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コピーコンテンツがオリジナルより上位に表示されるのは、なぜ? どんな対策ができる?

コピーコンテンツがオリジナルより上位に?その理由と、今日からできる対策。

いやぁ…ありますよね。せっかく頑張って書いたのに、似たような記事が後から出てきて、しかも検索で自分より上に出てる。
「なんでやねん!」って声に出したくなるやつです。
でも、これは単なる“気のせい”じゃなく、ちゃんと理由があるんですよ。

この現象を考えるときの最重要3ポイント

  • 正規化(canonicalization)はGoogleが最終決定:
    重複・類似ページがあると、Googleはあらゆるシグナルを見て「代表ページ」を自動で決めます。正規タグはあくまで“ヒント”でしかないんです。
  • コンテンツ力だけじゃない、サイト全体の文脈と権威:
    テーマの合致度、内部リンクの張り巡らせ方、被リンクや専門性など…サイト全体の“筋力”がモノを言います。
  • インデックス登録の初動:
    先にクローラに見つけられ、先にリンクが集まった方が有利。公開時のスピード感が勝敗を分けることも。

理解しておきたい基礎知識(3つ)

  • 重複コンテンツとは何か:
    ほぼ同じ内容のページが複数ある状態。ペナルティではなく、評価が分散してしまう調整が入ります。
  • 正規URLを選ぶシグナル:
    canonicalタグ、内部リンク、サイトマップ、HTTPS化、ページ品質、被リンク…全部ひっくるめて判断。
  • シンジケーションの扱い:
    配信先ではnoindexを推奨。昔あった「配信先にcanonical向けてもらう」は、もう推奨されません。

実装面で押さえるべき3つ

  • 正規化の優先順位:
    301リダイレクト > 内部リンク統一 > 自己参照canonical > サイトマップ整合。
  • Search Consoleの活用:
    URL検査で正規URLやインデックス状況を確認して、必要なら登録リクエスト。
  • Indexing APIの現実:
    一般ページには非対応。正攻法(サイトマップ+内部リンク)で攻めましょう。

戦略的アプローチ(3つ)

  • 情報設計&権威性アップ:
    内部リンク網やカテゴリ設計を整理し、独自データや一次情報を積み上げる。
  • 技術的正規化:
    自己参照canonical、URL統一(www/非www・HTTP/HTTPS・末尾スラッシュ)を徹底。
  • 転載ルールの明確化:
    抜粋+出典リンクが基本。全文転載はnoindex必須、契約やガイドラインに明記。

今日からできる3つのこと

  • 自己参照canonicalの全ページ適用:
    URL統一も一緒にサーバ設定で。
  • 重要ページは初動勝負:
    URL検査→インデックス登録リクエスト+内部リンク追加。
  • 転載記事のnoindex確認:
    無断転載はまず出典依頼、それでもダメなら著作権申立てへ。

【参照情報】

  1. Web担当者Forum: コピーコンテンツがオリジナルより上位に表示されるのは、なぜ?
    https://webtan.impress.co.jp/e/2025/06/19/49529
    概要:専門性・権威性とサイト文脈が強い側に軍配。
    現場目線での解説が秀逸。
  2. Google 検索セントラル: 正規化(canonicalization)とは
    https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/canonicalization?hl=ja
    概要:正規URLは多数シグナルで判断。
    公式情報なので信頼度◎。
  3. Google 検索セントラル: 重複URLの統合
    https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/consolidate-duplicate-urls?hl=ja
    概要:重複ページ統合の具体策。
    複数施策の併用が必須。
  4. 海外SEO情報ブログ: シンジケーションにcanonicalは非推奨
    https://www.suzukikenichi.com/blog/google-no-longer-recommends-rel-canonical-for-syndicated-content/
    概要:配信先はnoindex推奨。
    方針変更の理解に必須。
  5. Ahrefs 日本語: 重複コンテンツの原因と修正方法
    https://ahrefs.jp/blog/technical-seo/duplicate-content/
    概要:典型原因と修正法を網羅。
    チェックリスト的に使える。
  6. SEO HACKS: 重複コンテンツとは?
    https://www.seohacks.net/blog/1060/
    概要:基礎と注意点を整理。
    説明資料にも最適。
  7. PLAN-B: 5分でわかるcanonicalタグ
    https://www.plan-b.co.jp/blog/seo/4878/
    概要:役割と設定注意。
    導入時の確認票向け。
  8. Search Console ヘルプ: URL検査ツール
    https://support.google.com/webmasters/answer/9012289?hl=ja
    概要:検査&再クロール依頼の手順。
    初動テコ入れに直結。

―― というわけで、「なんでウチよりあっちが上に?」ってときは、感情的にならずに、まずは原因を知ることから。
そして今日できる小さな改善から、積み上げていきましょう。

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この記事でこんな事が
学べそうですね

SEO|マーケティング|AI

ポイント要約

コピーコンテンツがオリジナルより上位に表示される理由と、SEOの価値を費用対効果で語る方法について解説しています。

このトピックで身につけるべきスキル

学習の要点

  • 1
    IMPACTフレームワークを用いたSEO戦略を実践する
    見てみる
    Google Analyticsを使ってSEOの効果を測定する方法
  • 2
    競合分析を行い、コピーコンテンツの影響を評価する
    見てみる
    Ahrefsを使用して競合のSEO戦略を分析する
  • 3
    SEOの効果を測定するための指標を設定する
    見てみる
    コンテンツ作成に役立つテンプレート集

重要キーワード・学習リソース

E-A-T

GoogleのE-A-Tガイドラインを学ぶ

E-A-Tの理解詳しく学ぶ
コンテンツ戦略

Googleアルゴリズムの歴史とその影響を学ぶ

検索エンジンアルゴリズムの進化詳しく学ぶ
検索エンジンアルゴリズム

コンテンツマーケティングの理論と実践を学ぶ

コンテンツ戦略の理論詳しく学ぶ

本記事の参照元

コピーコンテンツがオリジナルより上位に表示されるのは、なぜ? どんな対策ができる?

出典: Web担当者Forum

元記事を読む外部サイト
2025/05/31
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株式会社ツクルン

株式会社ツクルン

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池田南美夫
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