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ローカルサービス広告は、出られなかった電話も20秒を超えるとリードになりうる ── 広告を出す前に電話の受け方を確認する13項目(2026年10月時点)

目次
  1. 01 何が起きたか — ローカルサービス広告は、営業時間内に出られなかった電話も、20秒を超えるとリードになりうる
    1. 確かめたのは、Googleのヘルプ「How leads work」
    2. 出られなかった電話も、有効なリードになる場合がある
    3. 日本向けのヘルプは見つからず、日本で使えるかは確かめていない
  2. 02 なぜ・背景 — 電話の受け方が、そのまま費用と予算の使い方に響く
    1. リードは、予算に数えられる
    2. 請求はGoogle広告の仕組みで動き、停止は連動する
    3. メッセージのリードは、電話より安いことが多い
  3. 03 用語 — 「有効なリード」「営業時間」「15日」を、先に分けておく
    1. 有効なリードと、課金の状態の4つ
    2. 「営業時間」は、ビジネスプロフィールで設定した時間
    3. 15日の目安は、同じ電話番号かメールアドレスからの再連絡
  4. 04 型別 — 電話の受け方を、4つの場面に分けて点検する
    1. 🅰 適用範囲 — 営業時間内に、電話を受ける事業者の全部が対象
    2. 🅱 この記事が確かめていないこと
    3. 🅲 手順1 — 営業時間を、ビジネスプロフィールで確かめる
    4. 🅲 手順2 — 電話が鳴る先と、出られない時間帯を書き出す
    5. 🅲 手順3 — 自動音声と留守番電話の「秒」を測る
    6. 🅲 手順4 — 同じお客様の再連絡が、15日以内に何件あるかを数える
    7. 🅲 手順5 — 週の予算から、月の上限を計算する
    8. 🅲 手順6 — 課金の状態と、クレジットの流れを見る
  5. 05 自分のサイトで確認するチェックリスト
  6. 06 代替・他の選択肢 — 電話で受けるほかに、手が3つある
    1. メッセージのリードを有効にする
    2. 入札の方式を、予算と合わせて選ぶ
    3. 電話番号を、ほかの手段と組み合わせる
  7. 07 サイト側で確かめられること — 電話番号の載せ方を、当サイトで数えた
    1. 調べたのは、4ページの電話番号の表記
    2. 結果は、番号の表記は1か所、リンクと構造化データは0
    3. 確かめ方の注意
  8. 08 このテーマの、これまで
    1. この記事で開いたヘルプのページ
    2. 当サイトの、関連する過去の記事
  9. 09 この記事のまとめ

01 何が起きたか — ローカルサービス広告は、営業時間内に出られなかった電話も、20秒を超えるとリードになりうる

確かめたのは、Googleのヘルプ「How leads work」

ローカルサービス広告(Local Services Ads)は、検索結果などに、地域の事業者を広告として表示する仕組みである。通常の広告と違って、クリックではなく、電話やメッセージなどの「リード」に対して費用がかかる。この記事は、そのリードの数え方を書いたヘルプのページ「How leads work」(訳: リードの仕組み)を、2026年10月12日に開いて確かめた内容をまとめる。ページに最終更新日の表示は無かったので、「いつ更新された」とは書かない。書けるのは、2026年10月12日にこの内容が公開されていた、という点までである。

ページの冒頭は、次の1文で始まる。

"With Local Services Ads, you pay for valid leads."

(訳: ローカルサービス広告では、有効なリードに対して支払う。)

続けて、最初に連絡を受けた時点でリードを評価し、無効か質が低いと判断したものには課金しない、と書く。

"Leads are first assessed when the potential customer makes initial contact, and leads determined to be invalid or low quality are not charged."

(訳: リードは、見込み客が最初に連絡してきた時点でまず評価される。無効または質が低いと判断されたリードには課金されない。)

出られなかった電話も、有効なリードになる場合がある

有効なリードになる場面を、ヘルプは箇条書きで挙げている。そのうち、電話の受け方に直接関わる行が、次の1行である。

"You missed a phone call during your business hours and the customer stays on the line for more than 20 seconds."

(訳: 営業時間内の電話に出られなかったが、お客様が20秒を超えて回線につないだままでいた。)

つまり、電話に出なかったから課金されない、とは限らない。出られなかった電話でも、相手が20秒を超えて待てば、有効なリードの条件の1つに当たる。ほかに挙がっているのは、電話に出て話した場合、折り返して話した場合、テキストメッセージやメールを受けた場合、留守番電話を受けた場合である。予約の依頼を受ける場合も挙がっているが、これは米国とカナダだけと書かれている。

日本向けのヘルプは見つからず、日本で使えるかは確かめていない

日本語のヘルプも探した。同じアドレスの末尾をhl=ja(日本語)に変えて開いたが、返ってきたのは英語のページだった。ヘルプの中に「Japan」の語も見つからなかった。ローカルサービス広告を、日本の事業者が使えるのかは、この記事では確かめていない。使える国や地域の一覧が、ヘルプの入口のページに見当たらなかったためである。

注意

この記事は、ヘルプの文を読み解いて、自社の電話の受け方を点検する手順にしたものである。日本で広告を出せるか、出せる場合の料金や条件は、Googleの公式の案内か、担当者への問い合わせで確かめてほしい。

営業時間内にかかってきた電話が、ローカルサービス広告でどう扱われるかを分けた図。上段に、営業時間内の着信、と書かれている。そこから3つに分かれる。左は、電話に出て話した場合で、通話の中身で評価され、質が低ければ無効や重複として扱われる。中央は、出られなかったが相手が20秒を超えて回線につないでいた場合で、有効なリードの条件の1つに当たる。右は、20秒以内に切れた場合で、この条件には当たらない。下段に、営業時間はビジネスプロフィールで設定した時間、と書かれている。
営業時間内の電話が、リードとして数えられる3つの場合 — 出られなかった電話も条件に当たる

02 なぜ・背景 — 電話の受け方が、そのまま費用と予算の使い方に響く

リードは、予算に数えられる

ヘルプは、リードの値段は場所、仕事の種類、リードの種類、入札の方式によって変わると書いたうえで、受け取ったリードは、どれも予算に数えられると書く。予算は、1週間あたりの平均額で決める。1週間で平均額を超えて使うことはあるが、月の上限は超えない。

"You can spend more than your average weekly budget in a given week on your leads, but you’ll never spend more than your monthly max."

(訳: ある週に、リードに対して週の平均予算を超えて使うことはあるが、月の上限を超えて使うことはない。)

月の上限の計算式は、予算の編集のページに、はっきり書かれている。

"The exact formula for the monthly max is average weekly budget x 30.4 ÷ 7."

(訳: 月の上限の正確な計算式は、週の平均予算 × 30.4 ÷ 7 である。)

上限に届いたあとの動きも、書かれている。

"After you’ve reached your monthly max, your ad won't appear for the remainder of the month (unless you adjust your budget)."

(訳: 月の上限に達すると、予算を調整しない限り、その月の残りの間、広告は表示されない。)

この流れを合わせると、月の上限を、望まないリードで使い切ると、本当に欲しい依頼が来る時期に広告が止まることになる。これは、ヘルプの文を並べた筆者の整理である。

請求はGoogle広告の仕組みで動き、停止は連動する

請求について、ヘルプは次のように書く。

"Billing for Local Services Ads is managed by Google Ads. Any suspension in your Google Ads account will also suspend your Local Services Ads."

(訳: ローカルサービス広告の請求は、Google広告で管理される。Google広告のアカウントが停止されると、ローカルサービス広告も停止される。)

支払いの方法は、別のページに書かれている。自動の支払いでは、費用がたまってから請求される。請求のタイミングは、前回の支払いから30日後か、支払いのしきい値に達したときの、早いほうである。しきい値の最初の額は、アカウント、国、通貨で決まり、段階的に上がって上限に近づく、と書かれている。

メッセージのリードは、電話より安いことが多い

ヘルプは、テキストメッセージやメールのリードについて、値段の傾向を書いている。

"Message leads are typically priced lower than the corresponding phone lead price, although that’s not always the case."

(訳: メッセージのリードは、対応する電話のリードの価格より、通常は低く設定される。ただし、そうとは限らない。)

値段の決まり方は、お客様がその事業者を予約しそうかの推定で、リードの種類、頼まれた内容、ほかの事業者にも連絡しているか、過去の広告への反応などが材料になる、と書かれている。

03 用語 — 「有効なリード」「営業時間」「15日」を、先に分けておく

有効なリードと、課金の状態の4つ

「有効なリード」は、事業に関係があり、お客様がGoogleで広告を見つけて連絡してきたものを指す。ヘルプは、迷惑な連絡や重複などの無効な活動を、自動の仕組みが先に取り除く、とも書く。課金の状態は、リードの一覧の「Charge Status」の欄で見られる。表示は4種類で、「Charged」(課金済み)、「Not charged」(課金なし)、「In review」(確認中)、「Credited」(クレジット済み)である。

確認の期間は、次のように書かれている。

"Google continuously assesses lead quality over a 30-day period."

(訳: Googleは、30日の期間にわたって、リードの質を継続的に評価する。)

質が低い、重複、無効と判断されると、クレジットが残高に自動で付く。自動のクレジットは、欧州経済領域の国のアカウントでは使えない、とも書かれている。クレジットの専用のページは、適用までの目安を多くの場合は30日以内と書き、元の課金は請求書に残るとも書く。

「営業時間」は、ビジネスプロフィールで設定した時間

課金の判断に使う営業時間について、ヘルプの質問の欄が定義している。

"“Business hours” are the hours you set in your Google Business Profile, which you can update at any time."

(訳: 「営業時間」は、Googleビジネスプロフィールで設定した時間であり、いつでも更新できる。)

広告のスケジュールを別に設定している場合の扱いも、同じ欄にある。

"If you've set an ad schedule that differs from your business hours, unanswered calls are only charged when they happen during your active ad schedule and within your business hours."

(訳: 営業時間と違う広告のスケジュールを設定している場合、出られなかった電話は、有効な広告のスケジュールの中で、かつ営業時間内に起きたときにだけ課金される。)

用語

自動音声(IVR)は、電話に出た機械が「1を押してください」のように、番号を押して部署を選ばせる仕組みを指す。ヘルプの質問の欄は、この仕組みを使っている場合の20秒の数え方を、別に書いている。この記事の04章で扱う。

15日の目安は、同じ電話番号かメールアドレスからの再連絡

同じお客様が、何度も連絡してきた場合の課金も、質問の欄に書かれている。

"Once a lead is charged, any follow-up calls or messages with that customer are not charged again, provided there is interaction within 15 days and the contact comes from the same phone number or email address."

(訳: リードが一度課金されると、そのお客様とのその後の電話やメッセージには、再び課金されない。ただし、15日以内にやり取りがあり、連絡が同じ電話番号かメールアドレスから来ている場合に限る。)

15日のあいだ動きが無ければ、次の連絡は新しいリードとして扱われ、有効の条件に当たれば課金される、と続く。「同じ電話番号」が条件なので、お客様が別の電話から連絡してきた場合は、この書き方では当てはまるか分からない。筆者は、これを確かめていない。

出典

ここまでの引用は、「How leads work」の本文と、質問の欄(Frequently asked questions)から取った。ページには最終更新日の表示が無いので、確認した日(2026年10月12日)だけを書く。

04 型別 — 電話の受け方を、4つの場面に分けて点検する

🅰 適用範囲 — 営業時間内に、電話を受ける事業者の全部が対象

ローカルサービス広告を出す事業者は、電話をどう受けているかで、リードの数え方が変わる。次の表は、ヘルプの質問の欄に書かれた場面を、筆者が並べ直したものである。

場面ヘルプでの扱い自社で点検すること
電話に出た20秒を超えて鳴ったあとに出ても、鳴っていた時間では課金されない。通話の内容で評価される出る人の電話番号が、営業時間内に空いているか
出られなかった営業時間内で、お客様が20秒を超えて回線にいれば、有効なリードの条件の1つに当たる出られない時間帯と、その時間の着信の件数
自動音声がある番号を押した時点から20秒を数える。押さずに切れれば課金されない案内が何秒続くか。最初に何を押させるか
留守番電話に入る番号の入力が無くても、つながった通話として扱う。20秒を超えれば、伝言の有無に関係なく課金される留守番電話の案内の長さと、切り替わるまでの秒数

🅱 この記事が確かめていないこと

注意

この記事は、日本の事業者の画面や料金が、ヘルプの書き方と同じかを確かめていない。実際にローカルサービス広告のアカウントを作って、リードの課金を見たわけでもない。ヘルプは「20秒」の数え方を文で書いているが、秒を測る仕組みの細かい動き(電話会社の回線の遅れを含むかなど)は、書かれていない。

🅲 手順1 — 営業時間を、ビジネスプロフィールで確かめる

課金の判断に使う「営業時間」は、ビジネスプロフィールの設定である。実際の営業と食い違っていると、休んでいる時間の電話が、営業時間内として数えられるおそれがある。逆に、営業しているのに営業時間外になっていれば、その時間の着信は、出られなかったときの条件から外れる。ビジネスプロフィールの扱い全般は、当サイトの記事「ローカル検索の順位は、関連性・距離・知名度で決まる ── ビジネスプロフィールで直せること・直せないことを確認する15項目(2026年9月時点)」と、「Googleビジネスプロフィールは、提案された編集に4日以内に返事がないと自動で公開することがある ── 通知の届き方と自社サイトの情報の一致を確認する13項目(2026年10月時点)」にまとめた。営業時間の変更は、プロフィール側で行う。

🅲 手順2 — 電話が鳴る先と、出られない時間帯を書き出す

広告に載る電話番号が、誰の電話につながるかを書き出す。1人の携帯電話なのか、固定電話の代表番号なのか、転送の設定があるのか。出られない時間帯(昼休み、接客中、移動中)も、曜日ごとに書く。ヘルプの定義では、この時間帯の着信で、お客様が20秒を超えて待つと、リードの条件に当たる。

🅲 手順3 — 自動音声と留守番電話の「秒」を測る

自動音声があるときの数え方は、ヘルプの質問の欄が、次のように書く。

"If your call-receiving setup requires customers to press a key to route them to the relevant department, then the 20 second-timer will start once customers press the key. You won’t be charged if customers don’t press a key to get routed."

(訳: お客様に、担当の部署へつなぐためのキー入力を求める電話の受け方なら、20秒の計測は、お客様がキーを押した時点から始まる。つなぐためのキーを押さなければ、課金されない。)

押さずに切れた場合は、案内が20秒を超えて流れていても課金されない、とも書かれている。いっぽう、留守番電話や自動のあいさつは、扱いが違う。

"Voicemail or greeting without a key press: If a call goes to voicemail or an automated greeting during your business hours, it's treated as a connected call and is charged if the caller stays on the line for more than 20 seconds, whether or not they leave a message."

(訳: キー入力が無い場合の留守番電話やあいさつ: 営業時間内に、電話が留守番電話や自動のあいさつにつながると、つながった通話として扱われる。お客様が20秒を超えて回線にいれば、伝言を残したかどうかにかかわらず、課金される。)

手順は単純である。自社の番号に、自分で電話をかけ、案内が終わるまでの秒数を、ストップウォッチで測る。キーを押すまでの案内の長さと、留守番電話に切り替わるまでの秒数を、別々に控える。

実務のヒント

秒を測るときは、スマートフォンのストップウォッチを使う。電話をかけた瞬間に始めて、案内が終わった瞬間に止める。2回測って、秒数が大きくずれるなら、長いほうを控える。

自動音声と留守番電話があるとき、20秒をいつから数えるかを比べた図。上段は、自動音声でキー入力を求める場合で、着信、案内が流れる(この間は数えない)、キーを押す(ここから20秒を数え始める)、20秒を超えて通話が続く(リードの条件に当たる)、の順に矢印でつながっている。押さずに切れれば課金されない、と添えられている。下段は、キー入力が無い留守番電話や自動のあいさつの場合で、着信、つながった通話として扱われる、20秒を超えて回線にいれば、伝言の有無に関係なく課金される、の順に並んでいる。
20秒を数え始めるのは、キー入力のある自動音声ではキーを押した時点。留守番電話もつながった通話として扱われ、20秒を超えると課金の対象になる(数え始めの時点はヘルプに書かれていない)

🅲 手順4 — 同じお客様の再連絡が、15日以内に何件あるかを数える

15日の目安は、課金を重ねないための決まりだが、自社にとっては、再連絡の多さを知る手がかりにもなる。電話の着信履歴から、同じ番号が15日以内に2回以上かけてきた件数を数える。数が多いなら、1回目で用件が済んでいない可能性がある。出られずに折り返しを待たせているのかも、あわせて見る。

🅲 手順5 — 週の予算から、月の上限を計算する

予算の画面を開く前に、紙の上で月の上限を計算しておく。式は、週の平均予算 × 30.4 ÷ 7 である。たとえば、週の予算を7,000円と仮に置くと、7,000 × 30.4 ÷ 7 で、月の上限は30,400円になる。この数字は、計算の例であり、実際の日本での料金や通貨を示すものではない。予算を月の途中で変えたときの動きは、予算の編集のページが例で書いている。変更したあとの予算は、月の残りの日数に当てはめて計算される、と書かれている。

🅲 手順6 — 課金の状態と、クレジットの流れを見る

リードの一覧で、課金の状態の4種類(課金済み、課金なし、確認中、クレジット済み)が、何件ずつあるかを数える。質が低いリードには、リードごとのアンケート(Feedback Survey)で知らせられる。クレジットの専用のページは、アンケートに答えると、ボーナスのクレジットが付くことがあるとも書く。望まないリードが多いなら、サービスの対象地域、種類、仕事の内容を絞る。ヘルプは、絞るとリードの数が減ることがある、とも書いている。

同じお客様の再連絡と、月の上限を示した図。左側は、15日の目安を示す。最初のリードが課金される。15日以内に同じ電話番号かメールアドレスから再び連絡があっても、再び課金されない。15日のあいだ動きが無いと、次の連絡は新しいリードとして扱われる。右側は、月の上限の計算で、週の平均予算に30.4をかけて7で割る。仮の例として、週の予算が7,000円なら、月の上限は30,400円。月の上限に達すると、予算を調整しない限り、その月の残りの間、広告は表示されない。
15日の目安と、月の上限の計算(金額は説明用の仮の値)

05 自分のサイトで確認するチェックリスト

下の13項目は、1項目5分ほどでできる作業である。広告のアカウントがまだ無い日は、項目1〜8だけ先に進めてよい。チェックの状態は、ブラウザの中にだけ保存され、サーバーには送られない。

  • 公式のヘルプ「How leads work」を開き、有効なリードになる場面の行(電話に出た・出られなかった・メッセージ・留守番電話)を、メモに書き写す
  • ビジネスプロフィールを開き、営業時間を曜日ごとに書き出して、実際に電話に出られる時間と同じかを丸×で書く
  • 広告に載せる予定の電話番号を1つ決め、その番号が鳴る先(携帯電話・固定電話・転送先)を書く
  • 営業時間のうち、電話に出られない時間帯(昼休み・接客中・移動中)を、曜日ごとに書く
  • 自社の番号に自分の電話からかけ、自動音声が流れるなら、キーを押すまでの秒数をストップウォッチで測って書く
  • 自動音声があるなら、最初に押させる番号の数(1段か2段か)を書き、ヘルプの「最初に押した時点から20秒」の文と並べて貼る
  • 留守番電話があるなら、かけてから留守番電話に切り替わるまでの秒数を測って書く
  • 留守番電話の案内が20秒を超えるかを、「超える」「超えない」のどちらかで書く
  • 広告のスケジュールを営業時間と別に設定する予定があれば、2つの曜日と時間を並べて書き、ずれている時間帯に印を付ける
  • 電話の着信履歴から、直近30日で同じ番号が15日以内に2回以上かけてきた件数を数えて書く
  • 週の予算を仮に決め、「週の予算 × 30.4 ÷ 7」を計算して、月の上限を円で書く
  • リードの課金の状態の4種類(課金済み・課金なし・確認中・クレジット済み)の名前を、ヘルプの「Charge Status」の説明から書き写す
  • 日本で広告を出せるかを、Googleの公式の案内か担当者への問い合わせで確かめ、確かめた日付と、返ってきた答えを書く

06 代替・他の選択肢 — 電話で受けるほかに、手が3つある

メッセージのリードを有効にする

ヘルプは、広告の成果を上げる方法の1つとして、メッセージのリードを有効にすることを挙げている。理由は、夜間や週末など、電話に出られないときにも、連絡してもらえるからだと読める。

"Message leads typically cost less than phone leads."

(訳: メッセージのリードは、通常、電話のリードより費用が低い。)

同じ文書は、メッセージの返事の早さが広告に表示されることがある、とも書いている。つまり、電話に出られない時間があるなら、出られない時間のための受け皿として、メッセージを用意する手がある。ただし、返事を書く人が必要になる点は、変わらない。

入札の方式を、予算と合わせて選ぶ

入札の方式は、3つ書かれている。

方式ヘルプでの位置づけ向く場面
Maximize leads自動の入札で、推奨されている。予算に対して、リードをなるべく多く得る。週に最低10件分の予算が勧められている入札の額を自分で決めたくないとき
Target cost per lead自動の入札に、任意の目標額を付ける。目標は、リードの平均的な支払いのめやす1件あたりの費用の目安を決めたいとき
Max per lead手動の入札で、1件に払える上限を自分で決める上限を自分で管理したいとき

ヘルプは、入札の効果が正確に見えるまでに、約2週間かかる、とも書いている。週の予算が小さい事業者は、先に電話の受け方を整えてから、入札を決める順番が、現実的だと筆者は考える。これは筆者の意見であり、ヘルプの文ではない。

電話番号を、ほかの手段と組み合わせる

電話番号を、広告の中だけで考えると、点検が広告の画面に閉じてしまう。自社のサイトでも、電話番号は載せてあるのか、営業時間は電話番号の近くに書いてあるのかを、見直す。当サイトの無料ツール🔧 WEBサイト総合分析・レポートツールで、ページ全体の情報を見渡し、電話番号の載せ方をそろえる下調べに使える。構造化データで事業者の情報を書く場合は、当サイトの無料ツール🔧 WEBサイト・構造化データ 自動作成ツールが、書き出しの「たたき」を作る。

07 サイト側で確かめられること — 電話番号の載せ方を、当サイトで数えた

調べたのは、4ページの電話番号の表記

ローカルサービス広告そのものとは別に、サイト側で確かめられることがある。電話番号が、サイトのどこに、どんな形で載っているかである。当サイトの公開ページのうち、トップページ、サイトの紹介、問い合わせ、運営会社の4ページを、2026年10月12日に、curlで開いて数えた。4ページとも、200で返った。

数えたのは、3つである。電話をかけるためのリンク(tel:で始まるもの)、「03-1234-5678」のような形の番号の文字、構造化データの中の電話番号の項目と営業時間の項目(openingHours)である。

結果は、番号の表記は1か所、リンクと構造化データは0

番号の文字が見つかったのは、運営会社のページの1か所だけだった。tel:のリンクは、4ページとも0本だった。構造化データの営業時間の項目(openingHours)も、4ページとも0件だった。電話番号の項目は、ページに「telephone」の語が1回ずつ出てくるが、これは構造化データではなく、ページの先頭にある「telephone=no」という指定だった。番号を、スマートフォンが自動でリンクに変える機能を切る指定として知られる、と筆者は読む。

これは、4ページの結果であり、サイト全体の数ではない。電話を受けない運営であれば、これで問題とは限らない。ただし、電話で相談を受けたいサイトなら、スマートフォンで番号を押せるリンクが無いのは、点検する価値がある。お客様が、番号を見て、手で入力し直すことになるためである。

確かめ方の注意

外から取った画面が、目当ての画面とは限らない点は、当サイトの記事「外から取った画面は、目当ての画面とは限らない ── 遮断の画面を404と読み、引用符の違いでnoindexを「無い」と読みかけた」に書いた。今回も、取った画面の題名を見て、目当てのページと確かめた。数の読み方では、「0件」に、探した範囲を書く大切さを、記事「「0件」に、探した数を書いていなかった ── 9種類で確かめた5日後、73種類で確かめ直した」にまとめた。今回の0は、4ページの範囲の0である。数字を、別の見方で数え直して見え方が変わった例は、記事「「AIからの流入60件」を数え直したら、60件ともAIが自分の名前を名乗った文字列だった ── ログを行全体で探すと、正反対の2つが混ざる」にある。

08 このテーマの、これまで

この記事で開いたヘルプのページ

ローカルサービス広告のヘルプを、2026年10月12日に開いた。どのページにも、最終更新日の表示は見つからなかった。

ページ確認日内容
How leads work2026年10月12日有効なリード、20秒、15日、営業時間
About Automated Local Services Ads lead credits2026年10月12日自動クレジット、30日、アンケート
How to edit your budget2026年10月12日月の上限の計算式、予算を変えたときの動き
How to pay for Local Services Ads2026年10月12日支払いのしきい値、30日
How bidding works for Local Services Ads2026年10月12日入札の3つの方式

表のとおり、リードの数え方と予算の決まりは、別々のページに書かれている。20秒の決まりだけを見て広告を始めると、月の上限や支払いのしきい値を知らないまま、費用が動くことになる。

当サイトの、関連する過去の記事

ローカルサービス広告のヘルプでは、営業時間内に出られなかった電話も、お客様が20秒を超えて待てばリードの条件に当たる。広告の前に、営業時間・自動音声と留守番電話の秒数・15日の目安・月の上限を確かめる13項目を並べた。日本で使えるかは確かめていない。
2025/05/31
THU
00:00:00

ブラウザ・OS 最新バージョン

毎日更新:2026-10-15 調査更新済
  • Android(stable) 未取得
  • Chrome Android(stable) 156.0.8078.25
  • Chrome iOS(stable) 156.0.8078.33
  • Chrome(beta) 156.0.8078.17
  • Chrome(dev) 157.0.8092.0
  • Chrome(stable) 156.0.8078.12
  • Edge(stable) 155.0.4283.45
  • Firefox(stable) 158.0
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池田 南美夫
もうすぐ●●歳。ずっーと現役SE。日本にインターネットが上陸してから、ずっーと携わる。 ほんとは超アナログ人間のギター弾き、バンドマン。でも音楽活動とSE、案外似てる。