本)を取得し、コメントの中を除いて、読み込まれているスクリプトを調べた。読み込まれるスクリプトのURLは、重複を除いて29本(5ページ合計のタグは86個)、ページに直接書かれたスクリプトは45本あった。29本のうち28本は取得でき、残る1本(Googleのログイン用の部品)には、HTTP 403が返った。ブラウザを装う設定は使わなかったので、この1本は中身を読めていない。
探した語は14個で、fencedframe、FencedFrame、window.fence、joinAdInterestGroup、runAdAuction、selectURL、sharedStorage、attributionReporting、browsingTopics、indexedDB、import(、compression-dictionary、WebRTC、RTCPeerConnectionである。
fenced frameとProtected Audienceに関わる語は、0件だった
fencedframe、FencedFrame、window.fence、joinAdInterestGroup、runAdAuction、selectURL、sharedStorageの7語は、取得できた範囲で、すべて0件だった。indexedDB、import(、compression-dictionary、WebRTC、RTCPeerConnectionも0件で、圧縮の辞書を示す見出し(Use-As-Dictionary)も、5ページとも返っていなかった。
探し方が働いているかの確認として、同じ探し方を、Googleのタグのファイルに当てた。attributionReportingが6件、browsingTopicsが3件、見つかった(3回取得して、同じ件数)。
見つかった9件は、機能の有無を調べる、条件つきの書き方だった
見つかった語を、前後の文字ごと読んだ。attributionReportingは、通信の指定に加える属性の書き方で、あるところでは、"setAttributionReporting" in XMLHttpRequest.prototypeという条件で、そのAPIがある環境かを先に調べていた。語が見つかったことと、そのAPIを使っていることは別である。これは、コードを目で読んだ範囲の話である。この2語は、153の廃止予定に関わる語で、156の話ではない。
言えるのは、確かめた5ページで、取得できた28本のスクリプトとページ本体の中に、fenced frameの要素やwindow.fence、Protected AudienceとShared Storageの呼び出しを指す書き方は、見つからなかったことである。言えないことは、3つある。ページを開いたあとにJavaScriptが組み立てる要素や通信は、分からないこと。読めなかった1本と、確かめていないページが残っていること。実際のChrome 156のベータで開いた結果は、確かめていないことである。
「0件」に、探した範囲を書かないと、「探していない」と区別が付かない。この点は、当サイトの記事「「0件」に、探した数を書いていなかった ── 9種類で確かめた5日後、73種類で確かめ直した」で書いた。外から取った画面が、目当ての画面とは限らないことは、記事「外から取った画面は、目当ての画面とは限らない ── 遮断の画面を404と読み、引用符の違いでnoindexを「無い」と読みかけた」に書いてある。この記事の確認は、コードの文字を取得しただけなので、実際の画面は、手順5で見る。
08 このテーマの、これまで
日付つきの記録
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2026年9月8日 | Chrome 153の安定版の日。Protected Audienceなどが、非推奨にして削除する予定と書かれた(リリースノート) |
| 2026年9月30日 | Chrome 156のベータが始まった日(公式ブログ) |
| 2026年10月20日 | Chrome 156の安定版の予定日(予定表)。fenced frameのスタブ化と、ローカルネットワークの一時的な外し方の削除は、156の予定 |
| 2026年11月3日 | Chrome 157の安定版の予定日(予定表)。fenced frameの要素の全面の削除は、この版で承認を求める計画 |
この記事は、削除が実施された日が、この表のどの行にも含まれていないことを、そのまま書く。
当サイトの、関連する過去の記事
- Chrome 153のリリースノートで、広告とクッキーに関わるAPI 5つが「廃止予定」になった ── 自社のタグと埋め込みの提供元に確認する14項目(2026年10月時点)
- ローカルネットワークの制限を一時的に外す企業向けポリシーは、ChromeStatusではChrome 156で削除される予定 ── 自社サイトが訪問者のlocalhostや社内に通信していないか確認する13項目(2026年10月時点)
- 「吹き出しが出ていない」と写った ── 壊れていたのは、作ったものではなく写し方だった。自動のスクリーンショットが読者の画面と違う3つ(動き・幅・枚数)
- AIは331回来たと書いた。実際は11,024回だった ── HTTPのログだけを52日間 見ていた
- 「リンク切れ0本」を確認して、安心しかけた ── 自社ブログの内部リンク、59.2%はnoindexへの飛び先だった
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