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robots meta タグ・X-Robots-Tagのディレクティブ ── nosnippet・max-snippetなど12種類を確認する14項目(2026年9月時点)

01 何が起きたか — 「見せ方」を細かく指示するルールが12個ある

robots meta タグは「載せるか」の先を細かく決めている

<meta name="robots" content="noindex">という書き方を知っている人は多い。だが公式ドキュメントを開くと、robots meta タグ・X-Robots-Tagには、noindex以外に11個のルールが定義されていることが分かる。検索結果に表示するかどうかだけでなく、表示するとしたら、どこまで見せるかまで指定できる仕組みになっている。説明文の長さ、画像プレビューの大きさ、動画プレビューの長さ、翻訳の可否、掲載期限──それぞれに専用のルールが用意されている。

これらのルールは、HTMLページであれば<head>内のmetaタグに、PDFや画像などHTML以外のファイルであればHTTPレスポンスヘッダーのX-Robots-Tagに書く。同じルールの集合を、2通りの置き場所に書き分けられるという構造である。

検索結果を制御する3つの層を示す図。左はrobots.txtでクロールそのものを止める設定、中央はrobots metaタグ・X-Robots-Tagでインデックス登録を止める設定、右はdata-nosnippet属性でページ内の特定部分だけをスニペットから除外する設定。3つは別の場所に置く別の指示であり、片方だけでは目的を達成できないことを示す。
検索結果を制御する3つの層 — 効く場所も強さも違う

「効く条件」がすべてのルールに共通して書かれている

ドキュメントの冒頭には「これらの設定は、クローラーがその設定を含むページにアクセスできる場合にのみ、読まれて従われる」という一文がある。個々のルールの説明よりも先に置かれているこの一文が、この記事全体の前提になる。robots meta タグはname="robots"の場合すべてのクローラーに適用され、特定のクローラーだけに適用したい場合はnameの値をそのクローラーのユーザーエージェントトークンに置き換える。公式が示している例はgooglebot(すべてのテキスト結果向け)とgooglebot-news(ニュース結果向け)の2つで、これ以外の値は無視されると明記されている。

用語

X-Robots-Tag:HTTPレスポンスヘッダーの一種で、robots metaタグと同じルールをHTMLの<head>を使わずに指定できる。PDF・画像・動画などHTML以外のファイルに対して使う、公式に案内された唯一の方法である。

02 なぜ・背景 — 複数のルールが同時に働くときの決まり方

衝突したときは「より制限が強いルール」が勝つ

1つのページに複数のルールを同時に指定できる。カンマ区切りで1つのmetaタグにまとめて書く方法と、複数のmetaタグに分けて書く方法の、どちらでも同じ結果になる。ここで問題になるのが、矛盾するルールを同時に指定してしまった場合である。公式ドキュメントは次のように明記している。

"In the case of conflicting robots rules, the more restrictive rule applies. For example, if a page has both max-snippet:50 and nosnippet rules, the nosnippet rule will apply."

(訳: robotsルールが矛盾する場合、より制限が強いルールが適用される。たとえば、あるページに max-snippet:50 と nosnippet の両方のルールがある場合、nosnippet ルールが適用される。)

この規則が実務で効くのは、複数の人・複数のツールが同じページのmetaタグ生成に関わっているときである。CMSのテーマが自動でmax-snippetを出力し、プラグインが別の理由でnosnippetを追加する、という状況は珍しくない。どちらが勝つかを知らずに両方を残すと、意図していない方のルールがそのまま本番で効き続けることになる。

複数のクローラーを名指しすると、ルールは合算される

もう1つ、見落とされやすい仕様がある。全クローラー向けのrobotsと、Googlebot専用のgooglebotを両方指定した場合の挙動である。公式の例では、<meta name="robots" content="nofollow"><meta name="googlebot" content="noindex">を同時に置くと、Googlebotに対しては「否定的なルールの合計」、つまり noindex, nofollow の両方が適用されると説明されている。特定のクローラー向けのルールを足しても、全体向けのルールが消えるわけではない。

unavailable_after は「削除」ではなく「期限」

unavailable_after:[日時]は、指定した日時を過ぎるとそのページを検索結果に表示しなくなるルールである。ページ自体を削除する指示ではない点に注意が必要で、公式は「指定した日時の後、Googlebotはそのページのクロール頻度を大幅に下げる」とも書いている。日時はRFC 822・RFC 850・ISO 8601のいずれかの形式で指定する必要があり、有効な日時が指定されなかった場合、このルールは無視される。

注意

robots.txtでクロールをブロックしたページには、robots metaタグ・X-Robots-Tagのどのルールを書いても効果がない。クロールされない限り、そのページに書かれたルールをクローラーは一度も読めないためである。ルールを効かせたい場合、そのページはrobots.txtでブロックしてはならない。

組み合わせについて、公式は名指しで注意している

この関係は、注意事項として片隅に書かれているのではなく、robots meta タグの仕様ページの中に独立した節として置かれている。

"robots meta tags and X-Robots-Tag HTTP headers are discovered when a URL is crawled. If a page is disallowed from crawling through the robots.txt file, then any information about indexing or serving rules will not be found and will therefore be ignored."

(訳: robots metaタグとX-Robots-Tag HTTPヘッダーは、URLがクロールされたときに発見される。ページがrobots.txtファイルによってクロールを禁止されている場合、インデックス登録や配信に関するルールの情報は発見されず、その結果として無視される。)

(前掲のRobots meta tag仕様) この一文が示しているのは、robots.txtとrobots metaタグを併用する際の順序である。インデックス登録・配信のルールを機能させたいなら、そのURLはrobots.txtで禁止してはならない」という言い切りは、両者を別々の設定だと理解していても見落としやすい。

03 この記事で出てくる用語

用語

nosnippet:検索結果にテキストの抜粋や動画プレビューを表示しないルール。静的な画像のサムネイルは、ユーザー体験の向上に資すると判断された場合には表示されることがある。

用語

data-nosnippet:HTML要素単位でスニペット除外を指定する属性。ページ全体ではなくspandivsection要素に付けて、その部分だけをスニペットの対象から外せる。

メタタグとHTTPヘッダー、指定できる範囲の違い

data-nosnippetは、ページ全体を対象にするnosnippetルールとは対象の粒度が異なる。ページの一部分だけをスニペットから隠したい場合に使うもので、robots metaタグやX-Robots-Tagのようにページ単位・ファイル単位でしか指定できないルールとは別の階層にある。公式の例では、価格変動が早い部分やログイン情報など、検索結果に古い情報として出てほしくない箇所への適用が想定されている。

04 型別 — 適用範囲・この記事が測っていないこと・手順

🅰 適用範囲 — どのルールを、どんな場面で使うか

ページ単位で検索結果への表示を止めたいならnoindex、表示は許すが説明文・画像・動画のプレビュー量を絞りたいなら nosnippet・max-snippet・max-image-preview・max-video-preview を使う。翻訳を提供させたくない多言語サイトのページには notranslate、画像だけを検索結果から外したいギャラリーページには noimageindex が対応する。セール終了ページ・イベント終了ページのように、期限を過ぎたら表示させたくないページには unavailable_after を設定しておくと、削除申請の手間を減らせる。

CMSを使っている場合の置き場所

WixやWordPress、BloggerのようなCMSを使っていて<head>を直接編集できない、または編集したくない場合、公式は「CMSの検索エンジン設定画面や、同等の機能を探すこと」を案内している。HTMLを直接触らずにmetaタグを制御する経路が、多くのCMSに用意されているため、まず管理画面側の設定を確認するのが先である。

🅱 この記事が測っていないこと・分からないこと

公式ドキュメントを確認しても、いくつかの点は明確に書かれていない。第一に、max-snippetmax-image-previewを設定してから、実際に検索結果の見え方が変わるまでの具体的な日数は公表されていない。第二に、これらのルールがGoogle以外の検索エンジンにどこまで尊重されるかは、公式ドキュメント自身が「他の検索エンジンで同じように扱われるとは限らない」と留保をつけており、断定できない。第三に、indexifembeddedのような比較的新しいルールについて、対応が完了していないクローラーやツールが存在するかどうかも、この記事の範囲では確認できていない。「設定すればすぐに反映される」と一律には言えない

robots metaタグの主なルールを3グループに分けた図。表示そのものを止めるグループにはnoindexとnone、見え方の量を絞るグループにはnosnippet・max-snippet・max-image-preview・max-video-preview、その他の挙動を扱うグループにはnofollow・notranslate・noimageindex・unavailable_after・indexifembeddedが含まれる。衝突時はより制限が強いルールが優先されることを示す注記がある。
ルールは3つの目的に分かれる — 止める・絞る・その他の挙動

🅲 手順 — 自分のサイトで確認する流れ

実際の確認は、次の4段階で進める。第一に現状の棚卸しとして、主要なページ種別(トップ・カテゴリ・記事詳細・PDF等の非HTMLファイル)ごとに、実際に出力されているmetaタグとレスポンスヘッダーを書き出す。第二に意図との突き合わせとして、そのページを検索結果でどう見せたいかを言葉にしたうえで、出力されているルールと一致しているかを確認する。第三に矛盾の検出として、同じページに複数のツール・プラグインが別々のルールを出力していないかを確認する。第四に非HTMLファイルの確認として、PDFや画像にX-Robots-Tagが必要な場合、サーバー設定(.htaccessやnginxの設定ファイル)で正しく指定されているかを見る。

05 明日、自分のサイトで確認できることチェックリスト

まず何を数えるか

ここまでの内容を、実際に手を動かせる作業に翻訳した。観点は、現状把握(実際に出ているルールを書き出す)、矛盾の検出(複数のルールが衝突していないか)、非HTMLファイルの確認、影響範囲の確認、の4つに分かれる。

実務のヒント

ページごとに構造化データを別途出している場合、max-snippetの制限は構造化データ経由の表示には及ばないことがある。サイトに構造化データを用意していない、またはこれから整備するなら、当サイトの🔧 WEBサイト・構造化データ 自動作成ツールでたたき台を作れる。Search Consoleのレポート名や項目の意味に迷ったときは、🔧 Google Search Console お助けツールで用語と画面の対応を確認すると早い。

  • トップページ・カテゴリページ・記事詳細ページを1ページずつ開き、ソースコードのmetaタグを確認する
  • ブラウザの開発者ツールのNetworkタブで、PDFや画像のレスポンスヘッダーにX-Robots-Tagが付いているか3件確認する
  • サイト内で複数のプラグイン・ツールがmetaタグを出力していないか、管理画面の設定項目を洗い出す
  • noindexとmax-snippetのように、目的の異なるルールが同じページに同時に出ていないか5ページ確認する
  • 期限つきのページ(セール・イベント・募集終了)が3件あるか探し、unavailable_afterが設定されているか確認する
  • 多言語対応していないページに、notranslateを設定する必要があるか判断する
  • 画像ギャラリーページを1件選び、noimageindexが必要かどうかを検討する
  • スニペットに出したくない部分(価格・古い情報等)が本文にあるか探し、data-nosnippetの対象になるか判断する
  • Google検索でsite:演算子を使い、実際の検索結果のスニペットの長さを3ページ分確認する
  • max-image-previewを設定している場合、AMPページや構造化データを使っているページには効果が及ばないことを確認する
  • ページ内にnoindexnofollowのような、noneと同義になる組み合わせが重複して書かれていないか確認する
  • サーバー設定ファイル(.htaccessやnginx設定)でX-Robots-Tagを指定している箇所を全て洗い出す
  • robots.txtでブロックしているパスに、robots metaタグを設定しても効かないページが含まれていないか照合する
  • 今日確認した内容を1ヶ月後に同じ手順で再確認する予定を、カレンダーに入れる

14項目の内訳と、かかる時間の目安

14項目は4つの観点に対応している。それぞれの観点にどの項目が入り、目安としてどれくらいの時間がかかるかを、以下の表にまとめた。

観点該当する項目目安時間
現状把握1〜3番目(3項目)15分
矛盾の検出4〜8, 11番目(6項目)15〜20分
非HTMLファイルの確認12〜13番目(2項目)10分
影響範囲・見え方の確認9〜10番目(2項目)10分
運用の継続14番目(1項目)2分

すべてに目を通す時間の目安は1サイトあたり50〜60分程度である。ページ種別ごとに数が多いサイトでは、まずページ種別ごとに代表1〜2ページを確認するところから始めるとよい。

06 代替・他の選択肢(表で)

4つの主要ルールの、できることとできないこと

ここまで見たルールのうち、実務でよく使われる4つについて、できることとできないこと・限界を整理した表である。

ルールできることできないこと・限界
noindexページを検索結果に表示させないrobots.txtでブロックされていると効果が出ない。ページ自体は残る
nosnippet説明文・動画プレビューの表示を止め、AI Overviews等への入力利用も防ぐ静的な画像サムネイルは残ることがある。ページ自体の表示は止めない
max-snippet:[数]説明文の最大文字数を細かく指定できる公開者が構造化データ等で個別に許可した用途には適用されない
unavailable_after指定日時後に自動で非表示にできる。手動削除の手間を省けるページの削除ではない。有効な日時形式を指定しないと無視される

AI OverviewsAI Modeへの言及は、2つのルールにしかない

公式ドキュメントを1ルールずつ確認すると、AI OverviewsAI Modeへの言及があるのは nosnippet と max-snippet の2つだけであることが分かる。nosnippetの説明には「このルールを指定すると、AI OverviewsAI Modeへの直接的な入力としての利用も防ぐ」と明記されており、max-snippetの説明にも「AI Overviews・AI Modeが利用できるコンテンツの量も制限する」とある。一方、max-image-previewとmax-video-previewの説明には、AI OverviewsAI Modeという語が1度も出てこない。Web検索・Google画像・Discover・Assistantへの適用は明記されているが、それ以上は書かれていない。

この違いを「画像・動画プレビューにはAI機能への制限が及ばない」と断定することはできない。公式ドキュメントに書かれていないことは、「そうではない」ことの証明にはならない。言えるのは、2026年時点の公式ドキュメントが明言している範囲は、テキストのスニペットに関する2つのルールに限られている、というところまでである。

AI OverviewsとAI Modeへの言及の有無を4つのルールで比較する図。nosnippetとmax-snippetにはAI Overviews・AI Modeへの入力としての利用を防ぐ・制限するという明記がある。max-image-previewとmax-video-previewにはWeb検索・画像・Discover・Assistantへの適用のみ記載されており、AI Overviews・AI Modeへの言及はない。書いていないことは効かないことの証明ではない、という注記がある。
AI OverviewsAI Modeへの言及、公式にはこう書かれている

構造化データには、robots metaタグの制限が及ばないことがある

公式ドキュメントには、robots metaタグと構造化データの関係を扱った節もある。robots metaタグ・X-Robots-Tagのルールは、ページから自動的に抽出される情報の量を制御するものだが、Schema.org構造化データを使って特定の情報を検索結果向けに提供している場合、robots metaタグの制限はdescription系の値を除いて及ばないと説明されている。たとえばレシピの構造化データはレシピカルーセルへの掲載対象になり、たとえテキストプレビューがmax-snippetで制限されていても、その制限を受けない。構造化データ経由で提供している情報の範囲を絞りたい場合は、robots metaタグではなく構造化データ自体の記述内容を調整する必要がある。

旧ルールのnoarchive・nocacheは、今は使われていない

公式ドキュメントには「過去に使われていたが、現在Google検索では使われていないルール」の一覧もある。noarchive は、かつてキャッシュされたページへのリンク表示を制御するルールだったが、その「キャッシュされたページ」機能自体がGoogle検索から無くなったため、現在は効果を持たない。同様に nocache と nositelinkssearchbox も、対応する機能が無くなったことで使われなくなっている。過去の実装や外部記事を参考にする際、今は効かないルールがそのまま紹介されていることがあるため、公式の最新ドキュメントで現役かどうかを確認したほうがよい。

07 自社サイトで確認したこと — UAだけで数えると、なりすましも同じ集計に混ざる

Googlebotを名乗るアクセスを14日分、UA一致だけで数えてみた

当サイトのサーバーログから、直近14日分(2026年8月25日〜9月8日)のうち、User-Agentに「Googlebot」を含むリクエストを数えたところ、383件あった。ステータスコードの内訳は200が377件、404が4件、403が2件である。UAの内訳ではスマートフォン向けUAが274件、デスクトップ向けが106件、Googlebot-Imageが3件だった。これは公式のクロールの統計情報レポートではなく、当サイトのサーバーログをUser-Agent文字列だけで数えた簡易な集計である点をあらかじめ断っておく。

この403の2件を送信元IPで確認したところ、Googleが公開しているクローラーのIPアドレス範囲(66.249.x.x等)に含まれない、別のIPアドレスから同一のリクエストが来ていたことが分かった。一方、404を返した4件はすべて66.249.x.x帯のIPアドレスからで、こちらは実在しないツールのURLへのリクエストだった。User-Agent文字列は誰でも自由に名乗れるため、UAの一致だけを根拠に「Googlebotからのアクセス」と判断すると、なりすましたアクセスまで同じ集計に混ざり込む。

注意

実在するGooglebotかどうかを確かめるには、アクセス元IPアドレスの逆引き(リバースDNS)と、その結果の正引き(フォワードDNS)を突き合わせる方法が公式ヘルプ「Verify Googlebot and other Google crawlers」で案内されている。User-Agent文字列の一致だけで判断すると、なりすましを本物として数えてしまう可能性がある。

404だった4件は、現在どこにもリンクされていない

404を返した4件のリクエスト先を確認したところ、いずれも現在の当サイトのページやsitemap.xmlのどこからもリンクされていない、実在しないツールのURLだった。参照元(Referer)ヘッダーは4件とも空で、Googleが何らかの過去の経路でこのURLを知り、直接アクセスしてきた形になっている。公式ヘルプは「404エラーのすべてを修正する必要はなく、ページが本当に無くなっている場合は404を返すことが正しい」とも案内しており、現在アクセス経路が無いURLへの404は、必ずしも対応が必要な問題ではない

08 このテーマの、これまで

「出力は在った」の回が教えてくれること

metaタグやX-Robots-Tagは、正しく設定したつもりでも、実際の出力を確認するまでは意図どおりに反映されているか分からない。当サイトでは、datePublished・og:type・用語ハイライト・sitemapという4つの項目について、値自体は出力されているのに、その値の中身が想定と違っていたことに気づいた回がある(archives/128)。robots metaタグも同じ構造の問題を抱えうる。ルールを書いたことと、そのルールが意図どおりの内容で出力されていることは、別の確認が必要である。

「読まなくていい」と書いた棚と、nosnippetの関係

AIクローラー向けの情報整理ファイルであるllms.txtに、当サイトが「読まなくていい」という位置づけの棚を作っていたことに気づいた回がある(archives/127)。本記事06章で確認したとおり、nosnippetとmax-snippetはAI OverviewsAI Modeへの入力としての利用を制限する効果を明記している。「読ませたくない」という意図を実現する手段は、llms.txtのような案内ファイルだけでなく、robots metaタグの側にも用意されていることになる。目的に応じてどちらの手段を使うべきかは、本記事06章の比較表と、archives/127で扱った内容を突き合わせて判断する必要がある。

noindexの一括解除を6日間で進めた際の記録もあり(archives/105)、そこで扱った「宣言した対応を、実際に反映するまでの期限」という考え方は、本記事のunavailable_afterの運用にもそのまま当てはまる。設定して終わりにせず、noindex・nofollow・robots.txtは、それぞれ何を止めているのかで整理した3つの設定との組み合わせも含めて、定期的に出力を確認する運用が必要になる。

robots metaタグ・X-Robots-Tagには、noindex以外に11個のルールがある。衝突時の優先順位や、AI Overviews・AI Modeへの言及の有無を、公式ドキュメントと自社サイトの計測結果から整理し、明日から確認できる手順にした。
2025/05/31
THU
00:00:00

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