インデックスの形態でGooglebotのタイプとクロールに変化が生じるのか
インデックスの形態でGooglebotのタイプとクロールに変化が生じるのか
記事の要点 — インデックスの形態によってGooglebotのタイプとクロール記録に変化が生じるのか
この記事は、個人ブログ「Yahoo!やGoogleでのSEO」の筆者が、自身のサイトのSearch Consoleデータを継続的に観測する中で気づいた「インデックスの形態(SEO型か構造型か)によって、Googlebotの動作やクロール方式の記録のされ方が異なるのではないか」という仮説を扱った記事です。2026年7月中旬のSearch Console更新では、HTTPS領域で「クロール済み・インデックス未登録」に分類されるURLの数に変動があり、消失したURLと新たに追加されたURLの両方が確認されています。また、同ドメイン内でもcom・us・netといった旧ドメインのリダイレクト状態の数値にも変化が見られました。
記事はさらに、パソコン用Googlebotによるクロールのみが「クロールの統計情報」レポートに記録される一方で、同日に実施されたはずのスマートフォン用Googlebotのクロールが記録に現れていない点を指摘しています。筆者はこの現象について、「構造的インデックスによるオンラインクロール」のみが統計に記録され、「SEO型インデックスによるオフラインクロール」は記録されない可能性がある、という仮説を提示しています。
チェックしておきたいこと
- 自社サイトのSearch Console「ページ」レポートで「クロール済み・インデックス未登録」の推移を定期的に確認する
- 「クロールの統計情報」に記録されるクロール種別(PC用・スマートフォン用)に偏りがないか確認する
- 旧ドメインからのリダイレクトを運用している場合、リダイレクト状態の数値変化も継続的に観察する
なぜ重要か — Googlebotの挙動は「公式に説明されていない部分」が多い
Googleは「クロールの統計情報」レポートや「インデックス登録」レポートの仕様について、公式ヘルプで大枠は説明していますが、PC用・スマートフォン用Googlebotのクロールがどのように記録・集計されているかの詳細、あるいは「SEO型インデックス」と「構造型インデックス」という区分そのものについては、公式のドキュメントで明確に定義されているわけではありません。この記事のような個人ブログの継続観測は、公式ドキュメントだけでは埋まらない実務上の疑問を、実データの積み重ねで検証しようとする試みだといえます。
WEBディレクターにとっては、こうした「仮説段階の観察」をそのまま鵜呑みにするのではなく、あくまで一つの観測事例として受け止めた上で、自社サイトでも同様の現象が起きていないかを自分のSearch Consoleデータで確認する姿勢が重要です。
実務への影響 — 自社のクロール・インデックス状況を定点観測する
「クロール済み・インデックス未登録」のURL数が変動すること自体は珍しくありませんが、変動の理由が分からないまま放置すると、本来インデックスされるべきページが未登録のまま埋もれてしまうリスクがあります。特にリダイレクトを多用しているサイトでは、リダイレクト状態の数値変化がインデックスの巻き取られ方に影響している可能性があるため、Search Consoleの「ページ」レポートと「リンク」レポートを併せて定期的に確認することが望ましいといえます。
また、PC用・スマートフォン用のクロール記録に偏りが見られる場合は、モバイルファーストインデックスの観点からもスマートフォン用ページの取得状況を個別に確認しておくと安心です。
チェックしておきたいこと
- 「クロール済み・インデックス未登録」ページが増加傾向にないか、月次で記録を残す
- リダイレクトの設定に変更がある場合は、変更前後でSearch Consoleの数値を比較する
- クロールの統計情報でPC用・スマートフォン用Googlebotの取得状況に偏りがないか確認する
関連トピック・比較
このテーマは、Googlebotのクロール挙動やリダイレクトとインデックスの関係を継続的に扱ってきた記事群と関連しています。あわせて読むことで、単発の観測ではなく時系列での変化を追いやすくなります。
参考リンク・一次情報
本記事および関連する公式リソースは以下の通りです(2026年7月22日時点で到達確認済み)。
- 2026年7月15日、Search Consoleでのインデックス登録が更新され、URLの変動が記録された。
- HTTPSの「クロール済みインデックス未登録」から13のURLが消え、41の新しいURLが加わった。
- SEOのインデックスと構造的インデックスの移行が、Googleのアルゴリズムに影響を与えている可能性がある。
- スマートフォン用Googlebotのクロールは記録されず、オフライン処理が関与していると推測される。
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