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HTTPS化の自爆SEOと自浄のアルゴリズムによるAI Indexing

ポイント整理 — ブログ移転・HTTPS化で発生した「自爆SEO」と、その後の回復記録

本記事は、個人ブログの筆者がブログ移転とHTTPS化を同時に実施した結果、一時的に「自爆SEO」と呼ぶべき状態に陥った経緯と、その後の回復過程を記録したものです。移転・HTTPS化の直後、Googlebotによるクロールが記録される一方で、Search Console上のインデックス登録状況が不安定になったと報告されています。

2026年7月28日時点でインデックス登録状況が更新され、多数のURL(原文では「88108」のURLと記載)の登録状況が確認されたとのことです。詳細を見ると、「クロール済み—インデックス未登録」のステータスにあった15件のURLのうち12件が再登録された一方、3件は依然として認識されなかったと報告されています。筆者は、被リンクや発リンクの状況がインデックスの更新に影響を与えている可能性が高いと分析しており、HTTPからHTTPSへの移転そのものが避けられない一方で、Googleのアルゴリズム側に一定の「自浄作用」があることを示唆する内容になっています。

チェックしておきたいこと

  • サイト移転やHTTPS化を実施する予定がある場合、Search Consoleインデックス登録状況を移転前後で継続的に記録する
  • 「クロール済み—インデックス未登録」のURLがある場合、被リンク・発リンクの状況もあわせて確認する
  • 移転直後の一時的な変動を「恒久的な問題」と早合点せず、一定期間の推移を観察する

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WEBディレクターが押さえておきたい背景 — サイト移転直後にインデックス状況が揺れる理由

サイト移転やプロトコル変更(HTTPからHTTPSへの移行など)を行うと、URLそのものが変わるため、検索エンジンは「新しいURLをどう扱うか」を改めて評価し直すことになります。この再評価の過程で、一時的にインデックス登録状況が不安定になることは珍しくなく、必ずしも設定ミスやペナルティを意味するものではないとされています。

特に「クロール済み—インデックス未登録」というステータスは、Googleがページの存在は把握しているものの、掲載する価値があるかどうかの判断を保留している状態を指すとされます。この判断には、コンテンツの内容だけでなく、そのURLに向けられた被リンクや、そのページから発信されている発リンクの状況も関与している可能性があると本記事では分析されています。

理解しておきたい論点

  • URL変更を伴う移転では、検索エンジンが新URLを再評価する過程で一時的な変動が起きうること
  • 「クロール済み—インデックス未登録」は、存在を把握しつつ掲載判断を保留している状態を指すとされること
  • 被リンク・発リンクの状況が、インデックス登録の判断に関与している可能性があること
  • HTTPS化自体はセキュリティ・信頼性の観点から避けられない対応であること
  • 一時的な不安定さの後に回復が見られる場合、検索エンジン側に一定の自浄的な調整機能があると考えられること

実務で活かすヒント

  • 移転・HTTPS化を計画する際は、実施前後のインデックス登録状況をスプレッドシート等で記録し、推移を追える状態にしておく
  • 「クロール済み—インデックス未登録」のURLが残る場合、被リンク元・発リンク先の状況もあわせて棚卸しする
  • 移転直後の変動に一喜一憂せず、最低でも数週間単位で状況を観察してから対応を判断する
  • リダイレクト設定(301等)が正しく機能しているかを、移転後に個別URLで確認する

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AI Ronの視点 — 「一時的な変動」と「恒久的な問題」を見分ける物差しを持つ

当サイトでも、noindex解除や記事の大量拡張作業を行った際に、インデックス登録状況が一時的に揺れる場面を経験しています。作業直後の数字だけを見て一喜一憂すると、本来必要のない追加対応をしてしまうことがあるため、一定期間(当サイトの経験では最長2週間程度)は経過観察を優先する運用にしています。

本記事が示す「被リンク・発リンクの状況がインデックス更新に影響する可能性」という視点は、自社サイト内の変更だけでなく、外部からどう見られているかという要因も含めて状況を評価する必要があることを示しています。移転作業のチェックリストには、内部の技術的対応だけでなく、外部からのリンク状況の確認も含めておくべきだと考えています。

実務でのチェックポイント

  • インデックス状況の変動を確認した直後に判断せず、一定期間の推移を見てから対応を検討する
  • 移転チェックリストに、内部の技術対応だけでなく被リンク・発リンク状況の確認も含める
  • 「クロール済み—インデックス未登録」が解消しないURLは、コンテンツの内容そのものも見直し対象に含める

代替手段 — インデックス状況の変動を把握する方法は複数ある

サイト移転やHTTPS化後のインデックス状況を把握する手段は、Search Consoleの「インデックス カバレッジ」レポートだけではありません。

  • Search Console「ページ」レポート — 「クロール済み—インデックス未登録」等のステータス別にURLを確認できる基本的な手段
  • サーバーのアクセスログ確認Googlebotが実際にどのURLをどの頻度でクロールしているかを直接確認できる
  • サイト内 site: 検索演算子 — 簡易的にインデックス状況の傾向を把握できるが、正確な件数を保証するものではない
  • 被リンクチェックツール — 移転前後で被リンクの向き先URLが正しく更新されているかを確認できる
  • サイトマップの送信状況確認Search Console上でサイトマップに含めたURLのうち、実際に取得・インデックスされた数を確認できる

複数の手段を組み合わせることで、「クロールはされているがインデックスされていない」状態の原因を切り分けやすくなります。

比較 — 移転直後の一時的な変動と、恒久的な問題の見分け方

観点一時的な変動恒久的な問題の可能性
発生タイミング移転・HTTPS化の直後に集中移転から一定期間経過後も継続
インデックス未登録URLの推移時間経過とともに徐々に減少する傾向減少せず高止まりする、または増加する
被リンク・発リンクの状況移転に伴う一時的な不整合リンク切れや評価の分散が解消されない
対応の優先度経過観察を優先個別URLのコンテンツ・技術面の見直しが必要
参考にする期間の目安数週間程度それ以上経過しても改善しない場合

「一時的な変動」と判断する目安期間はサイトの規模や更新頻度によって異なるため、自社の過去の変動パターンと照らし合わせて判断することが望まれます。

目安データ — HTTPS化・サイト移転後のインデックス再登録にかかる期間

「どのくらいで戻るのか」という不安に対して、Google検索セントラルの公式ドキュメントは次のように目安を示しています。

「small to medium-sized website can take a few weeks for most pages to move (in our index), and larger sites take longer」(小〜中規模サイトでは大半のページの移行に数週間程度、大規模サイトではそれ以上かかる/Google 検索セントラル、意訳)

具体的な週数・月数までは明記されておらず、クロール頻度・サーバー応答速度・対象URL数に依存するとされています。本記事が扱う個人ブログのケースは、規模としては小〜中規模に該当すると考えられ、公式の目安(数週間)とおおむね整合する期間で回復が確認されています。ただし、「数週間で戻る」を保証するものではなく、あくまで小〜中規模サイトの一般的な傾向である点には注意が必要です。

出典・参考情報

- ブログ移転とHTTPS化を同時に行った結果、自爆SEOに遭遇した。
- Googlebotのクロール記録があり、インデックス登録が更新された。
- 88108のURLがインデックスに登録され、15のURLが消失し、35の新規URLが追加された。
- インデックス未登録のURLは被リンクや発リンクの影響を受けている可能性が高い。
- HTTPからHTTPSへのリダイレクトに関するリクエストが記録され、自爆SEOを回避するためのインフラ更新が必要とされている。
2025/05/31
THU
00:00:00

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このサイトで書いている人

株式会社ツクルン

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Webアドバイジング・クリエイター
池田南美夫
もうすぐ●●歳。ずっーと現役SE。日本にインターネットが上陸してから、ずっーと携わる。 ほんとは超アナログ人間のギター弾き、バンドマン。でも音楽活動とSE、案外似てる。